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街の「依りどころ」は「寄りどころ」~喫茶ランドリーに行ってみたい

 高校生の頃から喫茶店のマスターになりたかった私が、最近、ガゼン気になっているのが「喫茶ランドリー」です。

 コーヒー豆にこだわった…とかそういうお店ではなさそうで、もっぱら「人が集まる」とはどういうことなんか。なぜ集まるのか。集めてどうしたいのか。そういうことを一生懸命に考えているお店のようです。

 私が学生の頃に通っていた喫茶店は、まさに近所の人たちの「たまり場」でした。お客さんの9割以上が近所に住んでる人たちだったと思います。今もそのお店は元気に営業を続けていて、先日、コロナで閉まってるのかなと思ったらちゃんと開けてて、近所のおじさんとおばさんが(距離をおいて)スカスカの店内で個人情報ダダ漏れの噂ばなしをしてました(オイオイ)。

 そんな中、先の喫茶ランドリーの話を読んで、「ああ、たまり場ってそういうことなんか」と思い、またもや自分で喫茶店をやってみたくなりました。たとえ実際には喫茶店に関わることがなくても、今後の人生で人が集まる場所やサービスに関わっていたいなあと感じました。

”非常時は人々の行動範囲が狭くなるからこそ、どこに暮らす人々にも、住まいのまわりの徒歩圏内に、喫茶ランドリーのような存在の場所があるべきだ(中略)そういう公的な施設が、日常的な市民の依りどころになるべき"
――前述のnote記事より

 「依りどころ」

 そうそう、それです。
 ちょっと疲れた時にふらっと寄って休めるようなところ。誰でもいいからちょっと話を聞いてもらったりできるところ。ただ音楽を聴いたり、コーヒーを飲んだりしてぼーっと時間を過ごせるようなところ。
 誰かにとってのワンダーゾーン――。

 そういうところを作って、人がふらっと立ち寄って、みんなが笑顔になって、美味しいコーヒーと面白い本や雑誌が読めて、楽しい音楽が流れてたらそれでエエかな。ああ、どうしよ。やれるかなあ。やりたいなあ。まあ、喫茶店に限った話じゃないですけどね、依りどころを運営するって。

 「喫茶ランドリー」は店の外観もそこそこエエ感じなので、きっとコーヒーも美味しいし、リラックスできる音楽が流れてるんじゃないかと思ってるんですけどね。早く旅行行けるようにならないかなあ。

【2020/5/23追記】こんなツイート見つけました。新聞に載ったり、嵐のMVにも出てたりしてるんですね。


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