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初恋という狂気の日々

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自分が体験した 初恋の思い出です 笑い話のつもりで皆さん読んでいただければ幸いです
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#中学の思い出

初恋という狂気の日々 第五十八章〜最終章

第五十八章 終わりの始まり卒業式が終わり、数日が経過した頃合いだった。

春休みになってからは、私は毎日 一日中 絢辻さんとの会話を楽しんでいた。
会話の内容としては、中学生時代の思い出話や春休みにどこに行こうか といったものだ。

私はいつもこの時間が幸せで、いかに長く話せるかをひたすら考え、この会話が永遠に続いてほしいと願い続けていた。

しかしながら その夢は無惨にも散るのである

その日は

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初恋という狂気の日々 第五十三章

第五十三章 年賀状

前章から時が過ぎ、真冬の時期となった。 

私は冬休みの間受験勉強に勤しんでいたが、やは絢辻さんのことが気になってしまう 
(そういえば 詞とは入試の話とか今までしてこなかったな…… いやでも 私と超優等生の絢辻さんじゃ格の違い過ぎるし、意味ないか…… 向こうにとっても凡人のモノサシで話されてもつまらないだけだよな) 

昔からだが、やはり 彼女と自分の出来の違いを認識する度

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初恋という狂気の日々 第五十二章


第五十二章 自分にとっての一番
前章から一ヶ月半が経ち、季節は冬を迎えようとする時期だった。

私達の学年は最終学年としての自覚をテーマにした作文が課題で出された。最終的には投票で学年一番が決まる。 

その為 まず始めにクラス代表の作品を決める。私達のクラスで選ばれたのは、言うまでもなく温厚さんだった。 そして 絢辻さんのクラスでは、案の定 絢辻さんが選出された。

そして学年での投票の際に、

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初恋という狂気の日々 第五十章〜五十一章

第五十章 練習と伴奏そうして 噂話で盛り上がっている中 合唱コンクールの時期が近づいてきた。

私達のクラスは 体育祭でボロ負けした雪辱をバネに最優秀賞を狙うことになった。
クラスは真面目な生徒が多いので、練習も真剣に励みスムーズに進行していく そして生徒会長の温厚さんがリーダーシップを執り、非常に可憐な指さばきで伴奏もこなすコトで、練習に深みが増す。
そうした日常が続くと、クラスの一体感は自然と

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初恋という狂気の日々 第四十八章〜第四十九章

第四十八章 色恋沙汰は突然に前章から数日が経ち、天狗は私にきちんと謝罪をして ゴタゴタが一段落して落ち着いてきた頃だった。

その日の帰り 私はとりあえず 絢辻さんに無事 解決したコトを伝えようと思い、下駄箱で話しかけた。
「そういえば 前のゴタゴタは向こうが謝ってくれたし、解決したよ 色々気遣ってくれてありがとう」

絢辻さんはキョトンとした顔で反応する
「ん?えぇ? もう? 早くない?」
私が

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初恋という狂気の日々 第四十七章

第四十七章 持ちつ持たれつ夏休みの終わり 学校が始まった

私は夏休み中に絢辻さんと考案していた ある計画を実行することにした

その計画とは
私が聞いた天狗の話を絢辻さん経由で先生に報告する→そこで、何かしら天狗がまた揉め事を起こしたら 絢辻さん経由で報告をする→そうするコトで 天狗に反省を促す狙いだ。

何故 絢辻さん経由で報告かといえば、私の様な凡人生徒よりも 学年No.2 正に優等生と呼べ

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初恋という狂気の日々 第四十六章

第四十六章 才色兼備 夏休みが始まり 模試を受けたりするなど 本格的に受験モードになりつつある時期となった。
優等生である絢辻さんは当然 忙しいし、私も前より忙しくなってきて 夏休みに会う頻度は全く無かった。

