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「コミュ力爆高男」が「アンパンマン」と「北斗の拳」で上司を納得させる話①


メーカー経理勤務、コミュ力爆高男江場です。

今回は、僕が上司を「アンパンマン」と「北斗の拳」の力を借りて納得させる話をします!

僕の上司は、超ロジカル人間で、人の気持ちや感情より理屈を優先するタイプです。

プレイヤーとしてならそれで良いのですが、マネージャーとしてそのスタンスだと、部下は疲弊する一方。

結果的に社員が次々辞めていくような部署になってしまいました。



対する僕は、超感情人間です。

ゆえに、現在働いている部署の、人を大切にしないスタイルに不満ありまくりなのです。


そんな上司と僕の期末評価面談。

上司+上司の子分3人の計4人



僕1人

上司「じゃ、今年の成果を説明してください。」

僕「課に所属するメンバー同士が積極的にコミュニケーションを取れるよう行動し、業務効率の改善や、働きやすい職場作りに貢献しました。」

上司「??」

僕「??」

上司「ん?」

僕「なんですか?」

上司「あ、それで具体的なアウトプットは?」

僕「今のがそうです。」

上司「いや、雰囲気が良くなりました、とかじゃ僕らが評価できないから、具体的に数字で成果を表せるものにしてくれる?」

僕「そういうとこじゃないですか?」(怒)

子分たち「!?!?!」
(辞めとけ江場!!何も言うな!大人しくしとくんだ!!)

僕「だからみんな辞めてくんじゃないですか??」

子分たち「!!!」(親分の顔色伺う)

上司「それはあるよね。でも僕たちは友達ごっこしてるわけじゃなくて、仕事してるからさ。なにか具体的な成果を出さないと、お給料はもらえないよね。」(超冷静)


僕「言ってることはわかるけど、課のメンバーが働きやすい職場にすることで、人の流出を防ぐのも立派な成果だと思います。

課長が仕事の成果に全力な一方で、組織のバランスを保つ人間がいないと、そもそも仕事が成り立たないと思います。」

上司「僕も江場くんの言ってることはわかるけど、組織のマネジメントをするのはここにいる3人(子分たち)の役割であって、江場くんの役割ではないんだよ。」


子分3人、大きく頷く。

これでは拉致が明かない。

どちらが正しいかの決着ではなく、どちらもお互いの主張を受け入れて穏便に着地させるしかない。

僕「じゃあもうはっきり言いますけどね。」

子分たち(もういい!!はっきり言うな!!)

上司「どうぞ。」

僕「僕がアンパンマンで、皆さんは北斗の拳なんです。」

上司「??」
子分たち「??」

訪れる沈黙、、、、

僕「絵のタッチから、ストーリー、テーマまで全然違うんですよ。でも、北斗の拳にアンパンマンが出演してできることだってありますよね。」

子分たち(こいつふざけているのか?!)

上司「わかりやすいね。」

子分たち(!!!わかりやすいのか?!)

上司「僕も昔はジャムおじさんだったんだよ」

僕「え?」
子分たち「え?」

え??

②へ続く

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