【African in Barcelona 】

2021年9月4日 09:41

増え続けるアフリカ移民

多額の船代を怪しい業者(マフィア)に支払い、
危険な船で命懸けの、ビザ無し違法入国

モロッコから
ジブラルタル海峡を渡ってスペインへやってくる移民。無念にも命を落とす人々もいる。
体力がある人々は運良く泳いで岸までたどり着く。何という生命力🤩法はさておき眩し過ぎる命。0.1%の奇跡? オリンピック選手並み？の身体能力と運　( perdon !オリンピック全く興味無し🦆)

そんな人命を救助するという活動に情熱を注いでいる一人の女性が存在するという。スペインへやってくるアフリカ移民なら知らない人はいないという、Helena Maleno Gorzón さん。(女神か。)

そんな決死の覚悟で、命からがら海を渡ってきた彼らのその後を知るために、一人のセネガル人に密着してみました🦆(567かの密着)

ヨーロッパは、労働ビザがないと働けない。
仕事がしたくて、海を渡り、柵を超えてスペインへやってきた、働き盛りの、働き者の彼らに労働ビザはない。

ヨーロッパは、マイナンバーのようなもので、全てが完璧に管理されている。契約した者しか働けない。そんな完全なる資本主義社会に、彼らの居場所はあるのだろうか。

街で良く見かける、一部のアフリカ人たちは、
Chatarrero (?約1000人前後?　増加中?)
チャタレロと呼ばれ、金物、鉄、銅線など、リサイクルできるものを、一日中、市内を歩き周り集めていく。

集めたものは市内各所に点在するスペイン人経営のチャタレリア(スクラップ場)へ売りにいく。重さと質で値段は変わる。

一人が徒歩で運べる量は、1枚目の写真の買い物カートいっぱいで約30€前後になるが人生はそう甘くはない。日によっては、一杯で5€の時だってある。人種差別的な扱いも度々ある。しかし彼らは前を向いて歩みを続ける。生きるために。
(どこかに押し込めて忘れたふりをしている感情などはないのだろうか。なるべく笑顔で掘りかえさないように歩み寄る🦆😎コミュ力が試される🦆)

バルセロナへ来て一年になるという、控えめなA君に出会い、話を聴きながら密着して、私はあることに気がついた。そして漠然とアイデアが浮かんだ💡

金物を捨てたい人と、それを拾いたい人を
マッチングできるアプリが有れば一目瞭然、
一日の動きが効率よくなるのではないだろうか

現在、私にはそんなプログラミング技術などはない。だけれども、それらについて学ぶ時間なら、まだありそうなので、色々情報収集を始めました。(🦆ただのサンダル職人の反抗期ですが、なんでも吸収しますのでご教授ください。よろしくお願いします。)
例えば、密着ビデオをYouTubeにあげる、仲間を増やすなどやれることは、まだまだありそうだ。サステナビリティって何？を考えた末に出会った、アフリカ人達がカートを押し運ぶ後ろ姿を、同じ移民という立場から、自分ができる範囲で、追ってみたいと思う♻️自分の成長のために。簡単な問題ではないけれど。。。

彼らがしていることは違法なのことかもしれないけれど、それはひとまずわきにおいて、地球規模で、地球人としてよく考えてみる。リサイクルできる金物を分別せずにゴミとして捨ててしまう市民と、それをゴミ箱から資本主義には欠かせない紙幣に替える移民。家から数キロと近い距離ではあるが、市のリサイクル分別収集場まで、あの重たい金物を自力で運ぶとなると、どんだけリサイクル意識が高くても、少々億劫になるのが市民の本音ではないだろうか？

(ちなみにバルセロナは市が綺麗に回収していますし街は綺麗でリサイクル意識も高い方だと思います。)

彼らは家まで取りにきてくれる上に、物によっては金槌で破壊し、細部にわたり分別までしてくれている。現段階では分かりかねますが、彼らの行動が誰かを苦しめているのなら教えてほしい。

事情はさておき、彼らに少し誇りを持っていただいても宜しいのではないでしょうか？

自然と心からありがとうが言えて、お互いのためになるけれど、法の上では闇取引？
(反社リサイクル♻️サバイブ過ぎる世”）

武器などにリサイクルされないことを願う☮️

※密着写真の投稿は承諾済みです。
(コミュ力はいかされた🦆)
同情じゃなくて尊敬なんです。
人権問題や、移民問題について議論したり、
誰かと争う活動ではありません。
(ただの純粋な愛🦆）