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熊本に数千億円の半導体新工場建設 、ソニー

日本で元気のある企業の代表といえば、ソニーは外せない

今年年初から宇宙に向けてのロケット打ち上げ、その翌日にはラスベガスで開催のCES(世界最大の電子機器の見本市)で電気自動車を披露

今度は熊本県合志市に半導体の新工場を建設する検討を進めていることが明らかになった。

スマートフォンなど向けの画像センサーの生産能力を増強する狙いで、2025年度ごろの稼働を目指し、投資額は数千億円。

新工場の立地には、九州で効率的なサプライチェーン(供給網)を構築したい考えが透ける。

合志市は、半導体事業を手がける関連会社の既存工場である熊本テクノロジーセンターや、

台湾積体電路製造(TSMC)の子会社JASMが建設中の新工場が所在する熊本県菊陽町に隣接

ソニーはJASMに出資しており、同社から画像センサーに必要なロジック半導体を調達する見通しだ

この新工場では、TSMCからセンサーに使う半導体を供給してもらう計画で、同じ県内に工場を置くことでセンサーの一貫生産体制を構築する。

11月10日には、自動運転や人工知能(AI)、スマートシティーといった大量のデータを瞬時に処理する分野に欠かせない次世代半導体の国産化、量産化の開発、製造に向けた新会社「Rapidus(ラピダス)」設立の発表があった。

ここにソニーグループも、トヨタ自動車やNTT、デンソー、NEC、ソフトバンク、半導体大手のKIOXIA(旧東芝メモリ)、三菱UFJ銀行とともに出資することが明らかになった。

 12月13日には、来日中の米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)がソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの工場を訪れ、

ソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長と最先端の画像センサー製造現場や「iPhone14プロ」のカメラに搭載された技術のデモンストレーションなどを視察した。

韓国の追い上げもある中、25年度に世界シェアを60%にする目標を堅持する方針を示し、この目標をモバイル向け画像センサーの技術開発の強化や既存生産拠点の拡張などで達成を図る考えだ

今般の合志市での新工場建設計画は、さらに先を見据えた施策と言える。車載やIoT(モノのインターネット)機器向けなどの需要増を取り込めれば、長期的なシェアの確保にもつながる。

ただ、経済安全保障の観点からも半導体の重要性は高まっており、世界で投資競争が激しさを増す。TSMCは最先端半導体の米国生産に乗り出している。

今回のソニーグループの新工場計画は同社の気概を感じさせるものではあるが、製造品質も含めて競争力を向上できるか試される。

出典元(写真も)は下記URL参照
https://www.zaikai.jp/articles/detail/2434



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