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足跡① ~初めての挫折~

おはようございます。
片山建(かたやまけん)です。

早速2記事目投稿します!
継続は力なり。気長に投稿し続けていきます。

最近雨が続き、気持ちがどんよりすることも多いかもしれません。

私は過去の失敗を常々振り返り、思い出し、
「あの頃に比べれば今は全然良いわ」
と思うことにしております。

さてタイトルにもありますが、幼少期に経験した
人生初めての挫折です。

①としましたので、勝手にシリーズ化いたします。笑

1記事目にも記載いたしましたが、
3歳から12歳までピアノを習っておりました。

始めたきっかけは母と姉です。

母が知人や知人のお子さん向けにピアノの先生をしており、
姉が母から習い始めたことをきっかけに、
私も強制的に習い始めました。

普段は温厚な母ですが、レッスン中はスパルタ。
音を間違えると、まごのてでお仕置きいただきました。
経験者の方はご理解いただけると思いますが、
音楽記号や指示語によって弾き方を変えます。
私の弾き方が母の想像と違う場合もお仕置きでした。
そのくらい厳しくレッスンしていただいておりました。

今でこそピアノができる男性を格好いいと感じますが、
当時は「男でピアノを習っているのはダサい」と思っておりました。
だからこそレッスンもサボりがちで、手を抜くばかり。

そんな私でしたが、本気でやろうと思ったきっかけがありました。

それは、テレビで見た槇原敬之さんの弾き語りライブです。

槇原敬之さんのピアノと歌声で会場は感動の渦。
男性でもこんなに格好いいことができるんだ!!!
私のピアノ熱は高まり、同時に「歌手になること」が夢になりました。

そこからの私の練習量は目を見張るもの!
母から「どうしてちゃんとやろうと思ったの?」と質問。

私は力強く答えました。
「槇原敬之をテレビで見て格好いいと思った!
だから僕も歌手を目是す!」

息子が初めて夢を語った瞬間。

しかし母からは衝撃的な一言。
「あんた顔があれなんだからやめときなさい」
と鼻で笑う。

「????????????????」
いや待て待て待て。
なぜそれが一言目??

正直この一言は本当にショックだった。

そして私はまたピアノをサボり始めました。
そして母親から
「なんで頑張るのをやめたの?」と疑問。

目に力を入れながら、
「だってお母さんが歌手はやめときなさいって言うから!」
まだ幼い私は泣き出しました。

またもや母から衝撃的な一言。
「そんな顔で産んで本当にごめんね」と大号泣。

私は歌手の夢を諦めるとともにピアノも辞めました。
おそらくこの出来事が思い出される人生初めての挫折でした。

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