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頑張りすぎないアムステルダム旅行記。

ヨーロッパではワ/クチンを打ったことによりとても動きやすくなり、一泊の距離であるアムステルダムへ一泊で行ってきました。

美術に興味のない家族といく頑張らないアムステルダム旅行記を載せていきたいと思います。少しでもオランダのイメージアップ&興味を持っていただき、訪れていただければと思います。

ぼーと

P&R(パークアンドライド)でお得にアムステルダム旅行をしよう!

車でアムステルダムへ行くのですが、なんといってもまず問題になるのはPARKING問題。はい、アムステルダム、なんといっても自転車大国。

6対4ぐらいの割合で自動車道路自転車道路の割合という自転車の権利がスゴイ国です(見た感じの私の肌感覚です)

その為か、少し前の中国やベトナムと同じようなイメージの自転車利用者に出合います。

自動車をドイツのように利用者を推していない為(?)か、パーキングエリアが少ない&高い高い。中央駅周辺のホテルのパーキングを利用しようもんなら1日48ユーロなんてかかってきます。恐ろしい。

そんな旅行者泣かせの人に救済措置のようにあるP&R(パークアンドライド)システム

中心地には停められないですが、少し離れたP&R駐車場へ停める駐車場代金と、そこから中心地までの往復の公共交通機関代金がセットになったプランです。(少し外れるといっても電車で15分位です)これを使うと、2人で5.5ユーロ(電車代+パーキング代金)実質1ユーロで24時間とめられるという素晴らしいシステム。(※大きいイベント等があったりすると、使えない日もあるようですので念のためご注意を)

P&Rはいくつか場所があるのですが、私が利用したRAIを紹介します。

利用方法はそのパーキングに行き、普通に入ります。私が利用したRAIのP&Rはナンバーで管理しているので、紙のチケットなどはとりません。普通に入口バーが開くので空いてる場所に停めます。駐車してから一時間以内にチケットを買う必要があります。私は不安だったので、一時間以内に買い、さらにすぐに往路の交通手段の改札(これがチェックイン)を抜けました。バスや電車等使えますが、必ず、(下車)チェックアウトもしてください。メトロの場合、改札は日本のように乗車後も通るので必ずチケットが必要になり、チケットを通さないと駅から出られないのですが、バスの場合もチェックアウトを忘れないようにしてください。これで市内中心部の駅まで行きます。

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ちなみにチケットが買える場所は少しわかりにくいのですが地上にあがり、ギリギリ見えるか見えないくらいの距離なので100~150m位右側でしょうかね。近くなってくると、青い看板でP+Rの文字が見えますので、ご安心を。(※駐車場を止める場所にもよって若干変わるかもですが。)

人数分のチケットをまとめて買います。(1人でも2人でもまとめて一度でかいます、チケットは人数分出てきます。)

詳細はP&Rリンク先へ→

Price of P+R GVB cards:

1 person: €5.50 1人
2 persons: €5.50 2人
3 persons: €6.50 3人
4 persons: €7.50 4人
5 persons: €8.50 5人

この料金は24時間以内のものです。
復路は24時間以内に市内中心部の駅から戻って(往路と同じ要領でチェックインアウトまで行う)、清算まで済ませます。(※もしこの時24時間オーバーしていると追加分の支払いが発生します。24時間以内なら追加分は特に出ずに駐車場のシステム上、OKになり、外に出られます。清算機でその操作を行う必要があるので、追加がないからといってそのまま何もせず出ようとしないでください。)

その清算も下車後(チェックアウト後)、一時間以内に支払いを済ませます。

参考までにDe Pijp駅は中心地という認識で大丈夫でした。

わかりにくいですが、エリア地図です。↓

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ちなみに、往路を使った後の市内観光中はこれを使わないで持っておいてください。市内観光中に他の乗り物を使うときは別でチケットを買う必要があります。

また、24時間を超えると、RAIでは一時間ごと5.5ユーロ追加でした。私たちは2時間弱ほどオーバーしてしまい、5.5ユーロがかかりましたが、もし2時間をオーバーすると割安な料金が加算されるような感じでした。

府ね (2)

アムステルダム国立美術館で有名絵画に出合う。

アムステルダムには有名な美術館がいくつかありますが、今回はアムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)へ行ってまいりました。

有名どころはフェルメールの牛乳を注ぐ女やレンブラントの夜警なんかがあります。チケットを買えるかと思いきや、予約しかダメ、と入れず。。

慌ててHP上予約をしようにも銀行カード(持っていない銀行)のみでクレジットカードが使えず(アンドロイドだとクレジット可、アップルだとダメのようでした。)

どうしようかと途方にくれていると、美術館向かいの公園のショップでチケットの文字。

そこで普通に現金で買えました。なんとラッキーな事か。今すぐ入りたい旨を伝えると20分ほど過ぎた予約時間で販売(ここら辺はとりあえず過ぎてればいいという考えなのか?)入る有効期限は販売した時間から15分以内という並んでいたら過ぎそうな厳しいルールが記載されていました。

おそらく10分程度並んで中に。そこではワ/クチンQRのチェックしている列もあったので必要かと思いきや何もなくマスクなしで入れました。完全チェックではないのが、なんとも外国らしいというか。

