迷子

大学卒業して何となく決めた就職先でそれなりに働きつつ、アフターファイブに全力を注ぐ、自…

迷子

大学卒業して何となく決めた就職先でそれなりに働きつつ、アフターファイブに全力を注ぐ、自称普通の人間です。 何でもない日常や旅での珍事などを書き連ねますので、暇つぶしにどうぞよろしくお願いします。

最近の記事

反抗期の終わり方

中学生か高校生の頃、私は反抗期だった。 それは私が何をしようと味方でいてくれるとゆう甘えだったのかもしれない。 ケンカをしたりする訳ではないが、家に帰ると基本部屋に引きこもり、部活帰りに友達と遊んで夜中に帰ったりした。 そして大学生になり、家を出て県外で一人暮らしをはじめた。 憧れの自由な暮らしを手に入れた私。 家族とはほとんど連絡を取らなかったが、夏休みや冬休には帰省した。 しかし帰省しても地元の友達と遊ぶばかりでほとんど家には帰らなかった。 家族が嫌いな訳ではなかっ

    • 結婚式で脱出ゲームをやってみた

      みなさんは脱出ゲームをご存知でしょうか? 実際にやった事がある方もいらっしゃるかもしれませんが、脱出ゲームとは、いわゆる謎解きゲームです。 卓上で謎を解いてストーリーを進めていくホール型や、本当に部屋に閉じ込められてしまうルーム型、最近ではオンラインで出来るものや書籍など、様々なものがあります。 私はそれが大好きで、旦那を連れてよく参加しています。 そこで、その楽しさをみんなにも知ってもらいたいと思い、自分の結婚式で脱出ゲームをやってみることにしました。 色々調べてみると

      • 九州キャンピングカーの旅 前編

        私は旅行が好きだ。 長期休暇を利用して年に2回は海外に行く。 しかし今年度はどこへも行けなかった。 コロナで海外はおろか、国内旅行もなかなか行きづらい。 そこで私はキャンピングカーで旅をする事にした。 1回目の緊急事態宣言が明けた7月、最近できた超絶インドアな彼氏を引き連れてキャンピングカーの旅に出た。 キャンピングカーなら極力人と接触せずに旅行ができる。 車さえ停めれれば宿泊できるし、状況が変われば行き先も変えればいい。 とゆうことでノープランキャンピングカーの旅スター

        • アメリカ横断テント旅〜最終章あやうくトロントに帰りそびれるとこだった〜

          旅も終盤。 色んなところに行きすぎて、グランドキャニオンを訪れた時には目が肥えていたのか、あの壮大な風景に何の驚きも感じなくなっていた。 個人的にはアンテロープキャニオンとホースシューベンドが好きだった。 ホースシューベンドに関しては、その晩そこにテントを貼って寝泊まりした。 果たしてそんな事をしてよかったのだろうか。 デスバレーに行った時は、砂丘にデカデカとUSAという落書きがなされていたので、私はその後ろにGIと付け足した。 ウサギ… 砂に靴で跡を付けただけとは言え、

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        • 九州キャンピングカーの旅 前編

        • アメリカ横断テント旅〜最終章あやうくトロントに帰りそびれるとこだった〜

          アメリカ横断テント旅〜夢のラスベガス〜

          旅は中盤。 我々はラスベガスへ向かった。 目的はもちろんカジノ。 毎日インスタントラーメンばかり食べていたので、一発当てて豪華なディナーでも食べに行きたかった。 3人中1人はギャンブルに全く興味がなかったので車でお留守番。 2人でカジノに繰り出した。 私はトロント在住中、アラブ人の男に気に入られて何度かカジノに連れて行ってもらった事がある。 彼らはオイルマネーで潤っているのか、とても羽振りがよかった。 カジノへ行くと100ドル札を渡され、好きに遊ばせてくれた。 それが無く

          アメリカ横断テント旅〜夢のラスベガス〜

          アメリカ横断テント旅〜珍事勃発2回目の車中泊〜

          フロリダを出発してとりあえず西に向かう。 正直、どこへ行ったか記憶は曖昧だ。 毎日日が暮れる前にテントを張れそうな空き地を探した。 キャンプ場代も惜しみ、野宿する日々。 毎晩その辺の小枝を拾って焚き火をした。 時は10月。内陸の方は死ぬほど寒かった。 ご飯は毎日10セントのインスタントラーメン。 健康に配慮して玉ねぎをぶち込んだ。 たまの贅沢で肉を焼いたり、カレーを作ったりした。 シャワーは3日に1回ほど、夜中にキャンプ場に忍び込んでこっそり浴びた。 今思えばホントにひ

