NYに住むっていうお馬鹿な夢を決めた時の話

私は2018年の夏、ニューヨークに３回目の旅行をした時に、「いつかここで働いて住んでやるんだ」と思いました。

大学生のとき、ワシントンD.C.に住んでいる叔母の家を拠点にしながら、１ヶ月かけて西海岸や東海岸を周遊するという何とも大学生らしい旅行を２度しました。

叔母の家以外は基本的に一人行動で、ポケットWi-Fiの契約もしないで（今考えると超恐ろしい。笑 　実際Wi-Fiがないせいで、アホなミスをしたりお馬鹿でした。）街から街を自力で移動したりと楽しかったです。

これ位のことをされている方はいくらでもいらっしゃると思いますが、別に海外旅行に慣れている人間でも全くなかったですし、自分の中では大きな経験かつ最高の思い出になりました。

そして、2018年の旅は4回目のアメリカ

言うほどめちゃくちゃ行ってるね！ってほどの回数でもなく。

でも私はどうしても自分の中でアメリカの存在が忘れられなくて、「自分が本当にここに居たいと思うのか、その覚悟があるのかを確かめてやるんだ」なんていう意気込みを持った重要なニューヨーク旅行となりました。

何でアメリカが好きなの？と言われるとめちゃくちゃ難しいと前は思っていたのですが、今はわかったと思います。

私は自分の人生や考え方を変えたいからです。アメリカでもっと色々経験したい、人と知り合いたい、この国をもっと知りたい、この国の色々な人の生き方や仕事や考え方を知りたい。

社会人3年目の時に再度アメリカに行ってからというもの、行っていない期間もこの気持ちがどんどん膨れ上がっていきました。

特にニューヨークはそう思わせてくれた一番の街で、アメリカというよりはニューヨークで私は仕事がしたいし生活を送りたいと思っています。自分に必要なものがあると思うから。

2018年の旅行は父の還暦祝いで、旅費は私と姉の二人で折半して家族みんなでD.C.在住の叔母にエスコートしてもらいながらの旅でした。

たかだか一週間、ただの旅行だろ、どこに旅行したって大体は「いいな、ここに住みたいなって思うんだから普通のことだろう」と思われそうなところなんですが、自分の中では旅を終えた後、「やっぱり私はこの街で生きたい。絶対にそうしたい」と確信しました。

帰国する便の中

これは辛かった。笑

機内から離陸して離れていくニューヨークの陸地を窓から見て、なぜだか涙が出てきて止まりませんでした。

もっと知りたいのに、もっといたいのにニューヨークに「今は帰れ。今のお前がここにいる資格はまだないんだから」と突き放されているような気がしました。

そうだなって思いました。でも涙が止まりませんでした。この時のワンシーンは何度でも鮮明に思い出せて、思い出す度に同じように涙が出ます。

「なんで泣いてんの？笑」って隣の席の姉から言われて、前からのアメリカへの思いは家族にも話していたのですが、改めて自分のこの旅で確信した自分の思い話しました。

そうしたら「じゃあこの飛行機が日本に着くまでにいつまでにお金を貯めて、いつまでに英語力をどのレベルまで持っていくか計画を決めよう」と姉が言ってくれました。
すぐにポストイットとペンを取り出して一緒に決めてもらって、成田に着陸しました。

今はキャリアも含めて、その時立てた計画とは別のルートを辿りながら、ニューヨークへの道を進めています。

でも、あの時姉に今決めようって言ってもらわなかったら、なあなあになっていたと思う。今でも最高の相談相手です。

一時期は「ニューヨークで働いて住みたい」だなんて馬鹿げているし、出来っこない、と思われそうで人に言えなかったです。

私は住むっていうのもそうですが、仕事というのは自分にとって非常に重要なことで、起業をしたい気持ちもあるし、仕事で大成してこそ成功だと思ってます。だからますます馬鹿げてるんですが。

でも自分がやることなんだし、そんなの自分がやりたいならやればいいじゃないかと思います。

今でも馬鹿みたいな夢だなと思うけど、”やっちゃう自分”になってやるんだからそれでいいと思います。

以前に夢についてかいたので、よろしければご覧になって下さい。

きっと同じようにアメリカや海外への移住の思いを持っている方、既に達成されている方がいらっしゃると思います。

私は事あるごとに「やっぱりアメリカに、ニューヨークに呼ばれてるな」って思う事があります。笑

それは人とのご縁だったり、4年ぶりに連絡を取ったバイト先の先輩がいつの間にかニューヨークに移住してたり（笑）、ふと手に取った本の著者の方がニューヨーカーだったり、大きいことから小さいことまで。

自分が好きなことに対してアンテナを張っているから、色々な縁に気づくのだと思いますが、でもそれでいいと思うんです。簡単なことではないからこそ「行くべくして行くんだ」って思っていると気持ちも強くなります。

私のまだ知らないことはたくさんあると思うで、ぜひ皆さん色々教えていただきたいです。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。