王冠

階は年代ごとに分類され、上に行くほど現代に近くなる作りになっていました。オランダの絵画や銃、甲冑、船の模型、宝物等4階のつくりではありましたが、広く、大体すべて見て回り2時間くらいでしたね。

展示物がバラエティ豊かに感じたのはオランダが海外との輸入でやり取りを盛んにしていた歴史を考えれば納得。

じゅう

圧巻だったのが、銃展示、船の模型展示でした。これは日本で見たどこの銃展示よりも(なんなら今までみたどこの展示よりも)数も多く、綺麗で優れていました。

ふぇるめる

お目当てのレンブラントとフェルメールは同じエリアにありました。かなり広い場所をとったエリアで人気の高さをうかがい知れました。

やけい

特にレンブラントの夜警は思ったよりサイズも大きく修復中?だったのか何かの機械越しになってしまったのが残念でしたが、普段より周りはガラス張りになっていて一定の距離を置いて鑑賞しているようでした。コピーのレプリカが小さい展示で左側の壁にかかっているので詳細を近くで見たい方は是非それを。

こういう有名作品は世界史の資料を夢中で読んでいた学生時代を思い出しますね。出会った時の感動たるや。

私は油絵は高校以来描いていないですが、こうした先人の方々の作品を目に残すことで少しでも自分の中の美的感覚が磨かれたり、ヒントになることがあるので、学生時代から積極的に美術館に行くことにしています。

次回はゴッホミュージアムも行ってみたいですね。
ゴッホミュージアムは人気で当日券は売り切れていたのです。

サイバー★

Heineken(ハイネケン)でサイバー体験!

次の予定が夕方だったのでそれまでは市内を少し散歩をしながら、花の球根が売っている場所、チーズショップ、なんと麻薬(オランダでは合法)の売っているお店を眺めながら、運河沿いのボートで観光用に楽しんでいる人達も多く見かけました。街並みは本当に可愛らしいですね。間口の狭い建物でそれぞれ隣の家の色が異なっているのがこんなにもしっくりくるとは思いませんでした。運河沿いの雰囲気はニューヨークのブルックリンエリアを彷彿とさせました。

ブルックリン

さて、朝方に予約していたHeineken工場見学(ハイネケンエクスペリエンス)に向かいます、するとすでに長い列が。

ボード

あ、ちなみにHeineken(1863年創業)はオランダのビールブランドですよ。

ここではワ/クチンQRコードと予約確認書(メールで来たPDF)をみせます。すると入口でゴム製のリストバンドをもらいます。そこには2つの外れるぼたんのようなものがついていて、それが最終的なBARエリアでの2杯分のHeinekenビールとの引換券になるのです。そして見学中にも一杯のビールが飲めるという。若者やビール好きにはたまらない場所です。(※ちなみに私は付き合いで飲むタイプです。)

ばっち

見学が始まるとスタッフのお姉さんが歴史の説明をしてくれたり(英語)、昔ながらの工房エリアを見せてくれたり、どんどん近未来的でアトラクションのような作りになっています。

せんぬかれる

自分がビールの気持ちになって作られ、出荷されるまでのデジタル体験や、ハイネケンのロゴ背景で自分たちの写真が撮れるコーナーではQRコードで画像を送ってくれます。自分の名前の入ったビールが作れたりと現代的な場所となっています。子供も大人も楽しめそうな場所でおすすめです!!
言葉が壊滅的な理解力の私でも楽しめたので、ご安心ください✨

工房

バーハイネケン

こういった場所は新しいですね。最後のバーエリアではつぎたてのハイネケンを堪能することが出来ます!!そこではビールの提供のみなので行く前に何かお腹に入れていくことをお勧めします。

パンケーキ

(おまけ)やっぱりアムステルダムで食べたいパンケーキ!

私も知らなかったのですがアムステルダムはパンケーキが有名だそうで。夫のリクエストでホテルに戻る前に立ち寄ってみました。

街中ではパンケーキの文字のカフェをよく見かけました。
薄いパンケーキが多いようで食事(甘いもしょっぱいも)のような感じで出されるみたいです。

私達はたまたま立ち寄ったパンケーキ屋さんが、映えるパンケーキでした笑。

食事にはもちろんQRコードも必要。そのせいで中に入れない方もちらほらいらっしゃいました。

頼んだ見た目から甘いのかと思いきや意外と甘さ控えめでした。酸味のフルーツがアクセントになってとっても美味しい!

皆さんもパンケーキ屋さん色々ありますので、探してみてくださいね。

訪れたパンケーキ屋さんはこちら↓


まちなみ1

この他にもアンネの日記を書いたアンネ・フランクの家も有名観光地としてありますが、間際に決めたせいで予約が出来ず。もし行かれる方は早めに予約しておくことをお勧めします。

正直、オランダは見所が少ないイメージがありましたが、とってもアートな雰囲気と可愛らしい街並み、ドイツより華やかだなと感じました。
食事も種類が豊富で選べますし、訪れたことで本当にイメージアップになりました。乗り継ぎだけでなく、是非目的地として訪れてみてください!

長くなりましたが、オランダのあんまり頑張らない旅行記でした。

P&R HOW TOも日本語記事をあまり見かけなかったので、参考にしていただけると幸いです。

次回はウィーンを訪れる予定ですので、またその時の情報も載せていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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