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【History】「応援できない」

こんにちは、ミカリンです🥰💕

今回は、BEST BODY JAPANに挑戦を決めてからのお話を
少しだけしたいと思います。

もしご興味があれば、
小説感覚で、ぜひ最後まで読んでみてください🥰

BEST BODY JAPANへの挑戦を決めたきっかけについては
こちらの記事でお話ししています😘



「応援できない」

これは、当時の夫に言われた言葉です。

BEST BODY JAPANへの挑戦を決めた私は
食事制限やトレーニングを徹底して行わないと
いけないと思ったので
まずは生活を共にしている夫に
挑戦を決めたことを伝えました。

一番近くにいて、一番私のことを
理解してくれている存在だから、
当然、「応援してもらえる」と
勝手に思い込んでいた私は
「応援できない」という
夫の言葉が信じられませんでした。

一緒に食事を楽しむ時間が減る。
二人で出かける時間が減る。
夫婦で過ごす時間が減る。

夫はそう思ったようで、
とても寂しかったのだそうです。

でも「やる」と決めたら意見を曲げない
私の性格をよく知る彼だからこそ
私に「やめて」とは言いませんでした。

それが彼の精一杯の優しさだったと気づいたのは
かなり後になってから…。

この日から
夫婦の仲は変わっていってしまいました。

減量が始まってからは
主人と私の食事メニューは全く別々。

次第に食事を共にする時間も減りました。

「俺を巻き込むなよ」

釘を刺すような主人からの一言があったため
夫婦の間に「協力」という言葉はありませんでした。

私自身も彼を巻き込むつもりはありませんでしたが
やはり寂しさや心細さはありました。

減量食、トレーニング、ポージング練習
全てが手探りのスタートだったため、
やると決めたとはいえ
毎日楽しむ余裕なんてありませんでした。

心に余裕がなくなっていくと同時に
夫婦喧嘩もかなり増えていき
耐えられず家を出ていくことも何度かありました。

当時の私は

「目標に向かって進んでいる自分」
「理想に近づいている自分」

これだけが私の心の支えであり
周りに流されずに進めた原動力でした。

今思えば、もっと夫婦の時間を大切にしながら
コンテストに臨めただろうし、
夫の思いに寄り添うこともできたはず。

その頃は自分のことで精いっぱいで
夫を思いやることができませんでした。

私が目標に向かってすすむにつれて
夫婦の溝は深まっていくばかり。

日に日に近づいてくる、ステージ本番の日。

「応援に来てほしい」

この一言を主人に伝えるか
かなり迷いました。

でも、どれだけ夫婦の溝が深まっても
同じ屋根の下で生活をともにしてきたパートナーだし
断られる覚悟で思い切って誘ってみました。

私「当日、応援に来てくれない?」
夫「ええで」

…ん?
案外あっさり。(笑)

ちょっと拍子抜け🤣🤣

でも、嬉しかったのは今でもよく覚えています。

そしてレッスンやトレーニングで
忙しい日々を送りながら迎えた当日。

会場まで送迎をしてくれたり
足りないものを買い出ししてくれたり
何だかんだ夫はとても協力的で
すごく助けられました。

そして初戦のステージ。
会場には、友人や家族もかけつけてくれました。

結果は、
予選を通過してファイナルまですすんだものの
ファーストコールすら呼ばれず。

ファイナリストどまりでした。

ふがいない結果に、涙もでませんでした。

でも後になって友人から

「ミカの旦那さん、ステージ見て泣いてたよ」

私ではなく、まさかの夫が涙。(笑)

この話を聞いて
何とも言えない気持ちになりました。


「応援できない」

夫のこの言葉の裏に
きっと色々な葛藤があったんだな…と
その時になって気づきました。

ただ、複雑だったのは
私自身
「ここでは終われない」
と思ったこと。

「予選で入賞して日本大会へ行きたい」

初戦を終えて、そんな気持ちが強くなりました。

挑戦を続けることを決めた私は
夫にその気持ちを伝えました。

その時の夫は
何だかとても寂しそうに見えました。

きっとこの挑戦をやめていたら
もしかしたら今もまだ
彼とは夫婦でいたのかもしれません。

でも私は
夫婦の仲を犠牲にしてでも
挑戦を続けることを決めました。

それだけの覚悟があったからです。

そして何よりも
楽しくて仕方がなかった。

夢中に、がむしゃらに
目標に向かって努力する自分が
好きだった。

初めてだったんです。
心の底から

「自分が好き!」
って思えたの。

「結果で恩返しをしよう」

これが、私の出した結論でした。

初戦のミカリン


とまぁ、初戦はこんな感じで😅

私は、応援してくれる人が近くに一人もいない
状態からのスタートでした。

何度も何度も何度も
泣きました。
何度も何度も何度も
やめようと思いました。

でも、諦めなくてよかったと
今、心の底から言えます。

ここから、次のステージに挑戦を
していきますが
もし「続きが気になる~!!」
と、思った方は、良ければ
「スキ」が今後の投稿の励みになります🥹🙏

よろしくお願いいたします❤️❤️❤️

今日も愛と感謝に溢れた一日をお過ごしください🙏

ミカリン

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