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所属感と寂しさと。Well-Being Metaverse(ウエルビーイングメタバース)の可能性

こんばんは。和賀です。

あっという間に新年度がスタートしましたね。今日は、2021年5月からスタートするWell-Being Metaverse (ウエルビーイングメタバース)が仮想空間バーベラ上にオープンすることをお話ししたいと思います。

コンセプトは人と繋がり

24年サラリーマンだった私は退職して2年が経ちました。最初の1年は初めてのフリーランスにやや高揚感を持っていました。そして、今までと同じように毎月給料が振り込まれない、今までと同じように稼げない自分に対して不安や恐れに縛られて苦しくもありました。違和感があっても仕事があるだけマシだと思い、短期間の業務委託の仕事を受けたら、途中で今までに経験したことのない目眩に襲われ数回仕事を休みました。そしてあまりの不安からツテを使い福祉の事業所へ就職したものの、就職した翌日には「もう何年もいるような顔をしているね」と幹部の人に笑われ自分でもそう振舞っている事に驚いたりもしました。そして結局は2ヶ月で退職。上司からは「辞めるだろうと思っていました」と言われ苦笑いするしかなかったことを覚えています。

それまで私はリアル至上主義でした

24年サラリーマンだった自分が、就職して2ヶ月で退職とか、本当に驚きを通り越して笑ってしまいます。いよいよ逃げられなくなったなと感じ、自分で会社を立ち上げることを決めて会社を立ち上げたらコロナ禍に。Zoomを使ってのお試しの個別相談を100人やると決めてfacebookで募集したところ、1ヶ月に40人近くの人と話しました。その時に思ったのは、オンラインで相談を受けることが出来るという感触でした。それまで私はリアル至上主義でした。やっぱり、相談は人と人が直接会って向き合わないとね、と思い込んでいました。私は話を聞くときに、ただ耳で話を聞いていません。相談者の人が持つ身体からの情報を、私の身体で感じています。五感の全てをフル稼働して言うなれば毛穴で話を聞いています。匂いであったり、声のトーン、身体の向き、洋服の色、顔色、目が合うか合わないか、椅子に深く腰掛けているのか、緊張しているのか、などなど言語情報ではなく非言語な情報を含めて話を聞いているのです。Zoomや電話ではそれが全ては見えません。だけど、相談で必要な非言語な情報も自分なりに感じて聞く事ができると感触を持つことが出来ました。医療機関に勤めていて、来てもらうことが当たり前だった環境からどこでも繋がれる環境への変化を自分なりに体験してHUGのサービスを作ることが出来ました。むしろコロナ禍だから出来たことです。

所属していない、定期的に出向いていく場所がない自分に

さて。コロナ禍での1年が過ぎ、私は強烈な寂しさを感じるようになりました。勝手なものでサラリーマンを辞める時には、一人で気楽だしガンガン行くぞーーと思っていたのに。なぜ自分がそう感じるのかをしばらく自分を観察していました。そうすると、どこかに所属していない、ということと定期的に出向いていく場所がない、ことがとても寂しく感じるのだと気が付いたのです。

所属するということでいれば、私には会社があります。しかし社員はまだいない。なのでオフィスを持っていないし、自分の事業について話すのは顧問についてくれている人や、サポートしてくれる人などがいる。話をする相手もいるし、相談できる人もいる。なのに寂しいと感じること。人肌というか、雑談できる相手、なんてことない他愛のないことから生まれるアイデアやヒント、そんなものが強烈に不足していると感じた。しみじみ、孤独や寂しさって人をネガティブにさせるし思考を固定させてしまうなとも思うのです。

言い尽くされた言葉、実体験を持っていま感じてる。

寂しい、なんて人に言うことはちょっとかっこ悪いこと。私もそんな言葉が浮かんだ時は、自分でも「ちっさ」と感じた。それでも寂しいと感じることは事実。受け入れて、感じて、観察してみて理解する。何を感じて、何が欲しいと思っているのか自分をただ見る。そんな経験でした。

人は一人では生きていけない。そんな言い尽くされた言葉。実体験を持っていま感じています。繋がること、繋がっていると感じることも同時に大切でお金では買えないもの。人が人と繋がる時には、「繋げたい」と思って行動する。そこには人柄と信頼と目には見えないけど大切なものがあって初めて繋がる。そしてその繋がりはさらに繋がりを生む。組織から出て一人でやってみて、人と繋がりでしか私は成り立っていないとも思う。自分の中にある私にしかないリソースや経験知を使うためには、一人では何も為し得ないと痛感している。

https://www.okudahiromi.com/blog/20210405/4057

自分がありのままでいられる状態を作れること

私がWell-Being Metaverseウエルビーイングメタバースに思うことは、未来を先取りしつつも人が本当に大切にする感覚や感情を忘れないことなのだと感じている。仮想空間にコミュニティを作ることやバーチャルオフィスを持つということが大きな目的ではない。一人一人が、自分を主語にして話せる空間や場所や仲間、人の繋がりを作れること。寂しさや人肌の恋しさや、成長や成果を求められる時間ではなく、自分がありのままでいられる状態を作る。スマホで言えば、ホームポジションボタンのような感覚。忙しさのあまり、本来の自分に戻る時間もないと思う。そもそも本来の自分って何だろうとも思うのかもしれない。

あなたは自分のありのままの状態を受け入れられていますか?

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