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DON'T WORRY, BABY! 早期退職から転職して3年になる59歳。…

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DON'T WORRY, BABY! 早期退職から転職して3年になる59歳。コーヒーとバスケ観戦、ランニング、芝生の育成が趣味。司馬遼太郎と村上春樹の好きな作品を何度も何度も読み返しています。職場は神戸。

マガジン

  • びっとらんだむ:Sweet Stories Scrap

    noteで見つけた小説やエッセイのセレクション。皆さんからの推薦作品もお待ちしてるぜっ!🍌

  • びっとらんだむ:パラレルキャリア

    これからの人生を変えていくなら若いうちに。このまま老い朽ちていくならいざ知らず。これからの人生で今日の自分が一番若い、を肝に命じて。

  • 芝生マガジン【緑のじゅうたん】自宅で芝生を育てているあなたへ

    マンション一階の小さな庭の芝生を、出来るだけ手間を掛けずに育てる方法をポツリポツリと書いています。芝を刈っては汗を拭い、日陰に座ってビールを飲む。そんな休日を楽しみましょう。

  • 【別冊びっとらんだむ】コロナウイルス関連

    コロナウイルスについて書いたものをまとめてみました。

最近の記事

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フィールド・オブ・ドリームス・カム・トゥルー~とあるバスケ・コートの修復の記録

 早期退職についてのあれやこれやで慌ただしかったこの春。退職手続きと並行していろんな人たちの協力を仰ぎながらとあるプロジェクトに取り組んでいました。自分が住んでいる街のバスケットボール・コートの整備です。 きっかけはリングの破損修理依頼 兵庫県尼崎市と西宮市の間を流れる武庫川の河川敷に、十数年前から一基のバスケットゴールがぽつんと立っているのですが、いつの頃からかゴールリングが捥(も)げて外れてしまっていました。  これを『My City Report』というサービスを利

    • ぜったいフュリオサ>怒りのデスロードの順で観たほうが良いですよ、出来れば爆音で

      先日、地元の映画館・塚口サンサン劇場でマッドマックス・シリーズを連続鑑賞してきました。まず、最新作『マッドマックス:フィリオサ』を観て、その一週間後に、こんどはリバイバル上映されていた前作『マッドマックス:怒りのデス・ロード』を観ました。 この二作品は作品の発表順に繋がっている物語ではなくて、『フィリオサ』が『怒りのデス・ロード』の前日譚にあたります。時間的な流れとしては、『フィリオサ』を先に観ることで、『怒りのデス・ロード』がさらに深く楽しめる構成です。 塚口サンサン劇

      • 今年の秋は『聴く読書』で~Audibleふたたび~

        メジャーリーガーの菊池雄星投手のことを、彼の野球に対する真摯な姿勢に対してだけでなく、もう一つの興味深い面があって尊敬しています。それは、彼の読書に対する姿勢です。 最近は自身のTwitterで、昨年258冊もの本を読んだと投稿しており、そのうち136冊はオーディオブックだったとのことで、その数の多さに驚かされました。こうなると読書というよりは「聴書」と言ったほうがいいのかな。 どうやら菊池投手は、目の疲労を軽減するためにオーディオブックを活用しているようです。私は以前、

        • 猛省:SNSに使っている時間をもっと有意義な活動に当てるべきかな

          自分は一日の時間をどれくらい有効に使えているんだろう――。 自分の人生の残り時間が少なくなるにつれ、こんなことを考えたりもします。そこで、平日の時間の使い方を振り返りながら、自分の自由な時間がどれだけあるのか見直してみました。 🍌 まず、平日は仕事が6時間、睡眠も6時間です。これで1日の半分、12時間が埋まります。さらに、朝・昼・晩の食事などにそれぞれ1時間ずつかかると仮定して、準備や片付けを含めて合計3時間。これで残りの時間は9時間です。 その上で、通勤に片道ざっく

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        • 芝生マガジン【緑のじゅうたん】自宅で芝生を育てているあなたへ
          19本
        • 【別冊びっとらんだむ】コロナウイルス関連
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        記事

