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【手作りドッグフードの作り手#1】「農業歴=年齢」かぼちゃ農家さんにお話を聞きました

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こんにちワン!
株式会社バイオフィリアのマスコット犬、ココです。
noteの編集担当をしています。

ココの会社では、「CoCo Gourmet(ココグルメ)」というワンちゃんの手作りごはんを作っています。

ココグルメには、鶏肉や豚肉といったお肉だけでなく、かぼちゃやさつまいもなどの野菜もたっぷり入っていて栄養満点です。

栄養だけじゃなく、素材の香りが生きていてとても美味しいごはん。
ワンちゃんたちの食いつきがすごいのも自慢です!

今回は、栄養と美味しさに欠かせない食材を作ってくれている、北海道のかぼちゃ農家さんのお話です。

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農家さんのお話を聞く機会はなかなかないですよね?
ぜひ、このnoteで農家さんの熱い想いを存分に聞いてください!

そして、その農家さんが作っている野菜が入っているココグルメの魅力も一緒に伝われば嬉しいですU(^・^)U

良かったら最後まで読んでくださいね!

◯かぼちゃ農家の西田さん

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今回、インタビューを快く受けてくれたのは、かぼちゃ農家の西田さん。
現在64歳とのことですが、なんと農業歴は64年!

十勝市で農家の家庭に生まれ育った西田さんは、
今までずっと農業とともに人生を歩んできました。

そんな西田さんだからこそ知っている農業の秘訣もあります。
これについては後ほど詳述しますね。

西田さんが十勝市で育てているのは「ケント」というかぼちゃ。
ケントは他のかぼちゃと比べても大きな品種です。

西田さんが実際に持っていますが、大きくてずっしりと重そうですよね!

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ケントは、カットして冷凍食品に使われるなど、加工食品向けの品種となっています。
冷凍でお届けするココグルメにはピッタリの品種です。

では、皆さんにクエスチョン!
かぼちゃの生産量が1位の都道府県はどこでしょうか!?

既にご存知の方、察しの良い方はお分かりだと思いますが、答えは「北海道」。
実は、日本のかぼちゃの半分近くが北海道で作られています。

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(農林水産省, 2020)

グラフからも生産量2位の鹿児島県との間に大きな差があることが分かります。

かぼちゃの生産量が多い北海道ですが、北海道で育てることには一体どのようなヒミツがあるのでしょうか?

◯十勝の土地にはヒミツがたくさん!

西田さんに北海道の良さを聞いてみました。

・水分が豊富

地図を見ていただければ分かるように十勝は太平洋に面しています。

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つまり…

水位が非常に高く、水分が豊富なのです!

今年は、干ばつの被害が非常に多い年でした。
野菜の値上がりのニュースをよく目にしましたよね。

その一方で、水分が豊富なこの土地は干ばつによる不作がなかったそうです。

当たり前のことですが、どの作物も水分がなければ枯れてしまいます。
作物の育ちには欠かせない水分が豊富なのは、農家さんにとって非常に嬉しいことなのです!

・日中と夜中で寒暖差がある

日中は気温が高く、夜中は気温が下がる北海道。
この寒暖差が野菜の美味しさの秘訣です。

日中の気温が高い時に、光合成をしてたくさんの栄養を作ることができます。

そして、夜に気温が低くなると、野菜の呼吸量が抑えられ、栄養の消費量も少なくなります。

要は、お昼と夜の寒暖差があることで、栄養たっぷりの美味しい野菜ができるというわけです。

良いことがいっぱいの北海道でのびのびと育った野菜は美味しいはずですよねU(^^)U

◯安全して食べてもらえるよう自然な農法で

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西田さん、実は以前ワンちゃんと暮らしていたこともあり、ワンちゃんのお口に入るものだからこそ、安全性を大切になるべく自然な形で育てることにこだわっています。

・酪農家さんと協力して化学肥料を大幅減!

