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技術にもマネジメントにも貪欲に。気がつけば、会社と共に成長していた【転職ストーリー】

こんにちは、ビットバンク採用広報担当です。
当社が運営しているビットコイン・暗号資産(仮想通貨)の取引所「bitbank.cc」。お客様が快適に、そして安全に取引していただけるよう機能向上に取り組んでいるのがシステム部アプリケーション開発チームです。

今回は、同チームでリーダーを務める松本洸(まつもと・こう)にインタビュー。2017年6月の入社以来、主軸サービスの成長を支えてきた彼に、入社の経緯から現在の業務内容、未来に向けた思いを聞いてみました。

趣味を仕事にした瞬間、エンジニアリングに対する覚悟が変わった

――聞くところによると、松本さんの社会人スタートはエンジニア職ではなかったとか。どのようにしてエンジニアリングを身につけたんですか。

松本:プログラミングを始めたのは学生時代でした。当時は作曲にとても熱中していて自作した曲をインターネットに公開したりしていたのですが、そのうち自分のサイトを作りたいと思うようになりまして、自己流でしたがWeb開発を始めました。きっかけは音楽でしたがエンジニアリング自体もすごく楽しくて、それから趣味として続けてきました。

その後、社会人2社目でエンジニアに転職しました。最初の会社はECのベンチャー企業で、エンジニアは自分を含めて3名だけでした。エンジニアリングは未経験でしたが開発の手が全然足りていなくて、UIから決済システムまで幅広く担当させてもらえました。

当時、やりがいはありましたが、同時に責任の重さもずっしりと感じたことを今でも覚えています。趣味でやっていた頃は、システムが止まっても誰も困らないし、すべて“自己満足”で終わります。でも、ユーザーが使う商用サービスでは、当然ミスは決して許されません。プロでやることの厳しさを痛感したと同時に、エンジニアの道に進む“覚悟”ができた貴重な2年間でした。
その後、知人が運営しているベンチャー企業で仕事をさせていただき、2017年6月にビットバンクへ転職しました。

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当社主催のイベントに参加。「この会社、面白そうだ」と直感

――改めて、ビットバンク入社に至るまでの経緯について聞かせていただけますか。

松本:以前より、ビットコインに対して技術的な興味があって。ビットコインやその他、暗号資産(仮想通貨)に関連するニュースが出てくるたびにその動向を追っていました。

数ある暗号資産(仮想通貨)関連の企業の中から、ビットバンクを選んだのは、1度ビットバンクが主催していたワークショップに参加し、良い印象を持っていたからです。確か、2015年頃だったと思います。

ワークショップのテーマは、「ビットコインのウォレットを作る」。代表の廣末さんと、エンジニアのジョナサンさんが講師として登壇していました。参加者の少ないイベントだったので、2人とも会話できる機会があったんですが、その時に「この人たちがやっている会社、面白そうだな」と直感して。特に核心を突いた話をしたわけではなかったんですけど(笑)。

「1つ1つ着実にこなしながら、完璧な形を目指す」のが難しい

――現在、松本さんがリーダーを務めるシステム部アプリケーション開発チームの業務内容を教えてください。

松本:当社が運営している取引所「bitbank.cc」の取引所アプリケーション開発を、11名のメンバーで行っています。
当社のシステム部には他にもCrypto, Infra, Data, QA, Security, 情シスチームがあり、合わせて約30人の規模のエンジニアリング組織を構成しています。

取引所はユーザーの資産を扱うサービスなので、使いやすさを追求しつつも可用性や性能、そしてセキュリティ面に充分な配慮を施さなければなりません。

そうした中、日々意識しているのは「やるべきことを1つ1つ、穴を出さないようにこなし、完璧な形に近づけていく」こと。この地道なプロセスを確実に歩むのが、実はものすごく難しいんですよね。これは、アプリケーションだけでなく、システム部全体の話ではありますが。

――入社してからの3年間で、最も手応えが感じられたプロジェクトは何でしたか

松本:2019年10月にリリースした、マッチングエンジンのリニューアルです。計画からリリースまで1年の期間を費やした大規模なプロジェクトでしたが、その甲斐あって、システム性能とメンテナンス性が大幅に改善されました。

お客様にも取引所への注文速度の改善で良いフィードバックをいただけています。サービス品質のみならず、チーム全体や自分自身の技術力向上にもつながった、忘れられない仕事の1つとなりました。

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会社と共に歩み、共に成長しているという実感

――松本さん自身が、仕事において重要視しているのはどんなことですか。 

松本:「自己成長」ですね。スタートアップから次なる成長フェーズに突入しつつある今のビットバンクは、その点においてとても良い環境だと感じています。入社した2017年6月当時は10名だった社員数が、現在では約80名以上になり、拡大に伴って組織体制も変革を遂げてきました。

私が在籍するシステム部では、チーム体制が整備され、開発手法やドキュメンテーションなどのプロセスも徐々に整えられてきました。自分自身も1エンジニアからチームリーダーへと役割が変わりました。会社と共に歩み、共に成長をしているという実感はすごくありますね。

――チームリーダーとなって半年が経ちましたが、マネジメント面ではどんなことを意識していますか。

松本: 心がけていることは2つあります。1つ目は、 スムーズな意思疎通ができる環境をつくること。11人のチームメンバー間のつながりやコミュニケーションの場を、バランスを見ながらうまく創り出すよう努めています。

2つ目は、1人ひとりの能力を伸ばしていけるような道筋をつくることですね。とはいえ、マネジメントについてはまだスタートラインに立ったばかり。今後、丁寧に考えながら、実践していきたいと思っています。

信念とエネルギーに満ち溢れる仲間と、未来を創り上げたい

――「今後ジョインしてもらいたい」と思う理想のメンバー像はありますか。

松本:信念があってエネルギッシュな人とは、ぜひ一緒に仕事したいです。

入社前は「オープンでフェアな社会を実現する」「ビットコインの技術で、世界中にあらゆる価値を流通させる」といった当社のビジョンやミッションについて、凄いと思いつつも、正直ピンとはきていませんでした。

でも近頃は仕事を通じてその世界観がだんだん理解できるようになってきたんです。ビットバンクが描く未来を、一緒に創り上げていく。そんな気概のある仲間を、どんどん増やしていきたいですね。

――最後に。今後、松本さんがチャレンジしてみたいことは何でしょうか。

松本:「今あるソフトウェアやアプリケーションの価値観をがらりと変えてしまうような取り組み」をしてみたいと考えています。イメージがまだ漠然としていて、言語化できてはいないんですが、ビットコインと割と近いところにあるような気がしてきています。

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――お話を聞いているだけで、何だかワクワクしてきますね!松本さん、ありがとうございました!

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