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癒しのおすそわけ~Vol.1 本日は、お日柄もよく
多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。
無理をしすぎると壊れてしまうし、だからと言って手を抜いて生きていると、あっという間に自分の居場所がなくなってしまう…
そのため、それなりに自分に負荷を掛けざるえなくなってる気がします。
どんなに恵まれた環境にいてもストレスは間違いなくありますよね。
悩みなんて一生尽きないと思うと「はぁー・・・」とため息をつきたくなります。
だからこそ気分転換が大事。
自分の好きな事に没頭する事でエネルギー充電できる。
それが私にとっては本を読むことなんです。
本の中に出てくる言葉や、その世界に没頭することで何度救われきたことか。
そのような体験を他の誰かにも味わってほしい。
そんな気持ちから今まで自分を勇気づけくれた本を紹介する。
題して
癒しのおすそわけ
早速、第1回目はこちらになります。
ストーリー
OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された!目頭が熱くなるお仕事小説。
私が読書にのめり込むきっかけになった1冊。
「言葉ってスゲー!」と読んでいて鳥肌が立った記憶が今でも鮮明に残っています。
作者の原田マハさんは芸術を題材にした作品のイメージが強いですが、個人的にはハートフルな内容こそ原田さんのワードセンスが光ると感じています。
そんな原田さんが紡ぐ言葉で、わたしが好きな内容を抜粋させてもらいました。
初めて挑戦するからには不安なことも多いだろう。
けれど、初めてだからこそ、真摯に向き合えることもある。初心忘るべからず、とはそういうことなんだ
安定した仕事で幸せになるのもいい。
けれど、人を感動させ、幸せにする仕事に就けるのはもっといい
聞くことは、話すことよりもずっとエネルギーがいる。
だけどその分、話すための勇気を得られるんだ
困難に立ち向かったとき、もうだめだ、
と思ったとき、想像してみるといい。
三時間後の君、涙が止まっている。
二十四時間後の君、涙は乾いている。
二日後の君、顔を上げている。
三日後の君、歩き出している。
弱い自分が出てきた時に、立ち向かう勇気をくれる。
どんなに立ち直れないようなしんどい事があっても、またいつか前を向いて歩ける日が必ずくる。
そんな、強いメッセージが込められた作品です。
最後に
これからも癒しを少しでもおすそわけできればと思いますので、興味がある方はお付き合いください。
終
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