Nut

1997 / Kobe / Tokyo

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最近の記事

踊ってばかりの国「解夏-GE GE-」大阪城音楽堂、関西で過ごす最後の夏

2024年7月20日(土) 昼11時に起床。最近、夜更かし気味で起床時間が後ろ倒しになっている。「この時間に起きると、朝飯なのか昼飯なのか分からない」なんて思いながら、寮の炊事場へ向かう。卵と米とニンニクを手に取り、何も考えずにガーリックチャーハンを作る。 調子が良ければ、ごま油で味を調えたり、冷凍のシーフードをぶち込んだりもするが、この日は頭が回っておらずシンプルチャーハン。実家に住んでいた頃は、中華鍋をぶん回して意気揚々と強火で調理していたが、社会人5年目ともなると弱火

    • 1997年生まれの27歳が思いを馳せる1990年代ロックンロール、oasis / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / BLANKEY JET CITY

      【oasis】 1990年代のロックを考える上で、UKが生んだスーパーロックスター『oasis』無くして語ることはできない。oasisは1991年にイギリス・マンチェスター出身の兄弟で結成された。このバンドは、メイン・ソングライターであるノエル・ギャラガー(兄)と、ボーカルのリアム・ギャラガー(弟)を中心に数々の名曲を生み出し、全世界でのトータルセールスは7,000万枚以上を記録した。 1990年代は『Britpop』が時代を席巻した。これは、ロンドンやマンチェスターを中

      • 復職から1年弱。音楽が彩る日々

        最後に更新した記事がいつ、どこで、何の記事を書いたか覚えていない程に、時が経ってしまった。振り返れば、好きな音楽の事や仕事でのストレス、メンタルがズタズタになるまで、リアルタイムで記事に残すことができた。これは、この記事を読んでくれた「あなた」のおかげ。最大限の感謝を述べたい。BIG感謝。 noteを書き始めたのが2023年6月か7月。会社の人事が見かねて、実家へ強制送還を決めてから2,3カ月が過ぎた頃だったと思う。その頃は、全てを諦め絶望、地獄の淵にいた時だ。その時の自分

        • 東京事変と兵庫県民4年目の独身男性26歳の休日を徒然なるままに

          2024年2月3日(土) 節分。鬼は外、福は内、愛するレコードも内、山下達郎のチケットも願わくば内。10時に起床。体言止め過ぎて何を強調したいのか、何一つ分からない。11時に紀伊国屋書店に向かった。スポーツ雑誌を見ては、音楽誌、旅行コーナを巡って、最後に本格的な音楽コーナーへ向かう。ディスクユニオンの新宿ロックストアの店長が買いた「レコードにまつわるエトセトラ」は相変わらず面白いなとか、大瀧詠一について記した本がいいなとか、そんな事を思いながら、結局お金が無いので何も買わず

        踊ってばかりの国「解夏-GE GE-」大阪城音楽堂、関西で過ごす最後の夏

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        • 復職から1年弱。音楽が彩る日々

        • 東京事変と兵庫県民4年目の独身男性26歳の休日を徒然なるままに

          サニーデイ・サービスと関西4年目の独身男性26歳の休日を徒然なるままに

          2024年1月20日(土) 一日中ぐずついた天気が続いた。昼食は外で食べようかと窓を眺めれば雨粒が見える。こんな日は、部屋でレコードを整理しようと試みるも、結局ベッドの上でだらだらYouTubeを見て終わる。そんなハズだった。夕方にTwitterを見ていると「これから名古屋でサニーデイ・サービスのライブに行く」と見ず知らずのアカウントのツイートが流れてきた。懐かしいバンド名だな。そういえば、曾我部恵一って今何歳なんだろうと思いgoogleで検索すると、明日に梅田のクラブクワ

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          生きてて本当に良かった。カネコアヤノの日比谷野音ライブがレコード化

          【発売決定】「カネコアヤノ 野音ワンマンショー 2023」日比谷野外大音楽堂公演ライブ音源LP盤 | カネコアヤノ OFFICIAL SITE (kanekoayano.net) カネコアヤノのライブ音源のレコードが発売される。夢みたいな話だ。嬉しくてたまらない。生きていて本当に良かった。3か月前に復職してから、地獄のような環境で働いていたが、全てが報われたような気持ちでいっぱいだ。絶望の淵にいた半年前の俺に大声で伝えたい。「生きていればいいことがある。なぜなら、カネコアヤ

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          日本シリーズ第7戦よりもアツい。GLIM SPANKYのライブは大阪を燃やした

          2023年11月5日、日曜日。大阪は燃えていた。プロ野球日本シリーズは、大阪に本拠地を構えるオリックスバファローズと阪神タイガースが激突。4勝先取で日本一が決まるシリーズで、第6戦を終えて3勝3敗で全ては第7戦で決まる。その運命の日、私は京セラドーム近くのとある場所にいた。そこは、誰が何と言おうと日本シリーズよりもアツかった。 遡ること1年前。私は名古屋にいた。2022年12月3日、名古屋市公会堂大ホールで行われたGLIM SPANKYの「Into The Time Hol

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          社会人4年目、独身男性26歳の休日を徒然なるままに

