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選択眼は意外なところで磨かれるかもと思った

最近、株を始めて10年経ったので振り返りをしてみました。そしたら値上がり4割、値下がり1割、変わらずまたは微増が5割で、まずまずの結果だなと感じました。

そこで考えたのが選択眼です。私は自分では選択眼がいい方と思っていて、周りからもそう言われたことがあります。

今回は選択眼について考えてみました。

株の成績に選択眼が活きているかも

先ほども書きましたが、私が株を10年やった結果は、値上がりが4割、値下がりが1割、変わらずまたは微増が5割でした。

買ったうちの4割もが値上がりしてキャピタルゲインを得ましたが、一方で半分は株価が大して変わりませんでした。とはいえリスクを抑えるという観点からは1割しか値下がりしていないことは重要だと思います。

株は投資ですので、ギャンブルではありません。もっとも短期的な利益を求めるトレードや上場して間もない成長企業への投資はギャンブル的な性質が強くなります。

非上場株への投資などはかなりの当たり外れがあるでしょう。ベンチャーキャピタルなどは10社に投資して1社上場すればいいと聞いたことがあります。

しかし普通に上場企業の株を買う場合、ギャンブルではなく投資です。よって成長見込みがある企業を選ぶ必要があります。ここで選択眼が活きてくると思うのです。

私も最初の頃は優待利回りだけで見て値下がりしたり、配当利回りが高いから買ったら業績悪化で配当が減ったという目に遭ったりしました。これは起業をしっかり見ないで株を買った証拠です。

ここ3年くらいは業績をしっかり見て、稼ぐ力を気にしています。買ったのに値下がりした株が1件しかありません(また優待利回りにつられて買ったら値下がり)。買ったうち4割は利益確定、残り6割のうち半分は上がってきています。

これで目利き力がもっと高まれば、さらなる利益を得られそうです。

自転車のオールカタログを眺めるのが好きだった

私は選択眼について勉強したことがありません。商品の企画や販売の仕事をやってれば色々な商品を見て選択眼が磨かれるのでしょうけど、そういう仕事もやったことがありません。

1つ思い当たることがあります。私は学生時代に自転車を始めました。最初の3年はどんな自転車があるか知りたくてオールカタログを買っていました。

オールカタログを眺めていると、色々なブランドを知ることができ、ブランド毎にデザインや機能、志向が違うことが解ってきます。横串を通してブランド毎の違いを知る上で、オールカタログは便利だなと思います。

また同じグレードのパーツが付いている自転車でも、ブランドによって価格が違うことが解ります。人気があるヨーロピアンブランドはパーツのグレードの割に価格が高いですし、日本や台湾のブランドはパーツのグレードの割に価格が安いです。

マーケティングやブランディングでは一般的に知られていることですが、ブランド力が高い方が価格が高くてもよく売れるのです。

それ以外にも職人がフレームを手作りしているブランドもあり、これらのブランドはフレームだけの販売のこともあったり、フレーム自体がとても高価なために完成車価格も高くなっていたりします。ヨーロピアンブランド、特にイタリアンブランドに多いです。

こうやって色々なブランドや製品を知ることができるのがオールカタログの良さですね。ということは株のために四季報を買った方がいいのかな?

終わりに

株にしてもプレゼントにしても、選択眼が活きるシーンはあると思います。今回は振り返ってみたら意外なところで選択眼が磨かれていたという話でした。

たまにはカタログを取り寄せて眺めてみたいと思います。四季報どうしようかなぁ。

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