          『探偵物語』が『不適切にもほどがある』件について

          毎週、ドラマ『不適切にもほどがある』(通称『ふてほど』)を観ています。世間では、このドラマに対してはいろんな意見があるようです。 ところで、実際の1986年ってどんな感じだったっけ。そう思って、それよりは少し前ではあるのですが当時の情景がよく映っているテレビドラマ『探偵物語』(1979年10月-1980年3月放送)を観返してみました(我が家には全巻DVDセットがあります)。 驚きました。(現在の感覚で言えば)その不適切さがハンパありません。公園でタバコをスパスパしながら依

          『探偵物語』が『不適切にもほどがある』件について

          「やさしく指導して下さい」で強くなれたほうが良くないですか

          思うところあって今年は本をよく読んでいます。今のところ、部活動関係の本が多いです。中でもこの本にはショックを受けました。「日本の子供たちのスポーツってまだこんな状況なのか」と。20年ぐらい前から何にも変わってないのかもしれません(そうでないと思いたいですが)。 前回の投稿でこんなことを書きました。 まさに同じようなことが生々しく書いてありました。タイトルにある毒親そのものです。 一方で、そういうハラスメントから子どもを守ろうとしたり、後悔していたり、ハラスメントの当事者

          「やさしく指導して下さい」で強くなれたほうが良くないですか

          「間違った指導は受け入れられない」と意思表示をすることが大事

          私は「スポーツにおける暴力指導・ハラスメント問題」を解決したいと思って、普段から活動している…のですが、これがなかなか難しいのです。そこで、最近、思っていることをメモ代わりに書いておきます。 🍌 「暴力をふるったり、きつい言葉で罵ったりしなくても、こんな風に指導すれば上手くいきますよ」という指導法は幾つかあるにはあるのです。たとえば私たちの活動で推している指導法がコレ。 ただ、こういう(海外ではごく普通でも日本では)先進的な指導法に興味を持つ人は、そもそも暴力なんて振る

          「間違った指導は受け入れられない」と意思表示をすることが大事

          この歳であらためて大学に通う、というのも難しいので…

          年が明けて、私はまもなく59歳になろうかという時期なのですが、同級生の多くは4月から順次還暦を迎えることでげんなりしている人も少なからずいるようです。 🍌 そんな中、3つほど歳の離れた後輩が修論(大学院生の卒業論文)を書き終えたとSNSに書いていました。めちゃくちゃ忙しい仕事を抱えながらの二刀流は実に天晴。その努力には頭が下がります(まだ卒業はされていないので、お祝いの言葉は取っておきます)。 「幾つになっても学べるものなんだなあ」と感心しつつ、自分なりに「この歳であら

          この歳であらためて大学に通う、というのも難しいので…

          時代の変化を恐れたり、毛嫌いしたり、悲しんだりするのをやめよう

          謹賀新年 2024 新年早々にこんな話もどうかと思うのですが、昨年は実にたくさんの方の訃報に接しました。坂本龍一さんのように著名な方から高校の同級生まで、ほんとうに悲しい一年でした。 思えば、若い頃に「誰々が亡くなった」というニュースを聞いても、「へー、そーなんだ、ふーん」という程度でした。それが、いつの頃からか身に染みるようになったのは、自分と近い世代の人が亡くなることが増えて、それだけに思い出や思い入れも強く、以前よりも大きく喪失感とか寂しさを感じるからでしょう。

          時代の変化を恐れたり、毛嫌いしたり、悲しんだりするのをやめよう

          ボクら自身(忌野清志郎さんを偲んで)

          忌野清志郎さんが亡くなってから早や14年です。彼を偲んで、14年前にブログに書いた文章を再掲します。今年亡くなった坂本龍一さんについても少し触れています。(リンク先を改訂)  キヨシローが死んだ。  ものすごく歌が上手いわけじゃない、リズム感だって抜群にいいわけじゃない、でも、ライブ・パフォーマンスは最高だ。でも、そのライブには行ったことがない。なのになんでこんなに好きなんだろう。なんで、こんなに哀しいんだろう。  その作品、態度、行動の発するメッセージゆえなんだろうと

          ボクら自身(忌野清志郎さんを偲んで)

