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推し活依存症・SNS依存症・スマホ中毒の克服

こんにちは。
最大150万円あった推し活借金を、完済したアオキです。
二度とオタク借金を作らないためにも、過去を振り返り、問題点を洗い出す試みをしています。
その一つとして取り上げたいのが、推し活依存症・SNS依存症・スマホ中毒 です。

依存症と中毒の違いについて考えた

依存症と中毒の違いについてネットで検索してみましたが、中毒は摂取しすぎた体内物質を減らせば落ち着くもので、依存症は日常生活に支障をきたすほどのめりこむ、中毒よりも克服が困難なもの……と、私は解釈しました。
(私の勝手な解釈なので、ご興味があればネットや本で調べてみてください)

例えば私は、数年前までタバコを1日20本も吸っていましたが、禁煙してつらいのは一週間ほどで、体内からニコチンが抜けてしまえば、タバコを欲さなくなり、あんなに美味しいと感じていた煙が苦手になりました。
ニコチンを減らす事で克服できたので、これは中毒と言えそうです。
(借金返済のために禁煙しましたが、年間18万円も節約になりました!)

もうひとつの例は、借金の一番の原因となった、推し活とSNSです。
スマホを開けば推しの新規情報が得られるかもしれない……通知に即反応してリプコメすれば応援になるかも? 認知もされるかも? という、わくわく幸せドーパミン摂取による、スマホ中毒だった可能性があります。
節度を持って利用したり、短期間であれば、抜け出せたかもしれません。

ところが、その習慣を3年間続けた結果、1日中スマホでSNSをチェックし続ける生活になり、推し活・SNS依存症へと発展したようです。

イラスト「いらすとや」


推し活依存症→SNS依存症→スマホ中毒の順番でないと、克服できなかった


中毒になるほど、スマホで一体何を見ていたのかというと、Twitterとインスタです。
Twitterアカウントは11個、インスタアカウントは3個、所持していました。

二次創作用、アニメオタク用、小説オタク用、ゲームオタク用、若手俳優オタク用、若手俳優リプライ用、裏アカ用、借金返済用、ダイエット用、美容ファッション用、懸賞応募用……

ほぼ毎日、何年も、全アカウントに一日一回はログイン。
推しのゲリラ配信(アーカイブ無し)を見逃がしたくないので、通知に即反応する事が日課 になっていました。

デジタルデトックスを何度も試みましたが、ダメでした。
推しの写真や情報を見ないと耐えられない。
まずは、この推し活依存症から先に克服しなければ、スマホを見る事がやめられなかった

推し活依存症克服に1年かかった

推し活依存症克服のため、SNSの通知を切る、推しにリプしない、チケットは1公演だけ買う、SNSチェックは数日おきに自ら見に行くなど、様々な対策を試みました。

禁断症状に苦しみましたが、3か月たったころにリプライ・コメントをやめられて、1年後にはチケット1公演分で我慢できるようになりました。

2023年2月現在は、ファンクラブのメールマガジンで仕事情報が発表された時だけ、推しのTwitterを開くという落ち着きぶりです!

推しをSNSで1日中チェックしなくなった事で、自然とSNSログイン頻度も減っていきました。

ゲリラインスタライブも見逃しても何とも思いません。
アーカイブで見られたら、ラッキー!

Twitter全アカウント退会して知った開放感

2023年1月16日に、Twitterの全アカウントを退会しました。
30日経過すると、完全退会となり復帰できなくなるので、2月16日までログインしなければ、Twitter依存症から完全開放されます。

あんなに我慢できなかったTwitterも、先に推し活依存症を克服しておいたおかげで、何の苦しみも感じません。我慢が必要ないのです。

沢山のフォロワーとの縁が切れるのが心残りでしたが、自分が思っているほど、皆は自分の事を意識してないはず。
何人かはお会いしたり、LINE交換や住所のやりとりはあったけど、冠婚葬祭に呼べる仲ではないし。

本気でアカ消ししたい人って、いつの間にか消えて行くんですよね。
「消そうかな……(チラッ)」とか、「消しますので、こっちで繋がってくれる方いましたら……」とかじゃなくて。
私もスパッと消したかったので、無言で退会しました。

先日ゆる推しのイベントに行ったら、元フォロワーが偶然隣の席で、軽くご挨拶をしました。
ご縁があれば、またどこかでお会いできるかもしれませんね!

SNSに縛られない生活は、開放感でいっぱいです。

スクリーンタイムを減らす工夫

若手俳優の推したちが、コロナStayHome配信してくれていた2020年・夏のスマホのスクリーンタイムは、1日8時間以上でした。

スクリーンタイムを減らすために、最近はスマホを手に持ったまま歩くのをやめる努力をしています。
部屋から部屋へ移動する時も、スマホを持っていきませんし、寝る前も見ません。

ここ最近のスクリーンタイムは、だいたい1日2時間前後です。
電話をしたり、ネトフリやYoutubeを見ても増えるので、必ずしも長時間=依存症ではないのですが、8時間も見ていた頃に比べたら、生活習慣は改善されていると思います。

2023年2月のスクリーンタイム

自分がスマホを手にしなくなって、気づいた事があります。

電車内やホームで、スマホを見ている乗客の姿はよく見ますが……

エスカレーターに乗ったとたんスマホ画面を眺め、フロアに到着すると見るのをやめる方がとても多い事に、驚きました。

地元の駅のエレベーター、15秒もかかりません。
15秒の間に、みなさん、何を見ているのでしょうか?
これは私自身も今までずっとやっていた事です。
無意識なスマホ中毒の方は、世の中に沢山いるのかもしれません。

イラスト「いらすとや」

スマホを何度も見る癖は治っていないですし、今後また何かのオタクになってSNS復帰する可能性もありますが、過去の失敗(依存症と借金……!)を思い出して、気を付けていきたいと思います。


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