見出し画像

不自由だから自由を目指せる。会社員も同じ。自発性・自由な発想を目指さねば

・朝起きる。目覚まし7時15分。
・グラノーラに牛乳をかけて朝食。
・満員電車に乗って会社へ。座席の前を陣取りインスタ、ゲームしながら。
・オフィスへ向かう途中でコーヒーを買う
・フリーアドレスデスクだけど、だいたいいつもの場所へ
・挨拶し、PCを開き、メールを確認し、資料を作り、会議に出る。
・12時前後に、独り/職場のひとと昼ご飯を食べる。13時頃に戻る。
(就職したかった業界の、就職したかった会社。不満無し)
・無難に過ごし、20時00分頃にオフィスを出る。
・21時00分頃に家に着く。お弁当を買ったのでそれを食べる。
・TV、youtube、インスタを見て、お風呂に入る。

外出や出張もあるけど、月-金ってこんなもの。

土、日はデート。映画を見たり、ご飯を食べたり、ブランドショップでお買い物したり。時にはディズニーランドや旅行も。ま、デートってこんなもの。

機械? 本当に自分がやりたいこと? 実は全て受け身じゃない? レールの上を歩いているだけじゃない?

そんなわけないでしょう。入りたかった会社だし、インスタや映画を見るのも、ディズニーランドも楽しい。自分のやりたいことをやっている。給料よければブランド品買うでしょ。自分らしく生きているよ。

結婚は未だだけど、いつかしたい。結婚はするもの。できるかはわからないけど。子供はイイ学校に入れないとね。親の責任。レールを敷いて強制している? そんな訳ない、そりゃイイ学校の方が良いに決まっているもの。

全て自発的・自由な発想・行動と思っているけど、結局は教育や習慣や社会通念やコマーシャルの影響、と言える。自覚はできていないけど、マインドコントロールされている。毒されている。

でも、人間社会の一員だからしょうがない。オオカミに育てられた訳ではなく、人間社会で育てられたのだから。無意識に、意図なくそうなっただけ。

なんでブランド品が欲しくなるの? なんでゲームに夢中になるの? なんでディズニーランドに行きたくなるの? なんて考えても無意味。だって、こんな生活以外の選択肢をマインドコントロールされて来なかったのだから、他の道を歩むべく毒されてこなかったのだから。だから、行動は変えられない。

ということで、このレールを踏み外さないことが大切。


で、こんな、教育や習慣、社会通念などに知らずにマインドコントロールされ、毒されてしまう人生において、周囲を気にせず、本当に好きなこと、実現したいことに出会え、それをがんばる日々はステキ、と思うのです(どこまで行っても”何か”にコントールされている、のかもしれませんが)。

ただ、それには毒を抜く訓練が必要と思うのです。で、その訓練の場として、「会社」(組織)というものが有効だと思うのです。

と言うのも、ひとは、自分が社会や習慣、過去の教育、コマーシャルなどの奴隷になっていることには気づかない。だから打破しようなんて思わない。でも、社員として会社の奴隷になっていることは身に染みてわかる。だからこそ、そんな会社で自由・自発性を得よう・発揮しようと挑戦することが、できる、と思うのです。奴隷状態に気づいているから、奴隷解放を試みられる。

それに、会社とは、レールが敷いてあって、そこを社員に走らせているかのようだけど、つまり社員は会社の歯車/奴隷のようだけど、会社という有形の存在は無い訳で、過去の色んな人の「これやろうよ!」の積み重なりで、今、になっている。つまり、誰かが、自発的に考え、行動した結果なのです。

つまり、会社には、本質的には、自発性・自由な発想が求められ、受け入れる土壌がある(あ、残念ながら完全な奴隷制の会社もあるけど)。

だから、会社のビジョンや予算などのリソース、ルールなど色んな枠・範囲があるけど、所与と思わずに、打破しよう、変えようとすれば、可能。あるいは、それらを有効活用し、わくわく前向きに取り組める自チームのゴールを決め、そこに向けどうレールを敷くかも都度考え、トライできる。不自由だからこそ、自発性を求め、且つ、発揮しなければ。

そして会社での経験がプライベート含め、人生全体への学びになっていく。マインドコントロールに気づき、それに踊らされずに、自己の自由・自発性を発揮できていく。

「ゴールもレールも自由に自発的」

そして、素敵なリーダーであれば、会社とはまさにそういう場だ、と捉え、社員が、自らの正直な好き・夢を追求することで人生を謳歌する人間性に成長するよう、誘導するものです。

マインドコントロールから完全には逃れられないけど、それを理解し、毒されずに自分の好きを自由に見つけ、自発的にそれをがんばろう、夢を追おう、とできる。そんな社会(会社)がよりイイかな、なんて思うのです。



(読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_45)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?