レンコン ~健康食材~
レンコンについて、書いてみようと思います。
フキと同様、日本の古くから使われてきたレンコン。
旬は、11~2月頃 前後です。今が美味しい季節ですね👍
ちなみに6月~9月頃に収穫されたレンコンは、「新レンコン」と呼ばれます。
水分が多くて、やわらかく、日持ちがしないタイプです。
漢字では、「蓮根」と書きます。
蓮(はす)という植物。
この蓮の根っこ、地下茎が、私たちが食べているレンコンです。
れんこんには、節(ふし)と呼ばれるつなぎ目があります。
売られているレンコンに節がついているのを見かけたことはありませんか?
著者は、幼少から、喘息もちでした。
ぜんそくに効果がある野菜といえば、浮かぶのは、レンコンです。
みじん切り、すりおろし、乱切り、炒めても、天ぷら、煮物にと。
色を維持したい人は、切ったものを酢水に5分漬けてください。
レンコンの汁の効能
【節をしぼった汁】
節のしぼった汁を盃(さかずき)2、3杯服用すると、かっ血、下血(げけつ)、吐血、鼻血、喘息、に効果があります。
盃が無い家庭もあると思いますので、これもね、デザインによるんです。
計量スプーンを使うと便利です。
大さじ2杯(約30cc)を目安にすると、盃1杯の量に近いと言えます。
小さいものだと20~25cc、大きいものだと、40cc。
そのあたりは、皆さんにおまかせします。
節をしぼった汁は、患部に塗ると、腫れものの膿(うみ)を吸い出して、痛みを取ってくれます。
【レンコンのしぼった汁】
鎮咳(ちんがいと読みます。せきをしずめる作用)、強壮、風邪、胃潰瘍、喘息、下痢、二日酔い、口渇、カニの中毒、などに効果があります。
+生姜を加えることで 効果がアップ!
生姜のしぼり汁を加えてもいいですが、生姜をしぼるのが大変な人は、生姜の粉が売っていて、便利なので使ってみてください。
レンコンをすりおろしたものを加えた汁もの、味噌汁でも似たような効果がある?と思われます。
金属製だと、蓮根が変色するので、ビックリしないでね~と。
変色したくない場合、陶器製、プラスチック製を推奨されています。
+梅酢
レンコンの搾り汁に、梅酢を加えて飲むと、痔に効果があります。
梅干をつくった際の汁を、取っておいて使ってみてください。
梅干を漬けない人にも、お手軽に梅酢は売られていますので安心↓
買うときのポイント
レンコンを選ぶ際には、節(ふし)がついたものがおすすめ。
節は苦手という人もいるかと思うんだけど、この部分にも健康効果が詰まっています。丸ごと利用しましょう!
栄養素
食物繊維が、大根よりも多く含まれています!
不溶性、水溶性の両方とも食物繊維が含まれています。
デトックス食材と言われているのは、そのせいですね!
ほかには
糖質のでんぷんが豊富、ビタミンC、鉄分、カリウムが多いです。
ポリフェノールの一種、タンニン(収れん作用)が含まれます。
葉っぱ
葉にも様々な効用がありますが、葉まで利用している方は、少ないんじゃないか?と思い、割愛させていただきました。
著者は、仏教系の高校でしたが、蓮(はちす)というクラスがありました。
仏教では、泥の中に咲く蓮は、困難(泥)があればこそ、立ち直ったあとには、大輪の花(人生)がある。
煩悩や俗世の汚れの中にあっても、清らかな花を咲かせる尊い存在であるとして、蓮の花の表現をよく使います。
おせち料理にも使われるレンコン。
穴が開いていて先を見通せることから、「見通しがきく」という縁起物です!
食卓に取り入れてみてください👍