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宮ミュージックの壮絶な人生

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宮ミュージックの工場退職からプロレス時代、リサイクルショップまでの分析力、即行動、目標達成までの道程と葛藤と妄想を書いていきます。
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#トレーニング

9.「これってどうやるんですか?」→「どうやったらいいと思いますか?」と返された時どうしますか?

9.「これってどうやるんですか?」→「どうやったらいいと思いますか?」と返された時どうしますか?

「手ぶらで教えを乞おうとする人間が世の中多い。」
それってぶっちゃけどうかと思う。
人に教えを乞う場合必ず、提案か手土産の一つでも持っていかなければいけないと思う。人は人の為になんか生きていないし、誰しも自分が一番、その人に物を教えて自分にも返ってくるんだから人は人に物を与えると思う。

この記事はストーリーになっております、マガジンを作ってみましたので、そちらから第1話からも是非ごらんください!

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8.「受かりたいならこれくらい出来るよね?」に対する答え

8.「受かりたいならこれくらい出来るよね?」に対する答え

入門テストがいよいよ発表された。
その当時11月、開催は3月。

まさに寝耳に水、好きな水はいろはす。
いよいよ舞台は整った。

この記事はストーリーになっております、マガジンを作ってみましたので、そちらから第1話からも是非ごらんください!

まず、自分の受ける団体は入門テストメニューが公開されていた。

・スクワット300回
・ジャンピングスクワット30回×5セット
・プッシュアップ30回×5セ

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7.「お馴染みのあいつ」

7.「お馴染みのあいつ」

「おお!来たのか!!」

「ああ、あの時の変な奴か!」
的な怪しいグレーな響きがあったかと思う。

深夜11時半頃の夜行バスに乗って翌5時頃に東京に着く。
その後、中古CD屋巡り等をして、「東京ってあったけーなー」とのほほんと過ごしていた。
この時の自分と来たら、大都会に圧倒されて、完全に風景的にも浮いた存在だった思う。
高層ビルをボーッと眺めている麦わら帽子を被った虫取少年がいたらおそらく自分だ

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6.「今この瞬間に投資すべき時」

6.「今この瞬間に投資すべき時」

「ハンバーガーを食べようとした瞬間起きた。」現実に戻ってきた。
食べ物にしても、ムフフな夢にしても、いつも思わせ振りに目を覚ましやがる。
おかげで汗だくだ(そうでもなかったかもしれない)

トレーニング→すき家→プロテインという生活サイクルは続く。
頭文字を取って「TSP」という若者言葉が生まれても不思議ではないし、なんなら岩波国語辞典に載ってもいいと思う。
「TSP」・・・目標達成の為に自分の人

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4.「道場」

4.「道場」

「東京に来た」というより「気付けば来ていた」という方が正しい。
東京には何度か、東京ドームや両国国技館に試合を見に行った事はあったが、今回は目的がまるで違う。

自分の人生の大きなステップにしなくてはいけない。

地方の田舎から高速バスで片道6時間。
目的は明確で「レスラーとは」、「その為の準備」。
これを知らない事には何も始まらない。
敵は強大であって、テストを受けて、一発限りの真っ向勝負は確か

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3.「ビッチョビチョ」

3.「ビッチョビチョ」

「ビッチョビチョだった。」毎日がビッチョビチョだった。
スクワットを1日10回ずつ増やしていくと、気づけば足下が水溜まり。
市民体育館のトレーニングルーム内で黙々とスクワットをしている絵はあまりにシュール過ぎる、且つ絵的にも変わらない。
テレビ的には一番困る。
絶対情熱大陸は来てくれない。

なので、体育館内の人目につかない一角でひたすらやっていた。
漫画ならそろそろ「私スクワットする男性大好き♥

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2.「たんぱく質幕府」

2.「たんぱく質幕府」

一にも二にも体を鍛えるしかない!
発言権があるのは努力して実績を積み上げた人間だけだ。

幸い色んなプロレスラーの自伝本を昔から読んでいた事によって、なんとなくこういうトレーニングをする物だ!というのが頭にはあった。

よく目にしてきたのが「スクワット1000回」
おそらく、よく理解出来ないと思う。
非現実過ぎて、「ここはジュラシックパークか?」と思っても不思議ではない。
マルコム博士はどこだ?

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