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「空飛ぶバイク」日本初の株式上場準備

3月、プロ野球の北海道日本ハムファイターズの本拠地開幕戦セレモニーで、ビッグボスこと新庄剛志監督が特別仕様モデルに乗って登場し話題を集めたホバーバイク(空中移動バイク)

「空飛ぶバイク」の販売やドローン事業を手掛ける日本のスタートアップ企業、A.L.I.テクノロジーズ(東京都港区)が新規株式公開(IPO)に向けて準備を進めている。実現すれば、国内のエアーモビリティー産業では初の上場だ。

片野大輔社長(37)はブルームバーグのインタビューで、既に主幹事証券を選定し、東京証券取引所と議論を重ねていることを明らかにした。上場の時期や売り出し規模、想定する時価総額についてはコメントしなかったが、上場予定先はマザーズ市場だという。

A.L.Iは2016年、メリルリンチ日本証券で株式のデリバティブトレーダーだった小松周平会長が自由に車やバイク、ドローンが空を飛ぶエアーモビリティー社会の実現を目指して設立した。

ボストンコンサルティンググループなどを経て投資家として参画していた片野氏は19年に社長となり、ホバーバイクの製造・販売や人工知能(AI)を搭載したドローンの研究開発など事業拡大に取り組んでいる。国内では、ソフトバンクも道路や橋、トンネルの点検業務でドローンサービスを提供している。

片野氏は「人が乗るモビリティーを扱うという意味では、公共性がある企業ということが大事」だと話し、事業の特性上、株式上場による「安心感」が必要との認識を示した。ただし、日本でIPOしたエアーモビリティー会社はまだ1社もなく、「何を審査基準にするか、どれくらいまでできていれば良いかなど目安があまりない」と上場準備作業の難しさにも言及した。

A.L.I.はこれまで、セガサミーホールディングスや名古屋鉄道、中日本航空、京セラ、三菱電機などを対象に第三者割当増資を実施しており、サッカー元日本代表の本田圭佑氏も出資している。昨年9月にはゴールドマン・サックス・グループ元パートナーの小高功嗣氏を財務アドバイザーに起用した。

A.L.I.は昨年10月にホバーバイクの受注を開始した。価格は7770万円で、納車は22年前半。片野社長は注文台数について非開示としたが、国内よりも海外からの引き合いが多く、水面や砂漠でも走行が可能なため、特に中東地域での需要が強いと説明。警察や消防が災害救助用車両として、富裕層はレジャー用として購入に関心を示しているという。

片野社長によると、6月にモナコで大規模な展示会を行う計画で、富裕層からの受注獲得につなげたい考えだ。

重量:約300 kg

サイズ:全長:3.7m

全幅:2.4m、全高:1.5m

航続時間:30~40 min

最高速度:80 km

VTOL(垂直離着陸機: Vertical Take-Off and Landing aircraft, VTOL)タイプの自動車の開発は各国で実施されているが、モーターサイクルや自転車に関心のある人なら一度は乗ってみたい人も多いのではないだろうか

出典元(写真含む)は下記URL参照

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-10/R7ZQ72T1UM0X01

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