「2023年の流行語大賞」と「1992年の思い出」
「アレ(A.R.E)」が2023年の流行語大賞に輝きました。
故・野村克也さんが監督に就任した1999年から、ずっと阪神ファンを続けています。そんな私が書いても説得力に欠けるかもしれませんが、順当な結果だと感じました。
ちなみにノミネートされていた「Y2K」は、残念ながらトップテン入りはならず。もちろん私には何の関係もありません。noteでネタにできるから、ちょっとだけ期待していましたが。
まあでも今年はやっぱり「阪神日本一」ですよね。
いつもいいところまで行き、最後の最後に期待を裏切る。2008年、2010年、そして2021年。あるいは「亀新フィーバー」に沸いた1992年もそうだったでしょうか?
当時の私はヤクルトファンでしたが、9月に9連敗を喫した時点で半ば諦めていました。特に安定したクローザーを欠いたのが致命的。先発と抑えにフル回転した岡林投手が気の毒でした。それがまさか虎のホームである甲子園でおこなわれた最終決戦を制し、優勝を成し遂げるとは。。。
今年の阪神のペナントレース制覇は18年ぶりでした。日本一は38年ぶり。一方、92年のヤクルトのリーグ優勝は14年ぶりで、翌年の日本一は15年ぶり。どちらの日本一も球団にとっては2度目で、私にとっては現在進行形で体感する初の歓喜でした。
ここから何を感じ取るか?
ヤクルトと阪神は、強い時期よりも強くない時期の方がはるかに長いチームです。それでも優勝できるし日本一も達成できる。おまえの人生も巨人みたいにはいかない。負ける方が多くなる。でもやってやれないことはない。だから諦めるな。そんなことを教えてもらったと勝手に解釈しています。
野村さんと岡田さん。ふたりの名将から多くを学ばせていただきました。1992年と2023年。しっかり記憶に留めておきます。