「ぼくの世界」[2022年01月29日]「キャサリン・ロス」とアメリカン・ニュー・シネマ
今日の数字:キャサリン・ロスに関する「5879」
今日ぼくは、数字の「5879」を手に入れた。
ぼくは、世界に 74 ✕ 74 = 5,476個のセルを並べた。
差分:403
累積貯数:29,431
ぼくは外出の準備に余念が無い。
セーターだけでは寒そうなので、
ぼくは、マフラーと手袋を創った。
これが2022年01月29日の「ぼくの世界」。
ぼくは夢見る。
もっともっと、いろんな数字を手に入れたなら
ぼくの世界は
どんどん、どんどん、どんどん
広がって行くのだろうか。
明日はどんな数字が手に入るかな。
どうも、「N」です。
映画の話が続いてますが。
キャサリン・ロスは『卒業』のエレイン役で一躍、脚光を浴びましたね。
教会でダスティン・ホフマンが「エレ~~イン!!」と叫び、
キャサリン・ロスが「ベ~~ン」と叫び、
サイモン&ガーファンクルの歌が流れれば、
もうそれだけで全編見たような気になるくらい、ラストが有名です。
そして先日も登場したブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの生涯を描いた『明日に向かって撃て!』では、ガール・フレンドのエッタ・プレイスを演じていました。
青春スターの王道でしたね。
『卒業』も『俺たちに明日はない』も「アメリカン・ニュー・シネマ」と呼ばれる一連の作品に名を連ねています。
「アメリカン・ニュー・シネマ」というと〈理由の無いハチャメチャ〉と〈虚しいラスト〉の映画が多い。
『ファイブ・イージー・ピーセズ』とか『真夜中のカウボーイ』とか。
その中でも「N」のお気に入りは、なんと言っても『バニシング・ポイント』です。
今観ると、突っ込みどころ満載の映画ではありますが、主人公コワルスキーがクールな男として描かれているだけに、持って行き所の無い閉塞感と喪失感みたいなものを、より感じた作品ではありました。
コワルスキー。深く静かにキレてる男でした。
しかもバディが人間じゃなくて車。
『イージー・ライダー』と並ぶ、当時のロード・ムービーの名作と思います。
ほとんど感情を露わにしない主人公のコワルスキー。
動機も目的も示されずに進むストーリー。
「何故だ。何故なんだコワルスキー」と誰もが思う。
そしてタイム・リミットの緊張感。
「いったいどうするつもりなんだ、コワルスキー」と誰もが思う。
うまく出来てたなーと思うし、「N」は「イージー・ライダー」より好き。
それじゃ、また明日。
■「ぼくの世界」のご案内
「数字」と「ドット」でつづるイラスト+エッセイ・シリーズ「ぼくの世界」へようこそ!
「ぼく」は「N」から、その日にちなんだ「数字」をもらいます。
「ぼく」はその数字の分だけのセルを並べて描画エリアを作り、そこにドットを描いて世界を広げてゆくことができます。
四角形のエリアを作った時に余った数は、「貯数」して足りない時に使います。
そして「N」が、今日の数字にまつわるちょっとした一言をしゃべったり、しゃべらなかったりします。
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