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80歳でも筋肉が付く、スポーツが上手くなる。まだまだこれからだ!

80歳だけど筋肉ついたよ。ゴルフで10ヤード、ここ2、3年で飛ぶようになったよ。そんな方に偶然出会う。日曜、千葉でゴルフ。その組み合わせで。

この発言が本当か嘘かはもちろんわかりません。でも、信じられました。ゴルフでその実力を目の当たりにしたので。

ガンの手術を2回した。

で、毎朝、運動している、とのこと。ストレッチ、ヨガ、マッサージ、筋トレ。痛みや病気に負けたくないし、元気でいたいし、家族に迷惑かけたくないし、健康を、食事を、スポーツをいつまでも楽しみたい、とのこと。

この毎朝の運動なるものが、なかなか立派というかすごいのだ。

朝起きて、まずは猫のポーズと、犬のポーズをベッドの上でする。これらのポーズがボクには一体、何かはわかりません。同じくベッドの上で、足の指を広げるグー・パー・グー・パーを20回します。

それから両腕を上に高く伸ばして背伸びをする。肩甲骨を回す。前屈をする。「すぐには床につきません。でも、つくまでやるから、つきます」とのこと。

それから頭、こめかみ、耳、目の下、そして、口のまわりを押して歯茎のマッサージ。それから首のリンパをどうのこうの。それから舌をべぇーと口から顎の方に思いっきり出す、次は上方向に舌を出して鼻を触ろうとする、そして左右に出す。

その後、顎を引いて、下を向いて、つばを10回飲み込む。誤嚥を防ぐに良いと病院で教わったから、これがなかなかできないんだよ、とのこと。

それから、家の柱に対し、立った状態で腕立てをする。その後に、スクワットをする。そして、片足立ちを左右30秒する。

最後に呼吸。鼻からすって、思いっきり口から息を吐きだす。年取ると息が吸えなくなるのだけど、それは吐けなくなるからなんだよ、とのこと。これを繰り返す。何回だったかは忘れてしまった。

毎朝、やる。「1時間ほどはかかるのよ。あ、40分ぐらいかな。ま、老人で暇だからできるけどね」、とのこと。これを続けてきたら、ゴルフで10ヤード飛ばせるようになった。筋肉がついたとの実感もある、とのこと。

「三浦雄一郎さんや90歳でトライアスロン選手の稲田さん、知っている? たぶん、同じことをしているんだよ。もっとすごいだろうけど」とのこと。

「村田兆治の2018年だかの始球式知っている? 感動したよ。70歳ぐらいだよ。120、130キロぐらい出していたよ。私の方がだいぶ年上だけど負けられないね。彼は本当いい投手だったな。プライド、努力だと思うのよ」。

「大切なことはね、痛いから安静にしよう、とか、何かあると大変だから負荷はかけないでおこう、という考えがダメなのよ。逆なんだよ、逆」とのこと。

ゴルフのスコアはボクが負けました。3回り年上ですが、負けました。ボクはガンを全くしていないけど、負けました。

話が多少変わって、仕事がら、整形の先生、理学療法士、作業療法士の先生とお話する機会があります。

ある先生は、何歳になっても筋肉はつく、身体は柔軟になる、と言います。ただ、運動しなければだめだ。自分に負荷をかけなければだめだ、と。

自分のペースで30分歩いても意味はない。まったく意味が無いとは言わないが、元気でいたいなら負荷をかける必要がある。早く歩く、階段を一段抜かしで登る、大股で歩く、膝を高くあげて歩く、階段の残り2、3段ぐらいでジャンプして着地する、とか、何か負荷をかけて欲しい、と。

これを実践するひとを目の前にして、80歳だろうが何だろうが「成長」できる、と納得したのです。

結局、心の強さだな、そう思いました。
・何歳になっても自分の成長を信じられるか。
・痛くてもしんどくても運動をする、負荷をかける勇気があるか。
・先生に言われた運動指導を素直に実施できるか。
・いつまでもスポーツがより上手くなりたいと諦めない心を持てるか。
・ヨタヨタなんてしない、というプライドを持てるか。
・そして、愚直に努力を毎日継続できるか。強い意志があるか。

結局、こんな精神を持つ人格・知性が、健康で、周囲に迷惑をかけず(社会保障費に迷惑をかけず!)、そして人生を楽しめる、と感銘した。

ゴルフは負けたけど、学びある日曜でした。皆さんも、自分の問題のみならず、家族や社会への貢献なのだから、運動しましょうね。

職場を良質にするコンセプトv6_28
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



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