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履歴書のどこをみているか。

2023年お初のブログになります。
皆さま、どうぞ、宜しくお願い申し上げます(≧◇≦)

■     職員採用のお手伝い

2023年1月は、
クリニックに就職したい、
医療事務さんや看護師さんの履歴書を
見る機会に恵まれています。

医療業界で働く人は
多くの方が国家資格を持っています。

国家資格を持っているので、
自分が働きたいと思った医療機関が
自分と同じ職種を募集していたら、
書類をだせば、面接まで進むだろうと
考えている人がいます。

人手不足と云われている医療業界ですが、
自分の希望する医療機関に応募すれば
働けるってものでは、実はありません。

雇用する医療機関側も、
自分たちが求めている人材か、
一緒に働きたいと思える人か、
この人が入ることによって、
今いる職員との相乗効果があるか、
という点に着目する様になってきています。

その為、書類が通過する人、
しない人がでてきています。

雇用する側は、
提出された書類のどこをみて
判断しているのでしょうか。

■     履歴書のどこをみているか。

面識がない人を知る手段として、
履歴書があります。

履歴書には、
その人が歩んできて道が
ギュッと詰まっています。

今、お手伝いしているクリニックは、
“即戦力”として働いてくれる人を求めています。

医療事務さんであれば、
クリニックでの経験が何年あるのか。
レセプト対応・返戻の対応が可能か。

看護師さんであれば、
外来経験があるのか、
注射・点滴が可能か。

実務経験がある人を中心に
職員構成を整えていきたい
そんな院長の想いがあります。

ですので、未経験の人よりも
経験のある人。

経験のある人でも、
過去の職場や、
現在、在職中の職場で
ある程度の期間、
継続して働いている人。

そんな人には、お目にかかりたいと思い、
書類通過の連絡をさせて頂き、
面接にお越し頂いています。

採用する側は、
履歴書のどこをみているか。

実務経験、
在職期間をみています。

■     知りたいのは。

縁が繋がり
一緒に働いてくれる人には
出来るだけ永く勤務して貰いたい、
そんな気持ちが雇用する
医療機関側や医師にはあります。

履歴書の在職期間をみるのは、
継続して勤務する力がある人かどうか
持続する力がある人かどうか、
をみています。

例えば、
・1年ごとに勤務先を変えている人:Aさん
・3年間同じ勤務先にいる人:Bさん
両名の応募があれば、
Bさんに面接にお越し頂く様、手配します。

そして、応募者に
面接にお越し頂いた際には、
質問に対しての回答を聞きながら、
医師とうまくやっていけるか、
一緒に働く職員とうまくやっていけるか、
そこをみています。

クリニックの場合、
一緒に働く人数は、
病院と比べると圧倒的に少ないです。

一緒に働く人数が少ないからこそ、
その日の業務を協力してこなしていく
必要があります。

そして、日常業務をこなすだけではなく、
院内で一緒に働いている職員が、
気持ちよく働ける様に、
自分以外の他人に対しての気配りも大切です。

雇用する側が、面接を通して知りたいのは、
応募者自身の人柄もありますが、
一緒に働く人に対して、気遣いが出来るかどうかを
見極めたいということもあります。

目配り、気配り、心配りが出来る人と
一緒に働きたい!
そう思っています。

院内で働く人に対して、
どれだけ対応できるかを書いてきましたが、
その大前提に、患者さんに対しての気遣いが出来るのは、
医療従事者として、至極あたりまえと考えています。

■     面接はお見合いみたいなもの。

今回は雇用する側の考えや想いを
メインで書いてきました。

しかしながら、働き口を得る面接は、
お見合いみたいなものです。

雇用する側と応募する求職者は
フラットな関係です。

応募者が聞きたいことがあるなら、
面接の場で、雇用者、医師に確認して、
自分の中のモヤモヤを解消した方がよいです。

ここだけちょっと、
転職エージェントの視点から書きます。

繰り返しになってしまいますが
応募者が、面接の時点で
ちょっとした不安や、疑問を持っているのだとしたら、
そのモヤモヤを雇用する側に伝え、出来るだけ早いうちに、
解消できるなら解消しておいた方が良いですし、
解消できなくても、不安や疑問は、芽が小さいうちに、
出来るだけ取り除くか、摘み取っておいた方が良いです。

どうしてか。

働きだして、自分が意図しない事態に遭遇したとき、
その不安要素・疑問の芽が、ムクムクと顔をだしてきたりします。

顔をだしてくるだけなら良いですが、
不安が“不満”に変わってしまったとき、
職場を去るという事態になりかねます。

ですので、面接のときは
お互いフラットな関係ですので、
是非、自分の聞きたいことを
雇用する側や医師に聞いてみて下さい。

その不安や疑問を、面接で聞いたことで、
応募した職場に就職できなくても、
それはそれで良いのではないでしょうか。

視点を変えてみれば、
私の居場所、働く場所は、ここではなかったのだと、
判断すればよいのです。

応募者は面接を受ける際に、
このクリニックで本当に働きたいのか。
この医師と一緒にやっていけるのか。
院長が掲げる方針に賛同できるのか。

そんな処を考え、
このクリニックで働きたいのか、
自問自答して決断して下さい(^-^)

私どもDEPOCは、
2023年も医療業界で働く人が心地よい環境で
働けるお手伝いをして参ります。

2023年もDEPOC梅澤を宜しくお願い申し上げます。

以上


医療系人材紹介エージェント。日々、医師や看護師さんとお目にかかり、思うことや、自分がお邪魔して、こちらに人材を紹介したいな~と思う、医療機関さんが募集している人材情報を掲載していきます。あとは、自分の趣味のダイビングのことも書いて参ります。医療系で海好きの人と繋がりたいです。