          いまさら Google Keep を使い始めました

          今年に入って長年親しんだほぼ日手帳を使うのをやめて、メモを取る時はカレンダー機能のない格子地の手帳を使い、予定はGoogleカレンダーを使っています。 予定管理と備忘録としてはそれで事足りるのですが、メモの内容を優先度や重要度の違いに応じて、見やすいように整理しておきたいことがあります。 メモや付箋を使ってデスクの近くのコルクボードに貼ったりすればToDoの管理がしやすいのですが、最近は仕事場に自分のデスクがないので(というか仕事場という概念がすでになく)、「いつも見える

          いまさら Google Keep を使い始めました

          ジジイにはジジイにふさわしいものの言い方があるのではないか

          私は今58歳ですが、同世代と比べると気持ちは若いほうじゃないでしょうか。「気持ちは若い」と言うと聞こえは良いのですが、時と場合によっては「ベテランらしからぬ意識の低さ」と言えなくもない訳でして、必ずしも良いことばかりではありません。 例えば、仕事の上で「それは違う」と相手に伝える時。自分より若い者に言われれば「生意気なヤツだけど、言ってることは筋が通ってる」みたいな受け止められ方をする場合でも、還暦前のジジイに同じように言われると「言ってることは分かるんだけど、あの人、けっ

          ジジイにはジジイにふさわしいものの言い方があるのではないか

          空間をデザインすることで良いコミュニティを誘発する(田中元子さんが話してくれたこと Pt.1)

           もう1ヶ月近く前のことになりますが、田中元子さんが大阪にいらっしゃったので、イベントに参加してきました。  喫茶ランドリーの運営などを通じて、「建物の1階(つまり「グラウドレベル」)に開かれた場所を作って、まちの人たちに提供すると、コミュニティが熟成されていきますよね」的な活動というか、考え方を大プッシュしてきたのが田中さんです。大変、雑な説明で申し訳ありません。彼女のこれまでの活動や考え方についてはぜひ近著で。  今回のイベント『うめきた Talkin' About』

          空間をデザインすることで良いコミュニティを誘発する(田中元子さんが話してくれたこと Pt.1)

          高血圧さんと真剣におつきあいをしています

          昨年の夏にコロナに罹りまして、それ以来疲れやすくなったかなと思っていたら、どうも血圧が高くなったみたいで、秋ぐらいに自覚症状も出てきたのでお医者さんに行って治療を始めました。 いますぐ入院しないといけないって状態ではなくて、自然な老化現象とか元々の体質みたいなもののようですが、いろんな本を読んでいると勉強になりますし、知人にも高血圧に悩む(あるいは全然悩まない)人が意外とたくさんいたりすることも分かりましたので、記録代わりに考えたことや、やってみたことなどをしばらくつらつら

          高血圧さんと真剣におつきあいをしています

          さらばほぼ日手帳

          謹賀新年。 新年と言えば新しく手帳を下すのが例年の常なんですが、今年は長年愛用してきた『ほぼ日手帳』を使うのをやめることにしました。 10年ほど前から公私ともにGoogleカレンダーで予定管理をするようになってから、いちいち手帳にも予定を手で書き写すのが面倒でした。時間も手間も掛かる上に、書き忘れや写し間違いのリスクもあります。 そもそもが、そんなにメモ魔じゃないので、何にも書いてないページも一年のうちにけっこうありました。それで2017年からは見開きが一週間分の週間手

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          アントニオ猪木さんを偲んで、きょうは珍しくひとり酒なのに二杯目

           アントニオ猪木、逝く。  61分一本勝負の末の壮絶な時間切れドロー、と言ったところか。最後まで負けなかったなあ。  と言ったところで、プロレスなんて生まれてこの方見たことがない人は「61分って何?1分って余分じゃないの?」って言うのかな。でもまあ良いんです。あの時代の『61分一本勝負』の雰囲気やら意味合いやらを何となく分かる人だけが、猪木さんの死を心底悼んでいるような気がしますから。 🍌  たった一度だけ猪木さんに会ったことがあります。深夜番組にプロレスのプロモーシ

          アントニオ猪木さんを偲んで、きょうは珍しくひとり酒なのに二杯目