          アメリカ横断テント旅〜珍事勃発2回目の車中泊〜

          アメリカ横断テント旅〜銃を向けられびっくり仰天のフロリダ〜

          ニューヨークを出発してアメリカ横断の旅が本格的に始まった。 レンタカーを借りる際に友人が出したパスポートの写真が、髪がやや長くて目がクリクリで女の子みたいだったらしく、これはお前じゃない!と言われて少々時間がかかった。 無事にレンタカーを借りてまずはテントを調達。 ネットで見つけた個人売買のサイトで7ドルのテントを発見。 その人の家に直接出向いてテントを手に入れた。 それから寝袋。 連れの2人は旅する予定で来てたので準備万端だったが、私はノリで来てしまったので寝袋なんて

          アメリカ横断テント旅〜銃を向けられびっくり仰天のフロリダ〜

          アメリカ横断テント旅〜始まりの街ニューヨーク〜

          アメリカ横断の旅。 まずはニューヨークからスタート。 ニューヨークには4日間滞在した。 宿はハーレム地区の安いゲストハウス。 基本別行動で、夜ご飯だけ合流したりしなかったり。 私はブロードウェイのミュージカルを1人で見に行って1人で泣いた。 芸術鑑賞など全く興味がなく、まあニューヨーク来たし行っとくか、ぐらいのテンションで見に行ったが、とても感動した。 自分にも芸術を愛でる心がある事に驚いた。 まあでも、私は音楽が好きだが、ライブに行くとアーティストの登場でだいたい泣く

          アメリカ横断テント旅〜始まりの街ニューヨーク〜

          ノリで乗っかるアメリカ横断テント旅

          特に目的もなくトロントに留学していた時の事である。 とりあえず語学学校に3ヶ月程行き、その後はバイトでも探そうかと思っていた。 しかし英語で履歴書を書くのがめんどくさくて重い腰がなかなか上がらない。 そんなある日、バーで1人の男と出会った。 最近トロントに来た日本人の青年だ。 1ヶ月後、友人とレンタカーでアメリカを横断するらしい。 すぐに意気投合し、一緒に来ないかと誘われた。 私は二つ返事で行くと言った。 まさかこんなに簡単に誘いに乗ると思っていなかったのか、誘っておき

          ノリで乗っかるアメリカ横断テント旅

          格安予約サイトで運良く得した話

          少し前に東北旅行をした。 朝7時の飛行機だったので、仕事へ行く時よりも早く家を出て、のこのこ空港へと向かった。 よく分からん格安予約サイトでチケットを取っていたので、チェックインの仕方が分からず直接カウンターへ。 だいたいこうゆうのは予約画面を見せて名前を言えば何とかしてくれる。 が、 なかなか発券されない。 まだか?と思いながら、ふと上にあった電光掲示板に目をやった。 欠航しているではないか。 ちーん。 欠航の連絡なんて来ていない。 コロナの影響らしい。 10

          格安予約サイトで運良く得した話

          じゃんけんに負けて人生が変わった話

          大学4回生になると研究室配属がある。 やりたい研究や興味のある分野など一切なかったので、ただ楽な研究室に行きたかった。 コアタイムが決まっていて毎日行かなければならない研究室もあれば、噂によると週1行っとけばなんとかなる研究室もあるらしい。 もちろん狙いは週1でなんとかなる研究室。 うちの大学は、とゆうかうちの専攻は、研究室を毎年じゃんけんで決めていた。 と言うのも、配属先は生徒自身で決めろとゆう方針だったからだ。 成績順で決めたがる人もいるが、いつどの成績をどう評価する

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          いろんなはたらく

          はたらくってなんだろう。 高校を卒業して大学へ行って就職する。 それが普通だと思っていた。 そうゆう環境で生きてきた。 大学進学にあたり、学部を選ばなくてはならない。 高校生の段階で、やりたい事なんて何もなかった。 それなのに学部なんて選べはしない。 それなら学部を選ばなくていい東大へ行こう。 とりあえず東大に行っとけばその先の人生なんて何とかなるでしょ。 漫画「ドラゴン桜」でもそんな事を言っていた。 安直な考えだった。 夏までしっかり部活もやったし、現役合格なん

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          コロナと年越しとじいちゃんと

          小さい頃は毎年父方の祖父母の家で年越しをしていた。 父方には従兄弟がいなかったので、祖父母の家に行っても楽しみは家にないケーブルテレビでカートゥーンネットワークを見ることだけ。 ドラマやマンガで見る、友達同士で年越しってのに憧れてた。 そして大学生になって地元を離れ、年越しは友達と過ごすという夢を叶えた。 正月には祖父母の家に顔を出したり出さなかったり。 別に家族と仲が悪いわけではなかったが、友達と遊ぶ事にいつでも全力だった。 就職して地元に戻ってきても、祖父母の家には正月に

          コロナと年越しとじいちゃんと