しかしながら 生徒会主催の校内清掃ボランティアイベントが8月の中頃にあったので、私はそれに参加して 絢辻さんと喋る機会を作ることにした。

ボランティアは絢辻さんと温厚さんの二班に分かれて

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初恋という狂気の日々 第四十四章〜四十五章

第四十四章 下駄箱の揉め事体育大会も終わり数週間が過ぎて夏休みも近くなってきた時期だった 

私は準備を済ませ、帰宅しようしていた。

廊下を渡り、階段を下ってすぐの下駄箱に着くと 何やら揉めている雰囲気が感じ取れた。そこには美人さんと温厚さん そして天狗がいた。

遠くから見る限り、天狗が高圧的な態度でダル絡みをして 二人が面倒くさそうにしてる感じである。 

私はゆっくり近付き 三人の様子を伺

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初恋という狂気の日々 第四十二章〜四十三章

第四十二章 葛藤は繰り返す
 体育大会 残りの時間 絶望の気持ちに満ち溢れて過ごす訳にもいかないので、私はクラスの友人Aと喋って気持ちを紛らわすことにした。

最初は最近見た映画やドラマなど無難な話題から始まったのだが、やはり思春期なので恋愛の話が出てくる。 
私は❨お願いだから 今の精神状態で私にその話題を聞かないでくれ……❩と願いつつ 話に参加していた。

しかしながら やはり私にも流れで聞い

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初恋という狂気の日々 第四十章〜四十一章

第四十章 好きな人前章から数週間が過ぎて、体育大会の時期が近づいてきた。自分のクラスは程よく盛り上がりつつ楽しむ雰囲気となっていた。

私は並び順的に近い 美人さんに話しかけた「仲良い温厚は生徒会役員だから、管理者席に行っちまって ちょい退屈そうだな」

美人さん「そうなのよ〜 私を置いて許せない」 

私「置いていったとは違う気もするけど…(苦笑)」

美人さん「でもテラバドも 詞ちゃんが遠くな

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初恋という狂気の日々 第三十八章〜三十九章

第三十八章 困惑の連続修学旅行も終わり、普段の学校生活となって 数日が経った。最後に修学旅行の行動班に残された仕事として、修学旅行の新聞作成がある。私達は役割分担をして その作成に取り掛かった。

役割構成としては、三十章で書いた時と同じで
・決める人 温厚さん 美人さん 私(テラバド) 
・従う人 男A 男B 男C 
といった感じである

授業時間を使って制作をしていたが 真剣に取り組んでいる為

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初恋という狂気の日々 第三十六章〜三十七章

第三十六章 何かが足りない修学旅行は二泊三日なのだが、前章が一日目
今回の章は二日目となる

二日目は班行動となる 

班長の温厚さんを中心に、その日は様々な場所を巡った。 そんな中で私 温厚さん 美人さんは三人同士 様々な会話をする
前から薄々と感じていたことだったが、やはり絢辻さんと話している時並に盛り上がるし、楽しいのである……“けれども何かが足りない”

しかし それが何かはわからない

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初恋という狂気の日々 第三十四章〜三十五章

第三十四章 絶望 前章から数週間が経ち、いよいよ修学旅行当日となった。
修学旅行は新幹線移動なので、あらかじめ決めた席配置を基に座っていく
私は同じ班の温厚さんや美人さん 他にも別の班員達と一緒に大富豪やババ抜き 王様ゲームをやって時間を潰すことになった。
次第に盛り上がって来ると、他クラスの愛嬌さんらも混ざって 次第に参加人数も増えてきて、より賑やかさが増した。

その時に 私は❨愛嬌さんも来

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初恋という狂気の日々 第三十二章〜三十三章

第三十二章 解消それはGWも明けて数日が経った 体育の授業での出来事だった
体育は隣のクラスと合同で行われる為 隣のクラスにいる絢辻さんとも関わる場面が時たまある
なので、私はいつも喋れる機会を探りながら体育の授業に出席していた

その日も❨喋れたら良いな〜❩という具合に期待しつつ 絢辻さんの方は流し目で見た
最初は絢辻さんは愛嬌さんと二人で楽しく喋っている雰囲気だったが、数十分後に様子を確認す

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