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くらしヤギ
2021年5月12日 17:12
学生の頃、「土地と素直につながる建築」という主題を掲げていた。生まれは愛知の田園地帯、見渡す限りの田んぼとカエルの鳴き声、巨大な高速道路の街灯はどこかノスタルジーを感じさせる橙色だった。アルゼンチンエビの話で出てきた友人と自転車であぜ道を走り回り、車のない道路を見つけては、アスファルトの上にねころがる。まわりに何もなく、空が綺麗に見える場所を「ソラスポット」という名を付けては巡っていた