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電池に6000億円投資、ホンダ

電池を制する者はEVを制すと言われるほど、電気自動車の事業化にとって電池事業は欠かせない

電気自動車のコストの3分の一は電池だと言われている

今この分野で先陣を切って突っ走っているのがテスラ。彼らは、電池の研究は最先端で行うも自社では工場を持たず全て外部購入だ。

中国の電池メーカーCATLは現在世界最大の電池メーカーで、22年上半期では世界シェア34%、2位は韓国LG14%、3位は中国BYDの12%

BYDは元来電池メーカーだったが、電気自動車も作りだし、世界中に急拡大しているメーカーで、自動車メーカーとしても時価総額はテスラ、トヨタに次いで第3位、中国では首位だ

従来からあるガソリン車メーカーは、もともと電池の研究開発は行ってはいるが、生産までは考えていない。

また電気自動車では、ハード以上にソフトの開発が重要で、多くの自動車メーカーにはそのノウハウ蓄積がない

とすれば、今後の自動車メーカーの動きは、電池やソフトは外部購入または買収による取り込みになっていくのだろうか

そんな中、ホンダは8月29日、韓国の電池大手でLG化学の電池部門が分社化したLGエネルギーソリューション(LGES)と組んで、米国でEV向け電池工場を新設することを発表した。

2022年中に、北米でリチウムイオン電池生産合弁会社を設立する計画だ。出資比率はホンダ49%、LGES51%で投資総額は44億ドル(約6100億円)。

年間生産能力は最大40ギガワット時で、EV搭載70万~80万台に相当する。現地工場はホンダの主力工場があるオハイオ州を最有力に検討しており、

23年着工で25年の量産開始を目指す。全量をホンダ北米工場向けに出荷する予定だ。

ホンダは三部社長が就任してから、40年までにホンダの新車の全てを電気自動車(BEV)か燃料電池車(FCEV)にする「脱エンジン」宣言を掲げる思い切った電動化戦略を発表。

提携戦略もこれまでの自立・自前主義から大きく転換し、「三部ホンダ体制」を色濃くしている。

一昨日も自動車関係で世界を渡り歩いてきた方のお話を伺ったが、これからのクルマの世界、何でもかんでも自作していてはスピードについていけない。

日本人の気質としては、理論を重んじ、何事も自分でコツコツと組み立てるのが、もの作りの基本だと言っていたが、それじゃ世界の速度についていけないんだ

クルマも世界の優れものを集めてきて組み合わせて作る。そんな考え方に早く変わらなければいけないと。

機を同じくして、トヨタ自動車も、電気自動車(EV)用バッテリーの生産能力を増強するため、日本および米国のバッテリー工場などに最大7300億円を投資していくと発表。

こちらも2024年から2026年に生産を開始する計画。

日本の自動車メーカーの強みは、もの作りの緻密さや正確さ、そして徹底して無駄を省きコストを最小限にすることで最大限の利益を確保、

さらには完璧なメンテナンスと品質管理、プロとしての従業員の育成などは世界の最先端をいっていた

そんな強みも生かしながら、日本の自動車メーカーもそろそろ戦略を固めて動き出したのかもしれない

出典元(写真も)は下記URL参照
https://diamond.jp/articles/-/309011
https://japan.cnet.com/article/35192639/

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