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8.「受かりたいならこれくらい出来るよね?」に対する答え

入門テストがいよいよ発表された。
その当時11月、開催は3月。

まさに寝耳に水、好きな水はいろはす。
いよいよ舞台は整った。

この記事はストーリーになっております、マガジンを作ってみましたので、そちらから第1話からも是非ごらんください!

まず、自分の受ける団体は入門テストメニューが公開されていた。

・スクワット300回
・ジャンピングスクワット30回×5セット
・プッシュアップ30回×5セット
・腹筋100回
・背筋100回
・ブリッジ3分
・マット運動

公開されているという事は
「受かりたいならこれくらい出来るよね?」
と試されていると取れる。


その当時の自分はスクワット300回は裕に超え、それ以外のメニューはどれも全く満たなかった。

ただ、トレーニングは地味な反復練習しかない事を身を持って知っていた。
毎日のスクワットは常に壮絶を極めた。
絵的に変わらない健気な光景は今思えば、ハットでも置いたら投げ銭でもしてもらえたんじゃないかと思う。
駅前でアコースティックギター持ったアマチュアミュージシャンにも健気さは負けてないはず。
それかスクワット応援部隊のチアリーダーを雇ったら、元気100倍◯◯◯◯マン、しかし現実は常に孤独、バイバイキンだ。

まあ待て、まずは一回落ち着け(おまえが)
メニューを確認してみよう。

スクワット300回→出来る

ジャンピングスクワット30回×5セット→スクワット300回からは絶対無理、階段降りられなくなる。

・プッシュアップ30回×5セット→腕立て伏せ3セットまでしか出来ない。

・腹筋100回→60回しか出来ない。

・背筋100回→出来る。

・ブリッジ3分→30秒しか出来ない。

・マット運動→よく分からない。

ようするに焼け野原状態だ。
冷静に考えたら人間として焦げ腐ってる。
これでは出汁も出やしない。

何か無いのか、誰か亀仙流の修行を教えてくれる老師はいないのか。
超神水は売ってないのか?300円くらいで・・・


となったら自分の頼るべきは一つ。
道場だ!

実は9月に道場
10月に試合観戦
11月にも道場
となればもはや立派なストーカー、いや、情熱の押し売りだ。



「メニューとか練習方法とか、分からないんだから聞けばいいじゃない!」
「だって自分は受かる人間なんだから!」
「それくらい教えてくれるよね!?

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