販促、営業の経験を活かしてPRコンサルタントに転身!BtoB PRのプロフェッショナルへ
こんにちは。コーポレートコミュニケーション局の川島です。今回は、PR業界未経験でビルコムへ転職し、現在はPRコンサルタントとして第一線で活躍している倉地大輔さんにインタビューしました。
倉地さんは新卒で森ビル流通システム/ラフォーレ原宿に入社し、9年間勤務。入居テナントと向かい合うテナント運営業務(既存店営業)や販促などを担当し、もっとマーケティングに特化した業務に携わりたいと転職を決意。2018年5月、ビルコムにジョインしました。
現在はPRコンサルタントとして、主にBtoB企業の広報、ブランディング支援を担っています。未経験でPR業界へ飛び込んだ想いやPRコンサルタントの魅力、今後目指していきたいキャリアについて聞きました。
未経験でPR代理店へ転職
Q.ビルコム転職に至った背景を教えてください
新卒で商業施設運営を行う森ビル流通システムに入社し、ラフォーレ原宿に配属されました。レディースカジュアルをメインとした入居テナントの運営業務を3年間経験し、その後転勤で新潟勤務となり販促やイベント企画、行政や地場の企業・団体との関係構築を行いました。その後再び異動で東京に戻り、主に催事スペースの営業を3年間行いました。アパレルやファッション・カルチャーに興味があったのと、街のシンボルとなる商業施設の運営・ブランディングに携われることに魅力を感じて就職しましたが、ビジネスパーソンとしての経験を積むにつれ、アパレル業界だけでなくもっと広く、いろんな業界や世界と関わって知見を拡げてみたいと考えるようになりました。当時30歳を過ぎて、向こう数十年仕事をしていくことを考えると汎用性の高いスキル・経験を身に付けたいと感じており、年齢的に、新しいことに挑戦するなら今しかないと思い、転職を考えるようになりました。学生時代から興味をもっていたマーケティング分野に携われる仕事はないか探していた際、ビルコムを知りました。PR業界は未経験でしたが、過去の営業や販促の経験を活かしながら、PRについて学べると面接でお話しいただきました。そして、クライアント企業と直接取引で長期的な統合型コミュニケーションに携わっていることに魅力を感じ、ビルコムへの入社を決めました。
Q.入社後、PRについて学ばれたのでしょうか?
入社後はPRのノウハウを学ぶために、メディア局、プランニング局、プロデュース局と様々な部署で研修を受けました。現在、クライアントの窓口を担当するプロデュース局でPRコンサルタントとして従事しています。入社当時は業界未経験ということもあったので、PRやマーケティングに関する書籍を沢山読み、先輩方の姿を見て学んだり、現場に同行して経験を積んだり、とにかくインプットすることに必死でしたね(笑)。
PRコンサルタントの醍醐味
Q.入社から4年がたった現在の心境はいかがですか?
入社から4年が経ち、ようやくPRコンサルタントとして自身のスタイルを確立できてきたかなと感じています。お客様の業界について知らないことには何も話ができないため、担当する企業の業界に関する書籍を読んで勉強し、その業界の新しい知識を常に吸収することが重要だと感じて実践しています。そうすることで、様々な業界のPRパターンが見えてきたり、時流を把握したりすることもできます。
Q.倉地さんはBtoB案件に多く携わっていますが、どんなところにやりがいを感じていますか?
私は自ら志願して、BtoB企業の案件をメインに担当しています。BtoC企業はダイレクトにPRの反響を感じることが出来たり、トレンドに繋がったりと目に見える成果が大きいのですが、BtoBは全然違うんですよね。記事1本の影響でトレンドに繋がる、ということはないですが、その業界内での影響や反響は大きいですし、1つの企画が点になって、点と点が線でつながりストーリーになるような、BtoCとは違ったダイナミックさを感じています。露出量の増加や新たに取り組んだインタビューなど、一つひとつのポジティブトピックスはクライアント企業の社内全体で共有されやすいですし、クライアントの成長実感を感じやすいところに面白さを感じています。
PRコンサルタントは、クライアント企業と一緒に会社に変化を生み、互いに成長していけるところが大きなやりがいだと感じています。戦略発表会、調査リリース、業務提携のリリースを出して取材を誘致したいなど、ここぞという時の発信機会を獲得し、一緒に伴走できることが嬉しいですね。また、事業部、マーケティングや人事など、広報以外の他部署との連動が強いですし、大きな規模での貢献を感じるため、一緒に成長できることに日々喜びを感じています。特に、クライアント企業のご担当者が社内で褒められたと聞くのが本当に嬉しく、自分のことのように一緒に喜んでいます。ビルコムでは半年に一度、クライアント企業に向けて顧客満足度(CS)調査を行っていますが、その中で「専門性を感じる」「組織内の部署の動きを考えて協力してくれている」などのリアルな声をいただけるのは、やりがいにつながりますし、仕事をする上で自分のモチベーションにもなっています。
ちなみに、これは私だけかもしれませんが、新規でご相談いただく企業の方からお悩み相談を受け、壁打ち相手になっている時間もPRコンサルタントとしてのやりがいを感じています。悩むポイントやつまずく箇所が企業によって異なりますし、社内のこういうところで計画がストップするんだな、と勉強になります。企業ごとに悩みが違うので、的確なアドバイスができるよう、常に多くの引き出しを持っておくことは重要ですし、その引き出しをどんどん増やしていけることは大きな醍醐味ですね。
自社プロダクト「PR Analyzer」をフル活用
Q.ビルコムの強みはどのようなところだと思いますか?
