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いるかと着物

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和裁1年生。普段着の着物が好きです。 着物の合理的な所と知識の沼にハマっていて、楽しいです。
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2023年8月の記事一覧

悶々とする家紋

悶々とする家紋

 私は家紋には、まったく詳しくはないです。でも、このような考えの地域や家風もあって、良いと思います。と、言う事を知っていただければ、うれしいです。

 そもそも着物についてる家紋は、私の住むんでいる地方ではこだわりは無いひとが多いです。

 私の嫁入りに持たせた色無地は、桐の紋でした。母が言うには、婚家の紋がわからないから、桐で良いと言います。

 義理の母に聞いてみた所、「桐でいいでしょ」と、あ

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着物警察とトマトの脇芽

着物警察とトマトの脇芽

 まず、着物警察とは、何か?
着物の知識(主に着こなし)を知っていると過信した年配女性が、他人の着物を着た女性に、注意することである。と私は、思っている。

着物警察には、リアルに出会った場所で、「衿が抜けてないわよ。」と着こなしを言うタイプが話題になる。
 優しく、こうしたほうが良いわよ。と言うだけなら、それは着物警察ではなく、ただの親切な人である。

 話しは、横道にそれるが、母と私が近所を歩

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赤い半幅帯って、ダサい?

赤い半幅帯って、ダサい?

 私の住む町内でも、盆踊りの歌や太鼓が聞こえるようになりました。日常が少しずつ戻って来ているようで嬉しいです。

 私が子供の頃、毎年町内の盆踊りに行っていました。紺地の花柄浴衣に、赤い博多帯を適当な文庫にしてました。踊りたいというより、小学生の頃は、終わりにくれるおやつが主な目的だったような気がします。
 
 こどもの部が終わると、大人の部が始まり、仮装盆踊りもあったような気がします。
当時は、

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着物 怖い

着物 怖い

 私は、着物が大好きなのですが、ちょっと嫌なことがあります。

 それは、着物が好き。自分で着られると周囲に知られると、「あげる」と言われることです。母の友人から、あげると言われ、1度仕方なく頂いたのですが、またあげる。と言われ断るのが大変でした。とても綺麗な正絹の長着でしたが、サイズが小さなものでした。

しまいには、ゴミ袋をつけるから、もらってと言われ、正直困りました。いくら、思い出があるから

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お着物シンデレラ

お着物シンデレラ

 初心者クラスの着物教室に1年ぐらい通ったのですが、良かったこと。嫌だったことを書いていこうと思います。

1,良かったこと。
 先生が優しく教えてくれた。
 お太鼓結びが、ようやくできるようになった。
 費用がワンコインで公民館が会場で、通いやすいかった。

2,嫌だったこと 

展示会に行きましょう。と誘われて嫌だった理由は、ほしい物(木綿の着物)が無いとわかっていること。

  行く時の服装

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 チクチクは地球を救う?

 チクチクは地球を救う?

 今、アフリカで先進国のリサイクル服が地場産業の繊維業界や、縫製工場に悪影響を及ぼしていると言う。

 このお店で不要になった服を収集して、リサイクルすることはいいことだ。と思っていたけれど、迷惑をかけているなら、やめたほうがいい。

 とは、言っても、毎日着物を着るのは、難しいし、急に、量販店の服を買わない選択も厳しい。
 
 私は、3年前ぐらいから、着物が好きになり、リサイクルショップの着物で

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