【大学受験】現役生の春休み勉強戦略 春休みの過ごし方を提案!学習状況別戦略と注意点を解説

高校1、2年生、受験勉強を始めたばかりの方は春休みどう過ごせばいいかわからないと悩んでいるかもしれない。そこでこの記事では春休みの過ごし方を提案したいと思う。自分の学習状況から春休みの過ごし方を考えてみてほしい。

まずは勉強しない日、勉強しない時間を決める

これはどの長期休み、連休にも共通する。まずは勉強しない日、勉強しない時間を決める。あらかじめ決めておいた方がいい。勉強計画が立てやすくなる。休憩時間も長めにとっていい。息抜きも必要だ。メリハリをつけて勉強すれば、高校生活も充実する。
休憩の記事はこちらから。

最優先は三学期、今年の勉強の復習

冬休みが始まる前、冬休みの初めは三学期。今年の勉強の復習にあてる。私立高校の場合、テストの後の休みを有効に使おう。まずはざっと全体を確認する。次に苦手なところ、理解が足りないところ、知識が抜けているところを重点的に復習する。

冬休みに復習できた人

冬休みに二学期、今年度の復習が出来ている人は三学期の復習をして、通常の勉強に戻ろう。

冬休みに復習が出来ていない人

春休みの前から今年の復習に入り、春休みの前半で終わらせられるようにしよう。

終わったら、通常の勉強をする

勉強戦略、計画に沿って勉強していく。時間が確保できるため、量に偏ってしまう危険性がある。の部分を大切にしよう!休憩もはさみつつ、集中して勉強しよう。模試の復習、分析が甘いと思った人は時間が取れる春休みにやるといい。
戦略、質、模試分析の記事はこちらから。

高2の3月で基礎完成が理想

高2の3月で基礎完成が望ましい。遅くても3年の夏休み前には基礎固めから演習中心の学習に切り替えられるようにしよう。春休みから逆算して計画、戦略を立てよう。3年から基礎固めは相当遅れていると思ってほしい。高2で難関大学への合格者が多い偏差値の高い進学校は高校の勉強を終え、3年からは入試対策に入る。つまり、基礎が出来ている状態なのだ。彼らは勉強する習慣があり、方法、要領もわかっている。

春休みで追い上げる

高2の春休みは基礎固めの遅れを取り戻す最後のチャンス!与えられた時間は同じなので、質、定着量で勝つしかない。時間や問題数など物理的な量では差がつかない。睡眠時間や休憩時間を削って物理的な量を増やそうとすると、質、定着量は落ちる。戦略を立てて、優先順位をつけて、勉強していく必要がある。量がいらないといっているわけではありません。誤解のないように。質を確保してできる最大量をこなしてください。

計画倒れを防ぐ

1日に質を担保してできる量を把握しておく。予定は入れ過ぎない。1週間単位で考えて、週の1日、2日は無計画にして、調整日にする。1日の中で1回約30分~1時間の調整時間を2回以上作る。

春休みの注意点

・時間があるようで、思ったよりはないので、期待し過ぎない。
・予定を入れ過ぎない。→優先順位をつける。順序を考える。
・量に偏ってしまう。→質を確保する。努力の方向を修正する。
・生活リズムが乱れる。→生活リズムを大雑把に決めておく。
・風邪引く、体調崩す→睡眠、運動、食事、防寒、換気、感染予防
・花粉症→薬飲む、夜に換気

本紹介の記事まとめ

勉強法、集中、睡眠、体調管理などの方法の本を紹介しています。科学的根拠に基づくものを厳選しています。

大学受験関連記事まとめ

僕の失敗、経験から導いたことを書いています。過程、注意点を重視して解説しています。

科目別・分野別勉強法 参考書紹介

段階的な学習の進め方、コツ、注意点、失敗する原因を解説しています。