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YAGIグループ総合展にBioworksが初参加

4月25日、26日に東京・ウィズホール原宿にて開催された、YAGIグループ総合展にBioworksが初参加いたしました。

株式会社ヤギ
1893年創業の繊維商社。社是である「終始一誠意」の精神を守りながら時代と社会の変化に機敏に対応し、現在はマテリアルからライフスタイル、アパレル、ブランド・リテール領域に至るまで、繊維の多岐にわたるビジネスを展開する。

本展はヤギ様本体の事業に加えて、グループ会社と海外拠点が参加する『初のグループ総合展示会』として、2日間で約630名もの方々にご来場いただきました。

ヤギグループの次の100年に向けた第1歩として「Heritage to the future」のスローガンのもと、「サステナブル」「DX(デジタル)」「グローバル」を軸に、グループ企業を横断した『総合力』と『ヤギが描くファッションの未来』が表現されました。

展示会テーマは「BRIDGE」TO SUSTAINABLE FUTURE
ヤギ創立130年の歴史を感じる没入型のコンセプトゾーン

タイを中心としたASEANでのサプライチェーン構築


Bioworksは、バングラデシュ、ベトナム、上海、香港、タイなどの海外拠点が並ぶグローバルエリアに出展いたしました。

Bioworks開発のPlaX™生地と製品を展示


ヤギ様との協業においては、Bioworksが開発するPlaX™の糸、生地、縫製までを、原料産地であるタイを中心としたASEANで行う一貫体制を整え、各拠点に供給する、グローバル展開を目指しています。

海外拠点のひとつ、タイ・バンコクに拠点を置くPROGRESS(THAILAND)は2015年に設立され、現在ではASEAN諸国で生地・資材を調達し、欧米向け製品ビジネス展開の中心となっています。

タイのサトウキビを原料とするPlaX™を、PROGRESS(THAILAND)で紡績まで管理、ベトナム・ホーチミンに拠点を置くYAGI VIETNAMで織布、縫製までを行うスキームなど、タイ国内・ASEANでのサプライチェーン構築により、コスト競争力をあげる狙いです。

現在タイの協力工場では、コットンPlaX™の混紡糸や、
PlaX™100%紡績糸などの生産体制の整備が進められています。


グループ企業との生地開発


ヤギ様のグループ企業との取り組みとして、イチメン株式会社様とはコットンPlaX™の混紡糸を使った生地の開発や、ニッティングメーカーのヴィオレッタ株式会社様とは国内とタイでの生地開発が進められています。

また日本パフ株式会社様とはパイル部分にPlaX™を使った化粧用パフを製作するなど、グループ企業を横断した新たなシナジーが創出されています。

イチメン株式会社
国内外の各産地で開発した布帛生地を、ストックを持ちながら販売。本展示会では、オーガニックコットン・エコベロ・キュプラ・リヨセル等の環境配慮型素材や、ハーブ染め等の染色方法にこだわった素材を展示。

株式会社ヴィオレッタ
1927年に大阪で創業した経編ニッティングメーカー。
現在はインナーだけではなく、ハイブランドのセットアップスーツ、プロアスリートのユニフォーム、資材など、幅広い商品展開を行っている。

日本パフ株式会社
化粧用パフを中心に、長年培った独自のノウハウによる製造技術と徹底した品質管理で化粧用具を製造。リサイクルポリエステルやオーガニックコットンを使用したベルベット生地など、環境に配慮した素材開発も行う。

初開催のグループ総合展に参加して


PlaX™の製造過程を展示

YAGIグループ総合展において、PlaX™は新たな「機能性サステナブル素材」「環境配慮型素材」としてご来場の方々に多くのご注目いただき、実際に手に取って触れていただくことで、品質においても高い評価を得ました。

またメディアにも両社の取り組みを取り上げていただき、今後の動向についてもご期待いただけました。

両社の協業により、タイ・ASEAN諸国での一貫生産によるコストダウンと、クイックレスポンスを実現し、国内ではグループ企業との新たなシナジーを生み出すことで、より多くの場所で新素材PlaX™の普及が期待されます。

今後もBioworksとヤギ様の取り組みについて定期的に発信させていただきますので、ぜひご注目ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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