やまのなか

東京の大学生/重めのHSP/基本自分語り

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最近の記事

彼女は僕が嫌いだった

今回は、僕の少し変わった恋愛の話。 2年半お付き合いしたのに、手すら繋ぐことのなかった1人の女性について。 出会ったのは小2の時、クラスは違ったものの合唱部を通じて知り合った。知り合ったと言ってもたいして話すこともなく、ただ「歌は上手いけどあまり真面目じゃない」という印象だった(以後Nさん)。 それから少し会話をするようになったのは、小4で同じクラスになったあたり。とは言ってもまともな関係ではまるでなくて。 簡単に言うと「Nさんは僕が嫌い」という話がクラスみんなに知れ渡っ

    • 「自分」を大切にしたかった話

      2020年7月16日午前3時。僕は泣いていた。 警察署の中で1人泣いていた。 自分をひどく責めていた。 今までで一番「死んだほうがマシだ」と強く思っていた。 僕は良くも悪くも自分の「生」を実感していた。 さかのぼること3時間。 ドンドンドンという強い音と振動と共に僕は自宅で目を覚ました。普段人がいるはずのないベランダに人がいた。 普通なら不審者か何かだと思うはずなのに、僕はその瞬間に全てを察して窓を開けた。「大丈夫か!」という声と共に警察の方が続々と部屋に入ってくる

      • 僕は『繊細さん』

        最近話題の『繊細さん』という言葉。僕もそれに該当する人。 HSP(Highly Sensitive Person)という気質を持った人のことを、良い意味で呼ぶためにこの言葉が誕生したみたい。 最近繊細さんに関する本をいろいろ読んだので、自分の感じ方で繊細さんについてまとめてみた。 そもそも『繊細さん』とは繊細さんと呼ばれるHSPとはそもそも何なのか。大事なのはHSPは病気じゃなくて「気質」だってこと。心理学者アーロン博士によって定められたもので、生まれつき人が持ってるもの

        • 小6が全盛期だった話

          今回はもう10年以上も前になる小学生の時のお話。僕が一番輝いていた時期のお話をします。 以前のnoteにも書いたが、とにかく真面目だった自分は誰よりも良い生徒だった。成績もほとんど一番だったし、先生の評判もとても良かった。友達もたくさんいた。 ただ、それは1年生からずっとそうだったわけではなく、6年生の時が全盛期だった。 正直なところ、小1の時は学校が嫌いで。毎日行きたくなかった。 それにはアホらしい理由があり、給食が嫌だったから。 僕は小さい頃からずっと少食で、給食

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          登録チャンネルを紹介するだけ

          今日は、僕が登録しているyoutubeチャンネルを紹介するだけ。 全部で21あった。 1. 王道of王道youtuber・HikakinTV ・HikakinGames 誰もが知ってるヒカキン様。安心して見てられる。Gamesの方は最近フォートナイト実況多めだけど、僕はマイクラが好き。 ・はじめしゃちょー ・はじめしゃちょーの畑 登録者日本No.1。動画短めだから普通に全部見てしまう。畑はトマトクン推し。 ・東海オンエア ・東海オンエアの控え室 最近一番見てる。いつも爆

          登録チャンネルを紹介するだけ

          嫌われる勇気なんてなかった話

          今日は僕が中学1年の時の話。自分という人間を変えてしまったであろう1年間のお話をします(具体的な時期は記憶のズレがあるかも)。 小学校6年生まで、自分は地元の学校ですくすくと育っていた。 友達もたくさんいたし、成績も良かったし、学校に行くのも楽しかった。 小中一貫?みたいな学校だったので、中学も同じようなメンバーで過ごすはずだった。 でも、父親の仕事の都合で、僕は一時的に地元を離れることになった。それも海外。中国の上海に住むことになったのだ。あまり詳しい経緯は覚えていない

          嫌われる勇気なんてなかった話

          「あなたの笑顔が見たいから」

          よくある臭いセリフ。 「あなたの笑顔が見たいから」 日常で使うことはそうないだろう。 でも僕のこれまでの人生はこの一言で表せる。今日は僕の生き方の話。 昔から人の機嫌をとるのだけは得意だった。 小学校や中学校の時、必ずクラスには担任の先生がいて、関わる機会は多かったと思う。 僕の中では先生のお気に入りの生徒になれるかどうかが全てだった。先生に怒られることは絶対の禁忌だと思っていた。 例えば、宿題。 「ここまでやっといてね」って言われたことをやるのは当たり前で、言われ

          「あなたの笑顔が見たいから」

          誕生日の心は雨模様

          今日は僕の誕生日。おめでとう自分。 というわけで1週間前の続き、2回目の心療内科に行ってきた。 先週薬をもらってから1週間、比較的食生活はきちんとしていた気がする。薬もある程度きちんと飲んでいた。6月頭よりは人間らしい暮らしができていたように思う。 ただ、心の調子がよくなったというわけではなかった。なんのやる気もない無気力状態になることは相変わらずあった。 まあでも先週よりは元気な状態で病院に行った。 今日はめちゃめちゃ人が多かった。30人くらいいた気がする。 前回よ

          誕生日の心は雨模様

          初めて心の病院に行った話

          たぶん一つの限界を迎えていたんじゃないかと思う。 今日初めて心の病院に行った。 忘れないうちにその体験を記録に残したい。 4月から新学期が始まると同時のコロナ自粛。研究室という新しい環境に入りながらも、人には全く会えない状況が続いた。 最初は「ずっと家にいられるから楽だ」とか思ってたけどそんなことはなかった。 たぶん5月頭くらいから。心の様子がおかしくなった。 別にコロナ生活が始まる前からメンヘラで病み癖はあったけど。今までとはどうも様子が違くて。 簡単に言うと現

          初めて心の病院に行った話

          逆転合格した話 (後編)

          前編 (まだ読んでない方はこちらから)に続き、高校に入学してからの話です。 東大への受験を決めて僕は地元の高校へ進学。3年間の受験生活が始まった。 とは言っても1年生からエンジン全開でいくわけでもなく、とりあえず高校生活を普通に過ごした。運動部にも入り、文化祭でバンドもやり、それなりに充実した高校生活を送っていた。 成績の方も相変わらず上位1割くらいには入っていた。ただ、中学の時とは違って危機感は常にあった。自分が目指すところの壁の高さは十分にわかっていたので、地元の高

          逆転合格した話 (後編)

          逆転合格した話 (前編)

          僕の大学受験。それは東京大学理科一類への現役合格という結果を残した。 なぜ僕が東大を目指したのか。何が奇跡の逆転合格だったのか。 今回は、自分の人生を変えた高校受験と大学受験の話をする。 まずは前編として、高校受験の話。 全ての始まりは、僕が中学3年生の時だった。 四国の徳島という田舎に生まれ、小中と地元の学校に通った。比較的優秀な人が多い学校だった。自分の成績も上位1割くらいには入っており、「僕は頭がいいんだ」と思い込んでいた。 そんな時にやってきたのが高校受験。自

          逆転合格した話 (前編)