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幸せになりたいなら読書をしよう

私たちの心・メンタルは、日々の生活のあらゆる要素から多大な影響を受けています。
仕事、人間関係、自己認識、さらには世界との関わり方まで、心の健康は私たちの生活の質を大きく左右します。

今回の記事では、メンタルヘルスを向上させるために読むと良い4冊を紹介。

2冊の実用書と2冊の小説。
一つのことを身につけるためには、バラエティに富んだ関連書を数冊読んでみるのがお勧めです。

幸せってどこから来るの?

幸せになるための科学的なアプローチを紹介するこの本は、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンといった幸せに関連する物質の重要性を解説します。

日常生活で実践できるシンプルな心理テクニックを通じて、読者に幸せを感じるための具体的な方法を提供します。

科学的だからといって難しく書かれた本ではありません。
カバがキャラクタの著者とゆかりさんという架空の女性が、お酒を飲みながら軽妙な会話を繰り広げるという流れで、とても分かりやすく書かれています。

私もこの本に書かれていることを実践してみています。

セロトニン的なところでは、

・リラックスするための瞑想
・定期的なリズム運動(私はランニングをしていますがウォーキングや自転車でも可)
・『未来』に不安にならないために、やることを書き出す

といったことをしています。
また、オキシトシン的なところでは、

・愛犬に話しかける(笑)
・いろいろなコミニュティに入って価値観の合う人と交流する

さらに、ドーパミン的なところでは、

・衝動買いはせず自己投資にお金を使う
・ワクワクを楽しむようする(最近だとChatGPTを使いこなそうと自分なりの工夫をしたり、カメラ修行したり)

といったことを実行しています。
書き出してみたら、結構やれてるな、と自己満足。

お陰でどんより不幸を感じたことは最近ない気がします。

ダメな自分を受け入れる

自己肯定感を高め、自分自身を受け入れるための実践的なアドバイスを提供してくれます。

有川さんが仰るには

・自分を「変える」のではなく
・「自分に戻る」ことが大切

読者が自己受容の旅を始めるための魔法のような手引きです。

人間、生きていれば誰だって辛いことがある。
正直、落ち込むことなんて日課のようなものになってます。

仕事をしていれば、毎日のようにダメ出しされたり、注意されたりの繰り返し。
自分ダメだな、と思うわけです。

でも、この本を読んで、ふと冷静に思い返してみると・・・・・・
評価は悪くなかった、というかむしろいい方だったりすることもあったり。

その場の感情で一喜一憂するのではなく、長い目で見ることで少し気が楽になった気がしました。

誰もが悩みを抱えている

いじめや家族の問題など、様々な理由で学校に通えなくなった中学生たちが不思議な世界で出会い、共に成長する物語。

2018年の本屋大賞受賞作。
私が改めて語る必要もないくらいの傑作です。

ハードカバーで550ページに及ぶ大作。

いじめや姉の死、様々な理由で学校に通えなくなった7人の中学生。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、手を伸ばす。
鏡の向こうには普段生活しているのとは違う場所が存在していた。

上で挙げた2冊を読んでからこの小説を読むと、すごく納得できるのではないかと思います。

思いを口に出してみること、行動してみること、仲間を信じること

読んでいる間は苦しいかもしれない。
しかし、読み終わった後は、希望に満ちた世界が待っています。

目に見えない絆

神経内科医が突発性嗜眠症候群(イレス)の患者たちを治療する過程で、霊能力者の祖母から受け継いだ力(マブイグミ)を使い、患者の『意識の世界』を冒険する。

相手を信じること。
自分を信じること。
未来を信じること。

どんな時も決して一人ではない。
信じていることが現実。

タイトルに込められた意味を改めて思うと、この物語の深層に感動することでしょう。

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