北海道と聞くと広い牧場があるイメージはありませんか?
耳をすませば「モ〜」という声があちこちで聞こえそうです。

西田さんの畑の近くにも酪農家が多いのだとか。
そして、動物たちの糞尿を堆肥として分けていただけるそうです。

そのおかげで、大幅に化学肥料を減らした状態で生産できているのです。

より熟成させるためには化学肥料だけではなく、土にどれだけ有機質系のものが入っているかが重要と、西田さんは語っています。

・ある農法を使って作物を健康に!

そのため、1つの畑で同じものを育てないようにしているそうです。

このローテーションのことは「輪作」呼ばれていますが、
作物の健康のためには大事な方法なのです。

西田さんの場合は、ビートという作物とかぼちゃをローテーションして育てています。

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1つの作物を同じ畑で連続して栽培せずに、他の作物と1年ごとに変えていくことで、土の栄養バランスが取れて、作物の病気をふせぐことができるのです。

さらに、西田さんの畑の場合は、落ちたビートの葉っぱが土の中で1つの栄養素となり、かぼちゃに引き継がれているのです。

1つの畑の中で、長い長いストーリーが築き上げられているのですね!

十勝にずっと住んで農業をされている西田さん。

受粉もミツバチを使い、より自然な形で育てることにこだわっています。
さらに収穫した後も熟成させてより良い状態で出荷したりと、細部まで丁寧に作っています。

堆肥のことも含めて、プロだからこそ、より自然な方法でかぼちゃを育てているから安心ですね。

◯ワンちゃんのごはんになると聞いて

これまで、西田さんは人間が食べるものとして、かぼちゃを育て、出荷してきました。

そこで、西田さんに自分が作っているかぼちゃがワンちゃんのごはんに使われると聞いたときの心情について聞きました!

初めて聞いたときは、やはりとても驚いたそうです。

そして、健康で美味しいかぼちゃを育てていると自信のある西田さんだからこそ、このかぼちゃが入ったごはんをワンちゃんが食べて健康にならないわけがない、ワンちゃんにも美味しく食べて欲しいという想いも聞きました。

ココグルメに入っている野菜を作っている方から、このようなお声をいただけたことは、ココたちにとっても非常に嬉しいことです。

◯命のリレーをつなぐ者として

最後に、農業を営む人間としての信念を聞きました。

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農業歴64年の西田さん。

今は開拓者の方が今に至るまで努力してきたことを、どういう風に次の世代に引き渡すかということが残された人生の課題と話していました。

また、信念を伺っている中では、作物という生きるものを育てる農家としての想いも聞くことができました。

「生きるものを私たちが育てて、その生きたものの命を私たちがいただいて。1粒の種からそういうストーリーが始まっている。命のリレーでしょうね。」

このような命のリレーをつなぐ者として、農業の良さを次の世代の人たちにも伝えていきたいと強い信念をお持ちになっています。

「西田が育てたかぼちゃは違う」と言われることをやりがいに、
西田さんは今日も美味しいかぼちゃを育てています。


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 


今回は、ココグルメに入っているかぼちゃ。
そのかぼちゃを作っている西田さんにお話を聞きに行ったときのお話をまとめました。

インタビューを通して、かぼちゃに対する愛を強く感じましたよ。
そして農業を次の世代へ引き継ぐという農家としての強い信念も感じました。

農家さんのプロ意識と熱い想いがあってこそ、美味しくて安心安全なココグルメができていること、お分かりいただけたかと思います!

また、このような素敵な農家さんが作っているということを知れたことは、
ココにとっても非常に嬉しいことでした。

ココたちも、西田さんから命のリレーのバトンを受け取って、飼い主さん、そしてワンちゃんたちに美味しいココグルメを届けていかないければ!と想いを強くしました。

これからも色々な農家さんにインタビューをして、ココグルメや農業の魅力をお伝えしていきます!

また、前に投稿した記事では、ココグルメを作っている工場に潜入して、作られるまでの過程を紹介しました。

ココグルメは、人間用の給食を作っている工場で作られています。
工場も気になるという方は、良かったら読んでみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!


〜うちの子と絆を深めるごはん時間に〜

ココグルメを美味しい!と喜んで食べる
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