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人生の夢があるのは素晴らしい。でも、夢が無いのも等しく素晴らしい!

やりたいこと。真剣にやりたいこと。目指したいこと。達成したいこと。実現したいこと。夢。ビジョン。


これらが見つかるって、素晴らしいこと。
人生が充実する第一歩。


そして歩み出すと必ず壁にぶつかる。

そもそも壁にぶつからないようなレベルでは、ボクにとって、夢やビジョン、目指したいこととして定義されない。

だから、必ず壁にぶつかる。


この壁の存在が、自分は本当にそれをやりたいのか、目指したいことなのか、自分に問う良い機会になる。

そこで諦めるならそれまでのこと。
でも、もちろんそれはそれでイイこと。自分は真剣と思っていたけど、そうでもなかったと気づいたことも一歩前進。自分だって自分の気持ちを間違える。情報が不足していると魅力的に見える。色んな固定観念、先入観、バイアスで、自分の気持ちも欺される。

なので、違うと分ったなら次を探せば良い。

次が見つからない間は、外から与えられたことを一生懸命やれば良い。


そして、壁は2種類ある。

自力で乗り越えられる壁と、助けが必要な壁。

自力の時は突き進むが、助けが必要な時は、さてどうするか。
これまた、それが本当にやりたことかの試金石。1人ですべてが完結できるなんて夢は、そもそも夢にならない。

助けを求めるのはとてもとても勇気がいる。
ドラマなどで、カッコよく、賢く、知性的に描かれるような、政治的駆け引きや機転の利いた交換条件のような、そんな話ではない。現実には、交換条件なんてなくてGiveできないけど、一方通行かもしれないけど、自分の夢を助けて欲しいのだ。

だから勇気がいる。でも「助けて!」って言えるなら、それは本気だと再確認できる。


でも、勇気を振り絞って助けを求めると、その目指すこと・夢・ビジョンが、利他的ならば、必ず誰かが助けてくれる。

世に役立つ利他なことの実現に真剣なひとがいたら、共感するひとがいるもの。助けてくれるもの。それが人間社会かな。

ロジカルに儲かるか、なんて低俗な質問を超えて、共感によってチカラが結集される。だから、結果的には、実は儲かるのだ。


で、重要なことは、助けてくれるひとは自分の夢を追いかけていないひと、であるはず、ということだ。自分の夢を追いかけているひとは、それに夢中だから、他者を助けることはできない。

だから、いまは夢がないひとも、等しくとっても大切なのだ。


1.夢が見つかり、それを追いかけるひと
2.いまは夢がないから、他人の夢に乗っかって、一緒に歩み、壁を乗り越える手助けをするひと

等しく大切、必要なのだ。

自分に夢があるのはすばらしい。
でも、夢がなくてもいいのだ。その間は夢あるひとに乗っかれば。
そんな風に思うのでした。




お読み頂きありがとうございます。
(v9_28)



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