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半固体電池を使った蓄電池、クラウドファンディングで7億円超え

5年前にはあまり知られていなかったクラウドファンディング

今では、新製品マーケティングの登竜門とも言えるほど、多くのバイヤーや一般消費者の目に触れる機会が増えてきた

少し前なら、海外で作られた新製品は、海外現地に行って交渉権を獲得した業者だけが、日本の大きな展示会などで紹介、そこに来場したバイヤー達が買付けに来る

大手の百貨店やブランド店舗には、そこに卸す問屋が決まっていて、その問屋と交渉して納入していくスタイルが日本では一般的だったが、

クラウドファンディングは、全てを飛び越してエンドユーザーに格安価格で、いきなり紹介する衝撃的なスタイルだ

最近では、キャンプや露店でよく見かける蓄電池が、クラウドファンディングで大きな販売額をたたき出している

今回、世界のテクノロジーハブである米国シリコンバレーと中国のシリコンバレー深センに関係する、急成長中のエネルギー技術系のスタートアップ企業がZendure(ゼンデュア)が、

アメリカのクラウドファンディング大手、kickstarterで7億6千万円を売上げ、ハードウェア部門で歴代トップ3を記録した

家庭用発電機は、いままでも結構大きな売上を記録してきたが、今回の製品は、ソーラーパネルとの組合せにより、家庭の電力までも、まかなえるもので、

ゼンデュア・ジャパンは11月21日、家庭用大容量ポータブル(可搬型)蓄電池「SuperBase V(スーパーベース ブイ)」(SBV)を、2023年春以降に販売代理店を通して販売すると発表した。

大きな特徴は、蓄電池に「半固体電池」を採用したことだろう。

半固体電池は、銃で撃っても発火、爆発しないと言われる安全、頑丈、高密度を特徴とし、衝撃に強く、液漏れなどの心配もないという。

さらに、リン酸鉄リチウム電池と比較し、42%以上のエネルギー貯蓄量を可能としている

1台で6.4kWhという大容量で、ケーブルをつないで拡張すれば、容量を増やせる。

ベースユニット2台とサテライトバッテリー8台で、最大64kWhの容量となり、一般家庭で1週間以上使用できる電力量に相当する。

電動アシスト付き車輪を搭載し、大容量ながら、ハンドルを引くだけで楽に移動することができる。

家庭の分電盤とホームパネルオプションを接続することで、家全体の電力をSBVから供給することが可能。

停電時には、瞬時に自動で給電が切り替わるため、電力需給ひっ迫時にも、安定した電力供給が可能だ。

ソーラーパネルからの超高速充電に加え、電力の安い時間に蓄電して、高い時間に給電する自動切替で、節電も期待できる。

スマートフォンアプリで設定・管理が可能で、Google、Amazonなどのスマート音声認識機能を利用した、家電のコントロールも可能としている。

いずれ半固体電池が固体電池になり、もっとコンパクトになって、日本でも普及してくるのだろうか

出典元(写真も)は下記URL参照
https://japan.cnet.com/article/35196363/
https://www.kickstarter.com/projects/zendure/superbase-v-first-plug-and-play-home-energy-storage-system


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