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『乃が美』の食パンで小倉バタートースト そして思い出

先週の休日の朝。
しかも、ひとり朝ごはんという状況だったので、やってやりました!

遊びに来てくれた友人からのお土産。初の『乃が美』の高級生食パン!
たまプラーザに新しくお店が出来たとのことで、買ってきてくれました。
幸せ^^

前日にすでに少しカットして、生のままと、かるーくトーストしてバターを乗っけて食べていた私。
ふわりとしていて、しっとりしている。甘い。重さもある。好み🎶

で、その食パンを厚めにスライスして、中部圏生まれ丸出しな感じで三つ子の魂トースト『小倉バタートースト』にしました。

トーストは浅め、あんこはこれでもかとたっぷり、バターはよつ葉です。
濃くいれたコーヒーと共に、充実の朝ごはん✨

余計な感想はいらないわ。

で、翌日。
やはり中部圏生まれの夫の朝食に「ひとりだけ美味しいもの食べてごめんね」のつぐない小倉トーストを。
半分になっとるやないか!というのはご愛嬌。
『乃が美』本来のバタートーストだけの味わいも楽しんで欲しかったのよ。

ちなみに、お野菜たちは「まやひさん」からのお届け便!
白ナスは皮をむいてからグリル。とにかくとろとろです。
黄色いズッキーニとブラウンマッシュルームもソテー。
焼き色をつけてから少しだけ蒸し焼きにしたら、マッシュの香りがとても濃く感じられました。
生でも美味しいブラウンマッシュルームを焼いちゃうのってもったいない気がするのですが、さらに濃厚な味わいになってこちらも大満足の美味しさ。
そして、色も濃くなって見た目の「きのこ感」が増すのも愛おしいです♪

さて 『小倉バタートースト』
名古屋はあんこの消費量が日本一だそうですが、私が育ったのは岐阜県西濃地方。今ではその数もうんと減ってしまいましたが、子供のころはあちこちに喫茶店(カフェじゃない)があって、カラン♪と音がなる扉をあけて中に入ると、ご近所のおじさま、おばさま、おじいさま、おばあさまが「定位置→暗黙の指定席」に座っている。来店時間もほぼほぼ決まっていて、、、と、名古屋の喫茶店文化を語られるのと同じような環境がありました。
子供が休みの日曜日(そのころ土曜日は午前授業あり。半ドン!)の朝は、そんな常連が子供や孫を連れてくるから、喫茶店もてんやわんやの大にぎわいだったのですが、楽しかったな〜。
喫茶店の「モーニングセット」は、今でもその儲けの仕組み(儲かっていたのか?)がわからないけど、コーヒー1杯。子供なら、オレンジジュースとかミックスジュース(これだとなかなか高額になりますので利益出るかな?でもちゃんとフレッシュフルーツをジューサーでガーッて作ってくれてたよ)を注文して、あとはサービスでついてくる。

薄めの食パンをカリッと焼いてくれるお店もあれば、4枚切りくらいの厚めのパンを半分サイズで出してくれるところもあり。そして、ゆで卵1個。みかん1個。

なんかそこからどんどん加速して、ゆで卵じゃなくて、茶碗蒸し。ヨーグルト。スイカ。なぜか茶そば。ときにはメロン。おにぎり(トーストもあるのに?)で、最後に梅昆布茶、出てくる。。。
何のコースメニューなんだろう、という喫茶店。やっぱり楽しかったなぁ。

祖母のいきつけ喫茶店が3店あったのですが、そのうちの1店はテーブルの上のガラスのバターケースのようなものに、どーーんとあんこ。そして、どーーんとバター(いや、あれはマーガリン)が用意されていました。
お好きな方はご自由に「小倉バター」お楽しみ下さいませスタイルでした。

子供なんか、トーストが無くなったってあんこだけ食べます。
ホットミルクにだって入れちゃいます。ふざけてゆで卵にだってのせます。(うちの弟は幼少期ゆで卵に砂糖をつけて食べていたくらいなので、あんこなら当然迷わずのせます)
衛生面から見ても、今のママさんたちは「そんな誰が食べたかわかんないもの食べちゃダメ」って言いそうですが、あれはあれでのどかだったし、ご近所さんと『同じ釜の飯』ならぬ『同じ店のあのケースのあのあんこ』を食べていたというのも、今となっては良い思い出。

走り回って遊んでいたころとは違って40代なものですから、美味しいからってじゃんじゃん食べていたらどうなるかは目に見えておりますが、でもやっぱり、小倉バター。。。たまにはいいよね^^


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