          先週は全く仕事が手に付かなかった。壊滅的にやる気が起きないのだ。金曜日に至っては、一通もメールを送信しないという快挙が起きた。上司も私が何も仕事をしていないのは気づいているだろう。それでも、私はクソみたいな数字の羅列(決算データ)を見て、何かを考えているフリをする。朝9時から17時半まで何も考えていないのに。やらなければならないタスクはあるが、尋常じゃない程にめんどくさい。後回しにしてから1カ月が過ぎようとしている。上司から催促されても全く身が入らない。平日の日が昇る時間帯は

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          デカビタと曾祖母、サンボマスターと関学大軽音「絶対生きるもんズ」、踊ってばかりの国と岡山

          ここ最近、夕飯を食べながらトークサバイバー2を見ている。この番組の主題歌はサンボマスターの「笑っておくれ」なのだが、ふとサンボマスターを耳にすると関学大のコピーバンド「絶対生きるもんズ」を思い出してしまう。なので、NetflixとのYouTubeはセットで観ることが多い。無性に、粗削りで荒々しいサンボを聴きたくてしょうがない。そう、思わせるのはこのバンドしかいない。 デカビタを飲むと、私が幼い頃に亡くなった曾祖母を思い出す。ほぼ100%の確立で。その理由は分からない。なぜか

          デカビタと曾祖母、サンボマスターと関学大軽音「絶対生きるもんズ」、踊ってばかりの国と岡山

          家主のすすめ

          最近、家主にハマっている。家主というのは、賃貸物件の大家さんのことではなく、田中ヤコブ率いるバンドのことだ。2019年12月に名盤「生活の掟」をリリースし、2022年12月には、ライブアルバム「INTO THE DOOM」を発表。このライブアルバムがとにかく素晴らしい。この1週間は、よく家主の音楽に触れていたので、僭越ながら名曲たちをご紹介したいと思う。 家主のテーマ 私と家主の出会いの曲。優しくていい。素晴らしい。 茗荷谷 メロディーが心地よい。最高。 DOOM

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          青春18きっぷ、横浜〜神戸

          神奈川から兵庫まで約600km。今回は青春18きっぷで購入した。普通列車のみの長旅を記録したい。 9:00 自宅を出発 9:30 病院を受診 10:00 神奈川の最寄り駅を出発 11:00 細野晴臣を聴きまくる 12:00 大瀧詠一を聴きまくる 13:30 静岡駅に到着。レコード屋へ向う 15:00 レコードを3軒巡る。収穫は山下達郎 16:00 山下達郎を聴きまくる 17:00 名古屋が近づきセンチメンタルになる 18:00 山下達郎を聴きまくる 19:00 電車が遅れ出

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          不滅のバンド、andymori名曲10選

          andymoriほど素晴らしいバンドはいない。疾走感のある旋律で、ボーカル小山田壮平が時に激しく、時に優しく語りかけてくれる。あいみょんやSHISHAMOのボーカル宮崎朝子、菅田将暉たちが、小山田壮平をリスペクトし、その楽曲に酔いしれている。andymoriは2014年に解散してしまったが、我々の心から小山田壮平の歌声が消えることはない。私たちを照らしてくれる不滅のバンド。それがandymoriだ。 2022年4月、広島で小山田壮平の生歌を初めて聴いた。ライブ中「広島のお好

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          伝説のバンド、きのこ帝国名曲10選

          2019年にきのこ帝国は活動休止した。このバンドが最後に発表した「タイム・ラプス」というアルバムに、「夢みる頃を過ぎても」という楽曲がある。その歌詞の中に、くすぶっている私に刺さる一節があった。 学生という蛹(さなぎ)の期間から、蝶になって社会へ羽ばたかなければならない。社会人になってバリバリ仕事をして活躍する未来を想像していても、能力という羽が開かないことがある。そうなってしまえば、羽ばたくことができず、空を見上げて立ち尽くすしかない。まさに、がむしゃらに仕事を3年間し、

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          夢のセットリスト、カネコアヤノ名曲10選

          私がカネコアヤノを好きになったのは2020年のこと。アルバム「燦々」を聴いて衝撃を受けた。このアルバムはCDショップ大賞を受賞した名盤。1曲目の「花ひらくまで」から最後の「燦々」まで、完璧な構成の一枚だ。このアルバムのリリースに伴いワンマンツアーが開催され、2020年2月23日に札幌Sound lab moleでライブが行われた。そして、私は地元の横浜から札幌へ向かった。爆音で力強く熱唱するカネコアヤノに魅了され、彼女を応援していこうと強く誓った。 カネコアヤノと出会ってか

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          andymori+カネコアヤノ÷2=Sundae May Club

          私はandymoriが好きだ。カネコアヤノも好きだ。そして、Sundae May Clubも好きだ。疾走感のあるメロディーがたまらないandymori。力強い歌声で他を圧倒するカネコアヤノ。Sundae May Clubは、その両方を兼ね合わせたバンドだ。andymoriファンにも、カネコアヤノファンにも、届いてほしい。長崎出身の浦小雪が率いる、とても最高なバンド。お気に入りの一曲がきっと見つかるハズだ。

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          半年間の休職で得たもの

          私は2月から休職をしており、会社を休み始めてから半年が経つ。この休職期間中に得たものは何もない。むしろ、失ったものの方が多い。休職したからといって、資格の勉強をする訳でもなく、転職活動をする訳でもない。休職というのは、0からプラスになるのではなく、マイナスから0になるための期間だと思う。 休職期間中には、今まで普通にできていたことができなくなる。家事ができなくなったり、起床時間が乱れたりする。さらには、好きだった趣味に興味が持てなくなる。いわば白と黒のモノクロームの世界にな

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