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【コーチング】コレクティブ・エフィカシーってなに?

コレクティブ・エフィカシーまたは、集団的エフィカシーという言葉をご存知でしょうか。

つい最近まで知りませんでした。知って得するエフィカシーの色々と高め方について書いていきます。

その前に、エフィカシーについての復習です。

エフィカシーってなんだっけ?

(セルフ)エフィカシーとは、自己効力感と訳される心理学用語です。
「自分は自分の決めたゴールや目標を達成する力を持っているとを認知すること」です。
簡単にいうと、「わたしならできる!と思える力」です。

この自己効力感には、職場や学校、子育てやスポーツなどありとあらゆるところで出会します。

そして、日本人は概して低いと自己評価しています。
自己効力感が低いということは、「わたしにはそれをやり遂げる力はない」と思い込んでいる状態です。
思い込んでいるだけなので、実際にできるかできないかは別問題です。
しかし、「やればできる!」と思ってチャレンジすることと、「できないかもしれない・・・」と思いながら取り組むことでは、結果としての成果にも差がありそうなことはなんとなくわかりますよね。

自信を持って取り組む方が良い結果を生みやすいのです。
わかりやすいのは、プロスポーツです。

良い記録や成績を出す選手は、自分なら必ずできると強く思ってイメージすることで体がそれに応えることができます。
プロ選手に、自分には無理かもしれないと思いながらプレーする人はまずいないと思います。

エフィカシーを高めるまたは高い状態を保つということは大変重要です。

エフィカシーを高める方法

エフィカシー(自己効力感)を高めるためには、以下の方法があります。

  1. 小さな目標を設定する:小さな目標を設定することで、自己効力感を高めることができます。小さな目標を達成することで、自分自身の能力に自信を持ち、次の目標に向けて前向きな気持ちを持つことができます。

  2. 成功体験を積む:成功体験を積むことで、自己効力感を高めることができます。自分自身が過去に成功した経験を振り返ることで、自信を持つことができます。

  3. 継続的な学習やトレーニング:継続的な学習やトレーニングをすることで、自分自身の能力を高めることができます。新しいことを学ぶことで、自己効力感を高めることができます。

  4. ポジティブな自己認識:自分自身に対してポジティブな自己認識を持つことで、自己効力感を高めることができます。自分自身に対して肯定的な評価をすることで、自信を持つことができます。

  5. フィードバックを受け取る:フィードバックを受け取ることで、自己効力感を高めることができます。フィードバックを通じて、自分自身が行っていることが正しい方向に進んでいるかを確認することができます。

エフィカシーが高まると、自分自身が目標を達成するための能力に自信を持ち、より積極的に行動することができます。

コレクティブ・エフィカシーってなに?

さて、本題のコレクティブ・エフィカシー(集団的エフィカシー)とはどういうことでしょう。

コレクティブエフィカシーとは、グループやコミュニティにおけるメンバーたちが、共通の目標を達成するために自分たちの集合的な能力に自信を持ち、その能力に基づいて行動することができる信念や自己効力感のことを指します。

つまり、コレクティブエフィカシーとは、個人の自己効力感がグループやコミュニティ全体に広がり、共同の目標達成に向けた行動を促進するための力を指します。

例えば、スポーツチームの場合、チーム全体が勝利に向けて協力し、自分たちの能力に自信を持って行動することで、コレクティブエフィカシーが高まり、より成功する可能性が高くなります。

コレクティブエフィカシーは、グループ内のメンバー同士の相互作用やコミュニケーションの質、共通の目標設定や意思決定のプロセスなどによって影響を受けます。

最近ですと、やはりWBCの侍ジャパンはコレクティブエフィカシーが発揮されていたなぁと感じます。
大谷選手だけでなく全ての選手が自分たちはできる!と強く信じているのが伝わってきました。あくまでもチームの目標は世界一。予選リーグでなかなか打てない村上選手に監督やチームメンバーからの期待をし続けることで、準決勝、決勝では試合を決める大活躍をしました。

あんなチームだったらいいよな〜と組織に属する誰しもが感じたことでしょう。

コレクティブ・エフィカシーを高める方法

どうやったら、コレクティブ・エフィカシーを高めることができるのでしょうか?
コレクティブ・エフィカシーを高める方法はなんと言ってもグループやコミュニティ内でのコミュニケーションが大切です

  1. 共通の目標を設定する:グループやコミュニティ全体が共通の目標を持つことで、共同で取り組むことができます。目標は、明確で具体的であり、達成可能である必要があります。

  2. グループの協力関係を促進する:グループ内で協力関係を促進することで、グループの結束力を高めることができます。メンバー同士が相互にサポートし合うことで、自己効力感やコレクティブ・エフィカシーが向上します。

  3. グループ内での役割分担を明確化する:グループ内での役割分担を明確化することで、メンバーたちが自分たちが担当する仕事に対して責任を持ち、自己効力感を高めることができます。

  4. 成果を共有する:グループやコミュニティが達成した成果を共有することで、メンバーたちの自己効力感が高まります。成果を共有することで、自分たちの努力が実を結んだことを実感し、次の目標に向けて前向きな気持ちを持つことができます。

  5. コミュニケーションを促進する:グループ内でのコミュニケーションを促進することで、メンバーたちがお互いに理解し合い、共通の目標に向かって協力することができます。コミュニケーションは、意見交換やフィードバックの場としても重要です。

これらの方法を実践することで、グループやコミュニティ全体のコレクティブ・エフィカシーを高めることができます。

ここまでChatGPTの力も借りながら、エフィカシーやコレクティブ・エフィカシーについて解説してきましたが、なかなか日常生活や組織の中で実践したり実感したりするのは簡単ではないというのが実情ではないでしょうか。

そんなときに役立つのもコーチングです。
コーチは、クライアントの最高の状態を一緒につくる役割を担っています。
クライアントが目標達成できるかどうかは、その人自身が達成したいという気持ちがあってこそ。
コーチは、そのやる気スイッチを探しながら対話をします。
あなたのエフィカシー一緒に高めてみませんか?

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