人の感情の不思議なしくみ！

こんにちは！　毎日、暑い日が続いていますね～。本当に体力が大切だなと感じる今日この頃です。暑さ、コロナの状況に立ち向かって競技をしているオリンピック選手・関係者に感動をもらっています。

さて、今日は、「ネガティブな感情を無視して、ポジティブな感情だけを感じることは不可能である」というお話をシェアさせていただきたいと思います。これは、私が数年前に、カウンセリングを受けた際に、担当のカウンセラーに言われて衝撃が走ったことです。

それを久しぶりに思い出させてくれたのが、先日、無料カウンセリング（マッチング・サービスの）にお申し込みいただいた方とのお話しからです。

「パートナーがほしいとは思うのですが、最近、無気力で、何かしたいこともなく、自分は何か感情がおかしいのではないか」とおっしゃっていました。30代の非常に活発で、社交的な女性です。お仕事だけではなく、何事にも一生懸命な姿勢が最初の10分で感じられる、とても好感の持てる方でした。

お話を聞いている内に私の経験がよみがえってきたのですが、実は、私も数年前に、仕事のプレッシャーで、眠れなくなってしまったことがあり、これはまずいと、心療内科とカウンセリングに自ら通いました。

「あれ、自分が思っているより、かなり疲れているのかも」と思ったきっかけは、眠れないということはもとより、お休みの日などに、何もしたいことがない、もっと言うと、あんなに「好きなこと」があったのに、やりたいことも、いやなこともあまり分からなくなっていることに気づきました。自分が自分でないように感じて、漠然と恐怖を感じたのを覚えています。

その時のカウンセラーの先生に言われたことにびっくりしました。「実は、人間は自分を守ろうとする能力が非常に高いから、いやなことが続いた時には、それを感じないように感情をシャットダウンすることがあるでしょう。ただ、そこで問題なのは、感情は、ネガティブな感情だけをオフにすることはできないので、全部の感情、例えばうれしい、という感情も感じられなくなるんですよ。」。えーーー！　衝撃でした。

その時の私は、仕事のプレッシャーが大きすぎて、毎日、辛かったので、自然にそれを感じないよう自然になっていた所、それ以外のポジティブな感情も無になってしまったのですね。それで、何が楽しいか、うれしいか等も分からなくなってしまってたんだ。と、びっくりして、さっと仕事を転職をして、眠れるようにもなりました。

この自分の経験を思い出して、無料カウンセリングに来ていただいた、その方にこのお話をさせていただきました。

結局、その方は、私のように分かりやすい例は、思いつかれなかったようですが、お仕事が激務であること、そして、ご結婚に関してもご両親の期待を一身に背負っている事等、様々なプレッシャーを感じて毎日、追われて過ごされていることも、無気力に関係あるのかなぁと思いました。もちろん、真相は分かりません。

ただ、とてもうれしいことに、その方はトライアルプランにご参加いただくことになったので、これこそプレッシャーから解放されて楽しんでいただきたいと思っています。

このカウンセリングの経験から、私も改めて大切な物を思い出させていただいたことを感謝しています。私もいやだなぁと思うこと、うれしいこと、毎日、色々な感情と出会えたり、折り合いをつけたりしています。一つ、新たに静かに決心したことは、どんな感情であれ、それを否定したり、無視したりせず、受け止めつつ自分とうまく付き合っていきたいなぁと思った一件でした。

今日も読んでいただきありがとうございました。

皆様がのびのびと、喜びの多い日々を過ごせますように。

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