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handでmadeなworkを楽しみ中

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やさしいかぎづめ

 朝、パソコンを立ち上げ、メールをチェックしていると、サっと鳥影が射した気がして、視線を窓に移す。桜の花びらはすっかり散ってしまった外は、ぽかぽかとあたたかい。…

ボコ
11か月前

あわい

デイリー手帳を使い始めて3年になる。クライアントと打ち合わせなんかする時に、「なんとなくカッコよかったりするよね」という中3レベルの理由で始めたのだが、打ち合わせ…

ボコ
1年前

出会うことがない出会い

リトルフリーライブラリーという活動をしている。小さな箱を道端(敷地内)に設置して、その中に本を入れておく。その本は誰でも自由に借りることができる。無期限だから好…

ボコ
2年前
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「ぜ」の呪文

基本的に弱音や相談事はしない(グチは別だけど)ようにしている。大抵のことだったら自分で解決できるし、いままでもそうしてきた。たぶん、自分の弱み的な部分を見られる…

ボコ
2年前

高尚な生涯、ってなんだ?

《人がオススメしている本を読みたくなる》ってこと、たまにありますよね。たとえばその本が(版権切れのため)青空文庫とかで無料で読むことが出来るとしたら。そんなこと…

ボコ
2年前
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はじめに よりもはじめに書いてる はじめに

会社のメンバーと、ある企画をやってみた。その企画を簡単に説明すると、『遠く離れたとある本屋さんで自分が影響を受けた本を(中古として)売ってみる』ということ。どう…

ボコ
2年前
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やさしいかぎづめ

やさしいかぎづめ

 朝、パソコンを立ち上げ、メールをチェックしていると、サっと鳥影が射した気がして、視線を窓に移す。桜の花びらはすっかり散ってしまった外は、ぽかぽかとあたたかい。
 少し早いけど、文庫(小さな箱を外に設置し、無料で本の貸出を行っている)の設置をするために1階に降りてみると、3歳くらいのおとこの子とお母さんが、設置前でまだ何も入っていない箱に、チョークで何やら描いていた。
 「おはようございます。すぐ

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あわい

あわい

デイリー手帳を使い始めて3年になる。クライアントと打ち合わせなんかする時に、「なんとなくカッコよかったりするよね」という中3レベルの理由で始めたのだが、打ち合わせ相手は手帳なんてほとんど気にしてはいない(実際に「その手帳いいですね」なんて言われたことはない、、)当然『デイリー』なので1日1ページ分、振り分けられているわけで。もちろん、そう毎日毎日仕事で打ち合わせがあるわけでもなく、アイデアをメモし

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出会うことがない出会い

出会うことがない出会い

リトルフリーライブラリーという活動をしている。小さな箱を道端(敷地内)に設置して、その中に本を入れておく。その本は誰でも自由に借りることができる。無期限だから好きなときに返してくれたらそれでいい。一声かけなくてもいいし、サインもしなくていい。いい意味での放置プレイ。貸し出している本はちゃんと返して欲しいけど、(無期限なもんだから)それがカリパクなのか、エンパクなのかの判断さえできない、、

そんな

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「ぜ」の呪文

「ぜ」の呪文

基本的に弱音や相談事はしない(グチは別だけど)ようにしている。大抵のことだったら自分で解決できるし、いままでもそうしてきた。たぶん、自分の弱み的な部分を見られるようでイヤなのかもしれない。もしくは、自分の考えが否定されるのを怖がっているだけなのかもしれない。よくまわりのひとからは「私はあなたみたいに強くない、」って言われることがある。でも私は、まったくもって強い人間なんかではない。死ぬほど落ち込む

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高尚な生涯、ってなんだ?

高尚な生涯、ってなんだ?

《人がオススメしている本を読みたくなる》ってこと、たまにありますよね。たとえばその本が(版権切れのため)青空文庫とかで無料で読むことが出来るとしたら。そんなことがあったお話。
もちろん読んでみました。が、これがまた難しいんです。難しいというか、ものすごくとっつきにくくて。なんていっても130年くらい前に行われた、とある講演を書き起こしたものなんです。日本はまだ明治、中国がまだ清の時代。。130年前

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はじめに よりもはじめに書いてる はじめに

はじめに よりもはじめに書いてる はじめに

会社のメンバーと、ある企画をやってみた。その企画を簡単に説明すると、『遠く離れたとある本屋さんで自分が影響を受けた本を(中古として)売ってみる』ということ。どうせなら、オリジナルの帯をつくろうということに。私も4冊選書し、うち1冊が『岩田さん』という本だった。

「帯、どうしようかなぁ」と考えてるうちに、たくさん言いたいことが浮かんできたので、もうこれは文章にしてしまおう。と。本にはよく本文に入る

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