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「あせりを解け」/ラオスが教えてくれたこと。世界遺産の街ルアンパバーンDAY1

今年の初めに、ラオス・ルアンパバーン(Luang Pharbang)に行ってきました。
きっかけは同僚のおすすめ。 望んでいた、”都会ではなくて、自分の時間を作れて、寒くないところ”にぴったり!と教えてくれました。

後で知ったのですが、ルアンパパーンに行ったことがある海外の友人は多数おり、最近ラオスに行く日本人も増えているよう。NYタイムズ紙で、ラオスは「世界で一番行きたい国」1位に選ばれているんですね!

1995年に世界文化遺産に登録されたルアンパバーンは、一人旅でもカップルでもグループでも静かな旅を楽しめるので、自信を持ってオススメできる旅先です。

自分自身の時間を作るリトリートの旅。3泊4日のルアンパバーン滞在で、観光は無理しない程度に楽しみました。こちらのDAY1、
托鉢と象散歩とカオピヤックセン/ラオス・世界遺産の街ルアンパバーンDAY2美しいクアンシーの滝と神聖なプーシーの丘/ラオス・ルアンパバーンDAY3、そして意味からの解放/ラオスが教えてくれたこと、の4つの投稿でこの旅をまとめます。

3泊4日で世界遺産の街、ルアンパバーンへ

「2泊3日で十分かと...」。ルアンパパーンは、航空会社の予約センターの窓口のお姉さんにこう言われてしまうほど、小さく、過ごしやすいラオスの北部にある古都。

11:35 バンコクからルアンパバーンに入る

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自分自身の時間を作るため」に向かったラオス。ルアンパバーンには日本から直行便はなく、ベトナムかタイ経由で行くのが主流だそう。
「ベトナムよりバンコクからの方が飛行機が安全なので、バンコクから入ってくださいね」と、言われたとおりバンコクからルアンパバーンへ。深夜の出発でした。

00:05→05:05 羽田ーBANKOK 
09:25→11:35  BANKOKーLuang Prabang

それにしても東南アジアの屋内は寒い!バンコクのスワンナプーム国際空港もそのルールに漏れず、クーラーで極寒でした。暑い時期に行かれる場合も、必ずショールや上着の持参をお勧めします。

日本を出てから10時間がたったころ、移動中ほぼ眠れなかったため、「自分の時間を作るためだけに、ここまで移動する必要があったんだろうか ....」という疑問が頭をよぎる…。

バンコクからルアンパバンに向かうプロペラ機からの景色は、岩山やメコン川が美しく、見飽きなかったです。バンコクからは2時間ほどのフライトなのでよければ是非窓側席を

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岩山の山岳地帯

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ダイナミックなメコン川の姿も見えました。(白蛇みたい)

レンタルSIMはルアンパバン空港内で現金で簡単に購入できます
到着すると、思ったよりは寒かったけれど、ちょうどいい気候!長袖が心地いい気候でした。日本の冬に行ったので、暖かいのは嬉しいです。

到着ロビー内のお店でレンタルSIMを買おうとしたら、現金のみの対応。そのとき、私はラオスのお金(Kip)を持っておらず、SIM入れ替えを終わらせた店員さんも苦笑い。携帯をお店に預けて空港の外にあるATM で現金を下ろし、また到着ロビー内に戻りました(汗)
ロビーを出てもいくつかレンタルSIM屋さんがあり、そちらの方が少し安買った(約2~3000円)ようです。

12:30 ヴィンテージカーでのお迎え。旅の音楽が決まる

空港からは宿へは宿のお迎えの車で向かいます。
いきなりのヴィンテージカーにビックリしました。ルアンパバンってみんなそうなの?と思いましたがホテルのサービスだったようです。結婚式でヴィンテージカーが使われていたのを見たので、この街のオシャレなのかもしれません。

