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「業界屈指の大物」に申し訳ないと感じた思い出

AJスタイルズ。

彼に申し訳ないと感じたエピソードがふたつあります。

ひとつ目は2014年4月。

新日本プロレスの両国大会です。IWGPヘビー級王者だったオカダ・カズチカ選手をフードを被った何者かが襲撃し、5月の福岡大会での挑戦をアピール。正体はフリーランスとして活動していたAJスタイルズ選手でした。

AJといえば業界屈指の大物。2008年にも新日本へ参戦しています。いわば待望のカムバック。しかし会場の反応は薄く「誰ですか~」という声が飛ぶ始末。

たしかに風貌はだいぶ変わっていました。でも代名詞であるスタイルズ・クラッシュを見舞っていたのです。にもかかわらず気づかれない。

客層の入れ替わりを実感しました。悪いことではありません。新規ファンを取り込んでいかないと専らマニアへ向けた閉鎖的な空間になってしまうし、集客も伸びない。ただ明らかに彼を知らぬ人が大半。申し訳ない気持ちになったのを覚えています。

もうひとつは2015年10月。

やはり新日本の両国大会です。メインでオカダ vs AJが組まれていました。

かなり早い時間に両国駅へ到着。暇つぶしに↓を散策しました。

しばらく歩き、ベンチを発見。近づくと座っていた外国人が立ち上がり、足早に去ってしまいました。大柄ではないけど腕が太く、キャップを深くかぶり、ひげを生やしていたのが見えました。

当時の私は内藤哲也選手を応援していて、全身ロスインゴグッズ。プロレスファンの装いです。

いまでも「あれはAJだったのでは?」と時々考えます。だとしたら、試合前のリラックスタイムを邪魔してしまった。メインで敗れたのでなおさら申し訳ないと感じました。

だからというわけじゃないけど、私は彼の大ファンです。Tシャツ、ベスト、キャップ、ペンダントまで持っています。当日は残念ながら仕事ですが、丸藤選手との一戦を楽しみにしています!!

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