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映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観て

8月12日「シェイプ・オブ・ウォーター」という映画を観た。原題は「The Shape of Water」。2017年のアメリカ映画で、ギレルモ・デル・トロ監督の作品だ。

キャストは、イライザ役のサリー・ホーキンス、リチャード役のマイケル・シャノン、ゼルダ役のオクタヴィア・スペンサー、ジャイルズ役のリチャード・ジェンキンスなどである。

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あらすじは、
1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザは孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダと一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。 人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか……。
と、いった内容。

で、観終わっての感想。

とにかく、おもしろい!

「おもしろかった!」観終わったあとの、素直な感想である。
このような、現実離れした生物が出てくる映画を、好んで観ることは無い。
でも、ある意味ボクの想像を裏切り、
鑑賞時間中、飽きることは全くなかった。

映画のすべての要素が詰まっている作品

この映画の中には、様々な要素が詰まっている。
ファンタジー、アクション、ヒューマン、コメディ、恋愛などなど。
映画ファンを引き付ける要素がギュッと詰まっている。
さらに、設定が1950年代というところがいい。
冷戦時代の背景や、家の中での生活様式。
アメリカ社会での黒人への差別も、少し触れられている。

さすがアカデミー賞受賞作品

この映画に出会えたのは、「アカデミー賞」の受賞作品を検索したのがきっかけである。2018年の「作品賞」を受賞したこの作品。
なるほど、これは受賞するよね!と、納得した。

結末は?誰にも分からない

結末の先は、だれにも分からない。もしかしたらイライザは死んでしまったかもしれない。はたまた、不思議な生き物に、命を吹きもまれ蘇ったかもしれない。そのあたりを、鑑賞者にゆだねた点も良い。
最後にフワフワとした、心地の良い感覚にさせてくれる。
この作品と、出会えてよかった。

アカデミー賞だから、いい作品とは限らない。
個人的な好みもある。たぶん利権もあるにちがいない。
でも、「アカデミー賞」を検索しなければ、ボクは鑑賞しなかったかもしれない。
そう考えると、まだ観ぬアカデミー賞作品を、観るのも良いかもしれない。
そう思えた作品である。

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