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ただ、車内は、ガッタガタ。
ソファタイプの座席はギシギシ軋み、舗装されていない道路を走っていると、今にも壊れそう。ドアもちょっと取れかけている?
そのため、時速15kmくらいしか出しておらず、ゆったりした走行です。
素敵な演出と実態のギャップが面白くていじらしくて、車中、必死に笑いをこらえました。
ちなみに帰りの時の車は、現代のオートマで普通の時速で走行していたので、到着のおもてなしだったのですね。とても素敵なドライブでした。

このヴィンテージカーに乗っている時、ある映画の曲が頭に流れ始めはじめました。70年代のバンコクを舞台にした映画「サヨナライツカ」です(映画内にヴィンテージカーが出てくるのです)。やはりビジュアルの記憶は強烈です。そして、思いがけず、今回の旅の音楽がこのサントラに決まりました。
3日間ずっと聞いていましたが、ルアンパバンの景色にも、そのあとに行ったバンコクの景色にも合い、旅の気分を盛り上げてくれました。

14:00 荷物を降ろし、寝不足を我慢して街を散策

宿に着き、Wifiをつなぎ、サントラを早速iTunesで購入。
移動時にほとんど眠れてないので、お昼寝しようかと迷いましたが、それで1日目が潰れてしまうのは勿体無い。
今日は、無理をしないでおこう、と決めて、中心部に向かいます。
私の宿泊した宿は街から少し外れたところにあったため、10分程度のママチャリ移動。これから4日間の毎日のママチャリ移動も、悪くない、そう感じました。

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街の中心部に向かう手前で出会った、美しい寺院。
黒ずんだ石塔の中に立つ仏像が、西日に当たって輝き、とても荘厳でした。
これから、東京の時間感覚を外して行くんだなぁ、と実感。

17:00 タマリンドで食事

早めの夕食を、宿の方オススメの地元料理が食べれるメコン川沿いのレストラン”タマリンド”で。
ラオスのもち米の「カオニャオ」。初めて食べましたが、粘りが強くて甘くて、新食感でした。固めの食感が新鮮で美味しかったです。
ソーセージや山菜など、タマリンドのお料理は、とてもモダン。この後、バンブースープが来て、結局食べ切れませんでしたが、どれもとても美味しかったです。また行きたいレストラン。簡単なお土産も売っています。私はブラックティとバンブーチップスを購入。

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トリップアドバイザーでも高評価ですね。

 
夕暮れのルアンパバーン中心部
このような真っ直ぐな3つの通りがメインストリートになっていて、そこに旅行会社、レストラン、雑貨店、お土産やさんなどが並んでいます。

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20:00 ナイトマーケットへ

毎夜、開かれるナイトマーケット。子供が店番をしていたり、穏やかな人が多く、平和な空気感で賑わっています。(ただし同じものでもお店によっては5倍くらいの値段を提示されたりするので、交渉は適度にしましょう。お店の人も交渉には慣れています。)

ラオスには50以上の民族が住んでいるらしいのですが、繊細な刺繍の手仕事をするモン族の方達も、ナイトマーケットで美しい布製品を出品しています。モン族の女性、眉が薄く肌が綺麗で大きな黒い瞳。。。可憐でとても美しかった。

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近年、目まぐるしく発展する東南アジアですが、フランス領時代のコロニアル様式の建築物が美しく、古き良き東南アジアの時間の流れが残っています。毎夜、食事処も含めたナイトマーケットが、街の中心部を埋め尽くすにも関わらず、綺麗で安全で、女性のひとり旅にもオススメです。

この夜、宿に戻る町外れの道でママチャリを押しながら迷子に(泣)。
地元の人とホテルの人に電話で助けられ、無事帰宅しました。

「あせりを解け」/ラオスが教えてくれたこと。世界遺産の街ルアンパバーンDAY1”を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ルアンパバーンの旅はこの4つの投稿でまとめています。
托鉢と象散歩とカオピヤックセン/ラオス・世界遺産の街ルアンパバーンDAY2
美しいクアンシーの滝と神聖なプーシーの丘/ラオス・ルアンパバーンDAY3
意味からの解放/ラオスが教えてくれたこと

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