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本当の意味での仲間とは?

こんにちは。noteビギナーです。

前回、自己紹介で書いたのですが、会社で部下に裏切られハメられたことをもう少し詳しく書きます。

本当に信用できる部下でした。彼の仕事ぶり、性格、そして彼の家族も好きでした。彼の悩みがあれば深夜まで酒に付き合い、家族が病気の時は多少無理してでも仕事をフォローしましたし、社内での立ち回りが上手くいくよう計らいも。でも今思えば、彼にとっては「上司なんだからそれくらい当たり前」くらいにしか思ってなかったのでしょう。

1年半ほど前、大きな商談があり、顧客との大事な交渉のためのプレゼン。自分のチームはそのために何ヶ月もかけて準備をし、チーム一丸となって商談に臨む、、、筈でした。プレゼンの1週間ほど前、急に本社役員に呼び出され告げられたのは突然の配置転換。まさに晴天の霹靂というのはこのことなのだと。頭の中は真っ白になり、混乱して、何が起こったのか全く理解できませんでした。

理由は、自分のあらぬ噂を取引先に流され、激怒した顧客社長からクレームが入ったとのこと。内容は長くなるので端折りますが、自分が契約を進めようとする中で取った正当な手段をあたかも不正のように見せかけ、自分の成功を面白く思わない他派閥の人間が先方に情報を流したんですね。内容は自分とその部下しか知らないことであり、彼がこのクーデに関与していたことは明らかでした。

当然、自分の正当性を主張しましたよ。大きな仕事だったのもそうですし、地位を失うのも怖かった。そして何より自分の名誉のために。結果、、、自分の「不正」とされた内容については汚名を晴らすことができましたが、如何せん自分の保身一番に考える取締役らがトグロを巻き(今考えるとそういうものなのだと諦めもありますが)、世間体や評判ばかりを気にする社風でしたので、トカゲの尻尾切りなんて常套手段なんですね。まあ正直、自分がそういうトラップにはまり、当事者になってはじめて取締役らの正体を知ったってこともありましたけど。

こんなドラマみたいな話本当にあるんだ、、、って今は冷静に振り返ることができ、こうして書き綴ってますが(笑)ま、組織ってやり過ぎるとダメなんすね。「出る杭は打たれる」って言いますが、自分は打たれないと思い込んでた、ってゆうか打たれてもへこたれないって自信があった。そして人を信用しすぎましたね。そりゃ色んな考え持った人間がいるわけですから。俺のやり方についてきてくれる奴もいれば気に入らない奴もいるわけで、、、って繰り返しになるけど今は冷静に考えられる訳で。でもそりゃつい最近まで死ぬほどキツかったですよ。噂が噂を呼び、尾ひれはひれがつき話は盛られる盛られる、そりゃ凄い話になってたみたい。周囲の人間は、親切心で色々教えてくれてるつもりでしょうが、その人は自分だけって思ってても、そんな「なんちゃって親切心」を持った人が10人いれば10回も聞きたくないことを聞かされるんですよ。しかも毎回人によって微妙に罪状(←)が違う。それを一つ一つ訂正していくのがまたしんどくて。

でね、結局わかったんです。人は親切のつもりで言ってくれても所詮他人事で、ワイドショーの視聴者気分なんだって。そりゃリアルに当の本人に噂の真相が聞ければスゲー面白いですよね。今まで仲間だと思ってた奴らがパパラッチみたいに見えてきたり、前のポジションにいたときは腰巾着みたいにへーコラしてた奴が急に態度変えてきたり。。。色々見えましたよ、人間ってやつがね。おかげでそれまで信用して付き合ってた人の半分以上は俺の視界からは消えていきました。でもそれで良かったっなぁてホントに思います。実際、今、自分が信頼できる人間は、あんな状況になっても親身になってくれて励まし、見守ってくれた人たち。それに気づけたことだけでも貴重な経験でした。

本当の仲間。皆さんにはどれだけいますか?

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