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映画「岳」を観て

10月8日、「岳」という映画を観た。2011年の日本映画で、片山修監督の作品だ。

キャストは、島崎 三歩役の小栗 旬、椎名久美長澤 まさみ野田正人役の佐々木 蔵之介などである。

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あらすじは、
世界の名峰を制覇した後、日本へ戻り山岳救助ボランティアとして活動していた島崎三歩のもとに、椎名久美が北部警察署山岳遭難救助隊の新人としてやって来る。三歩の指導を受けて訓練をこなしていた久美だが、実際の現場で遭難者を救うことが出来ずに自信を失っていた。そんなある日、猛吹雪の雪山で多重遭難が発生する。久美は仲間と共に現場へ向かうが、そこには想像を絶する雪山の脅威が待ち受けていた。
といった内容。

で、観終わっての感想。

素人が過酷な冬山、山の怖さを知るには良いかも

たぶん、山を知る人には、
ちゃんちゃら可笑しい映画ということは、容易に想像できる。
ただ、山を知らない素人にとっては、
怖さを知るには、適度な映画ではないかとも思う。

山岳救助隊員たちのシャツの胸の部分に、「長野県警察」と記されている。
そうか、この人たち警察関係になるんだ・・・。
その事は、初めて知った。

あくまでも、フィクションとして観るにはいい

ストーリーは、いただけない部分満載だ。
しかし、フィクションとして観る分には、楽しめる映画だったと思う。
でも、山を知る人にとっては、
やっぱり「なめてんのか!」という映画、なのだと感じる。

たぶん、当時若手であった、小栗旬と長澤まさみの主演という興行的な絡みが多い作品であることは、映像からも伝わってきた。
しょうがないよね、この手の映画は、
そういうキャストにしないと、振り向かれもしない。

小栗旬、爽やかすぎだろ!

それにしても、10年以上前の小栗旬、
爽やかすぎだろ!
彼の人気が出た理由が、わかったような気がした。
この当時の、長澤まさみは、まだ演技がイマイチだね。
現在の彼女は、相当、味のある女優になったけれど、
こんな時代があって、今に至っていると感じたのだ。


山を知りすぎている人は、観ない方がいい映画。
山を知らなすぎている人は、観た方がいい映画。

そんなところだろうか。


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