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掌編小説、随筆

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掌編小説と随筆をまとめています。
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#日常

散り散りの自分

散り散りの自分

 僕は「散り散り」だ。
 あれを考え、これを考え、色々考え、いっぱい考え、しかし、どこにも収まらない。本棚から出した本たちが片付けられずに積まれて置かれている。これが、僕の生活だ。僕自身だ。

 僕は努力をやめた。自分の力を見たくなくて、努力をして、頑張って、それでも何も出来なかったらどうしようと不安になって、だから、やめたんだ。

 きっと、最近になって始めたことも、なあなあになって終わるだろう

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虚無感に浸る(日記)

虚無感に浸る(日記)

 作品展への作品提出が終わり、ふぅーっと息をついた辺りから虚無感に襲われています。予定が無くなるとそうなるだろうなと思ってはいたけれど案の定。今は明るい内容の本よりは、虚無感に浸れる本を読みたいと思い、太宰治かセナンクール、もしくはシオランの本を読もうかなと考えています。

 虚無感との向き合い方を模索しています。『夜と霧』で有名なフランクルの『虚無感について』を注文しました。カウンセラーさんから

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最近のことを書くだけ

最近のことを書くだけ

 最近のことをつらつらと書いていきます。
 まず、何気ない日々が一番の幸せだと気づきました。些細なことに心を込めるということも学びました。それと、エナドリを飲むことを「命の前借り」と言うように、スマホ決済は「お金の前借り」だということに気づきました。

 「返って自分のためになる」という考えは無く、ただひたすらに奉仕の精神で、人のためになることをしたいと思っています。でも、僕は手元不如意です。体力

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徒然を連れて 2

 一昨日から日記を書き始めた。
 日記の中身には「もういやだ」とか「もう書けない」ばかりが目立つ。その他にも「もうやめたい」「嫌いだ」「ずっと寝ていたい」「疲れた」がある。これらは小説書きのことについてだ。

 日記にはすごい力がある。思ったことをそのまま書いても大丈夫。どんな文章でも受け入れてくれる。日記が大好きになりそうだ。日記ならいくらでも書ける。数えてみたが、一日に三十行近くは書いている。

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