ビルコムで開発提供している、広報効果測定ツール「PR Analyzer」は我々の大きな武器だと思っています。通常、PR Analyzerは自社や競合企業の現状把握や効果測定、社内レポートに活用いただいていますが、私はそれ以外にも、目的に合わせて活用し、PR戦略の設計に活かしています。記事の露出量、媒体や記者、記事の論調から時流を把握し、媒体へアクションを起こすために必要な切り口や素材を導き出し、メディアアプローチ計画を立案しています。必要な場合は調査リリースや、メディア発表会、コンテンツ制作などの提案も行います。こういった数値や分析データを基に「じゃあどうするか」と頭を使って戦略的にPR計画を立てられるのは、ビルコムの強みだなと日々感じています。
ビルコムで働く魅力
Q.組織として、ビルコムのどのようなところに魅力を感じていますか?
魅力は沢山あるのですが、1番はキャリアの多様性があることでしょうか。多様なバックグラウンドを活かしながら、PRパーソンとしてキャリアを積み、みんな自分らしく働いているのは、組織として大きな魅力だと感じています。
また、人間関係がとてもフラットだと思います。ビルコムは、年齢や経験関係なく、わからないところは教え合い、自分たちの経験や知見を惜しみなくシェアし、組織全体で高め合っています。Slack上でもどんどん情報のラリーが行われており、それに対して様々なリアクションのスタンプがバンバン押されています(笑)。チームで業務を遂行する意識が強いですし、リアルなコミュニケーションだけでなく、Slack上でのコミュニケーションも活発なので、出社リモート問わず報告、連絡、相談することができ、とても風通しの良い環境だと感じています。コミュニケーションの中で業務に活かせる新しいアイデアも多く出てきますし、出たアイデアを更に進化させることは、クライアント企業にとってもプラスになると思っています。
Q.ビルコムの業務面での魅力はどのようなところですか?
業務面ですと、ビルコムは大企業からスタートアップ企業まで直接取引しているため、課題感や社内の状況などを直に伺うことができ、一緒に目標に向かって伴走していけることが大きな魅力ですね。クライアントファーストの中でも、新しい施策や良いと思うことにチャレンジでき、個々が裁量を持って日々邁進できるのもビルコムの良さだと思っています。また、感性や経験だけではなく、PR Analyzerの分析結果や数値を基にPRプランをご提案できるので、長期的にご支援することができるのも、魅力のひとつだと感じています。
目指すはBtoB領域のプロフェッショナル
Q.今後やってみたいことや展望を教えてください
冒頭でもお話した通り、私は希望してBtoB企業の案件を担当しています。BtoB企業は国内海外問わず数多く存在していますが、広報PRに対して悩んでいる企業は少なくありません。少しでも悩みを抱える企業の手助けができるよう、BtoB領域でのPRプロフェッショナルになりたいなと思っています。PR業界の中で、「ビルコムはBtoB企業のPRに強い!」と万人から認知されるようになることが、私の夢ですね!
将来的にはマネジメントも経験したいと思っています。BtoB企業を担当するコンサルタントへの指導など、私の経験や知見をシェアすることで、BtoB企業について一緒に語れる仲間が増えるといいですよね。自分自身もそうだったように、PRコンサルタントに特別なスキルは必要ないと思っていますが、想像力の源泉となる知識と体験が大切だと感じています。知らなかったことを知るのが好きで、好きなことを突き詰めることができる人は、PRの仕事に向いてるのではないでしょうか。旅行やスポーツなど、趣味娯楽だったとしても、今しかできない経験を突き詰めて楽しむことができる人は、寛容度も広がり、仕事においても楽しむことができますしね。クライアント企業の成長に貢献したい、いろんな業界やメディアの視点を身に付けたい、ダイナミックなコミュニケーションや施策の一端を学びたいといった気持ちのある方、販促やマーケティングなどに少しでも携わったことのある方にとって、ビルコムは本当に楽しくやりがいのある環境だと思います。
ビルコムでは、一緒に事業をドライブしていける仲間を募集しています。一緒に「見えるPR」の実現に邁進しましょう!詳しくは採用HPをご覧ください。
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