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欲しい本を買えない時の対処法

マリー・アントワネットの「パンがないならケーキを食べればいいじゃない!」は有名なエピソードですよね。どうも真実ではないらしいという話を前から耳にしていたのですが、noteで興味深い記事を見つけました。ありがたいです。ご紹介させていただきます。興味のある方はぜひ↓をご一読くださいませ。

なぜこの話題を出したかというと私が貧しいからです。
労働時間を減らし、そのぶん好きなことに打ち込める生き方を選びました。何の問題もありません。でも欲しい本が高額だと「うっ」となる状況も訪れます。変化球待ちでインサイドへ直球を投げ込まれた打者のように。そういうときはどうするか。

ひとつめの対処法は「図書館を活用する」。無料で読むなんて著者の人に申し訳ない、と悩む必要はありません。行政サービスの形で納めた税金が還元されているのですから、感謝して堂々と使えばいいのです。働いていない人もコンビニやスーパーで買い物をすればそこで消費税を払っているわけですし(この考え方は森博嗣から学びました)。

ふたつめは「古本屋で探す」。ブックオフのような新刊古書店も含みます。私の欲しい本は大概置いていないか、あったとしても新刊以上に高額なのですが。

オススメは最後の対処法です。それは「家にある本を再読する」というもの。当たり前じゃないか、と言われそうですね。でも埃を被った大昔の雑誌や読みかけて放り出した分厚いハードカバー、内容を全く覚えていない小説など、探せば意外な掘り出し物が見つかるものです。チラシや古新聞なども広い意味では本ですし。

多くの本は再読するたびに以前とは違った新しい発見をくれます。私が先日レビューを書いたオノ・ヨーコ「グレープフルーツ・ジュース」がまさにそうでした。だから私は偉大なる人生の先輩に敬意を表し、無礼を承知であえてこう言います。

「本を買えないなら家にある本を読めばいいじゃない!」


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