見出し画像

vol.30 おいしい、たのしいにふれ合う「hoccoの日曜市」を、編む〈番外編〉

「編む、ブルースタジオ」とは
「編む、ブルースタジオ」は、毎回一つのテーマに沿って、住まいのタイプやジャンルを超えて事例・サービスを再編集し、お届けします。いつもの分類とは少し異なる目線から、“役に立つ”だけではない、“大切”なモノ・コト・時間を見つけ出すnoteマガジンです。

「編む、ブルースタジオ」vol.21,22でも、お届けしてきた武蔵野市桜堤にある「なりわい賃貸住宅hocco」。

武蔵境駅からバスで15分と駅からは少し遠いものの、近隣の方が犬の散歩ついでに訪れたり、お店の方の顔を見にふらっと寄ってはお喋りをしたり、木陰のベンチで一息ついたりと、様々な世代の方が遊びにきており、“公園のような暮らしの商店街”として、顔の見えるコミュニケーションが日常的にうまれています。

春には、桜堤のおてせいのものを集めた市「桜堤おてせいなりわい市」も開催され、まちの人たちにとって新たな出会いのある“居場所”になりつつあります。

そんな「hocco」では、新たに毎月第4日曜日に
おいしい、たのしいにふれ合う 「hoccoの日曜市」をはじめました。

「hocco」のいつものお店だけでなく、武蔵野市内産の朝採れ野菜や、可愛いクラフト雑貨、キッチンカーなど、毎月変わったコンテンツが集まります。
人と人が繋がり、好きな時間を共有し、いつもより少しだけ特別な日曜日を楽しんでもらいたい、そんな思いよりはじまった「hoccoの日曜市」。
今回は、夏休み中の〈番外編〉として、その第1回目となった7月23日開催の「hoccoの日曜市」の様子をお届けします。

「hocco」にまだ訪れたことのない方も、
一度訪れた方も、季節によって移り変わる「hocco」ならではの空気感をぜひお楽しみください。

桜堤の“旬”をたのしむ、hoccoの日曜市

夏の青々とした空の下、11時よりスタートした「hoccoの日曜市」。
この日は気温も高くかなりの暑さにもかかわらず、早速ご家族やお子様連れの方などが訪れてくださいました。

はなもも公園をすぎると、まずは「hocco」でお馴染みの“むさしの野菜くらぶ”さんによる、武蔵野市内産の新鮮野菜がお出迎え。
なかなかスーパーではみられないような枝付きの枝豆や、夏ならではのとうもろこしやモロヘイヤなど様々な種類がずらりと並んでいます。

立派な夏野菜が盛り盛り…!訪れた方の中には、早速ご自宅で食べて、また買いに来てくださる方まで。自分たちの暮らすまちの野菜がこんなにも美味しいと、なんだか誇らしいですよね。

今回は、近隣で農家をされている若手農家さんが直接販売し、ふれ合いながら美味しい野菜たちを手に取る事ができます。

目の前で作り手の顔を見て会話をしながら、“まちで採れた旬”にふれ合うと、人の温かみやまちの愛着をより一層感じます。

また、夏の“おいしい旬”は他にも。
いつもの「hocco」のお店では、季節限定の商品が登場しています。
パンと焼き菓子のお店「l'atelier de nature」では、旬のフルーツを使用した、焼き菓子やかき氷までご用意。

パウンドケーキにも使われていたすももは、お店スタッフさんの地元・長野からのお届けものだそう。宮古島からの立派なマンゴーまで、hoccoの中庭で堪能できます!

他にも、文房具店や農家さんなど“hoccoの仲間”として出店してくださる方は、“hoccoで暮らす人”のお友達やお知り合いなど、横の繋がりがほとんど。東京都瑞穂町で農家を営む「nichi nichi FARM」さんは、普段より「hocco」の軒先で新鮮野菜を届けてくれています。

“白なすは衣をつけて揚げると、とろっとして美味しいんですよ!”と、笑顔でおすすめの食べ方を教えてくださいます。ブルースタジオスタッフも早速自宅で試しました!

ちなみに、パイとコーヒーのお店「The Pie Hole Los Angeles」で出してる“ヴィシソワーズ”は「nichi nichi FARM」さんで採れた旬のキタアカリを使っています。そして実は、上にのっているクルトンも「l'atelier de nature」さんのパンを使用。「hocco」での繋がりからうまれたオリジナル商品となっています。

すもものかき氷と冷たいヴィシソワーズ。「hocco」に集う人たちのアイデアから、ひとつの美味しい「商品」がうまれたのは、感慨深いです。おかげですっかり暑さも吹きとびました!

午後になると更に気温も高くなってきたので、急遽中庭では、暑さ対策のためにミストシャワーを設置すると、子どもたちが水遊び感覚で元気に走るように。その愛くるしい姿を訪れた大人たちが見守る光景は、なんだかこのまちの豊かさを感じます。

また、「hocco」には、お店の方のみならず、様々な“自分らしい暮らし”を楽しむ入居者ばかり。今回は、普段から創作活動をしながら「hocco」で暮らすお2人が、この「hoccoの日曜市」をきっかけに“自分たちの好きなことを広げていきたい!”と、出店されました。

アクセサリーをのせたり、壁にかけてみたり、まるで海をとじこめたみたいな美しさの作品。つい見惚れてしまいます。これを機に、ご自身の活動をInstagramでも発信中なので、ぜひご覧くださいませ。

「hocco」のコンセプトでもある、“人が集い、出会い、つながり、分かち合う「住む」だけではない、自分がこれまでに培った暮らしを共有する”ことで、豊かに彩る暮らしの日常がまちに広がり、桜堤ならではの風景になりつつあります。

今後「hoccoの日曜市」では、CO+LAB MUSASHINOによる武蔵野市内産の野菜を使ったオリジナル商品を販売するキッチンカーも登場予定です!
自分たちの暮らすまちの、美味しいものや人に出会い、少し特別な日常をぜひ堪能していただき、まちへの愛着が育まれるきっかけにもなれば嬉しいです。

また現在「hocco」では、他にもお店ごとのまちに開いたイベントが行われています。
The Pie Hole Los Angeles」では、夜に美味しい食事とお酒を囲みながらくつろぐナイトイベントを企画したり、「l'atelier de nature」では、プロの演奏者を招き、心地よい音楽とお食事を楽しむ会や、夏限定のかき氷祭りを企画がするなど、まちの人たちにとって“新鮮な出会い”のある場になりつつあります。

訪れる人も暮らす人も、季節の移ろいを人と繋がり共に楽しむ。そんな「hocco」の日常を、ぜひ一度体験しに来てみてください。
公式Instagramでも、随時情報を発信中ですので皆さまどうぞお楽しみに。



今回紹介した事例についてもっと詳しく知りたい方に


・hocco

portfolio:https://www.bluestudio.jp/portfolio/po012451.html
物件ホームページ:https://www.odakyubus.co.jp/hocco/
公式Instagram:https://www.instagram.com/hocco_official/


最後まで読んで頂きありがとうございます! もしよろしければ「スキ」や「フォロー」いただけると嬉しいです。 最新情報はHPで発信でもしています。ぜひあわせてご覧下さい→ https://www.bluestudio.jp