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グループワーク~マシュマロチャレンジ~


ベスリのグループワーク

ベスリではだいたい週に1度、チームワークやコミュニケーションのトレーニングのためクルーの皆さんに参加してもらい、グループワークを実施しています。

上司、先輩、後輩、同僚、、、様々な対人関係が問題から心身の体調を崩された方もリワークに通われています。
例えば、業務の役割分担がうまく行われず仕事を抱え込むことになったり、気になることやわからないことがあっても相談ができなかったり。そういった経緯があると、グループでなにかに取り組むのに苦手意識を持ってしまうのではないでしょうか。

チームワークやコミュニケーションは、人によってもちろん得意、不得意はありますが、練習すれば身につけられるスキルです!

苦手意識のある人だけではなく、自分はできていると思っている人にも新しい気づきや学びを得られるよう、ベスリスタッフは毎回、色々と案を出し、試行錯誤しながらグループワークを考えています。

そして、今回クルーの皆さんに挑戦して頂いたのは・・・マシュマロチャレンジです。

マシュマロチャレンジ

マシュマロ・チャレンジとはパスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って 自立可能なタワーを立てるチームビルディングの為のゲームです。
最も高いタワーを作ったチームが優勝となります。

日本マシュマロチャレンジ協会 - 日本マシュマロチャレンジ協会 (marshmallow-challenge-japan.org)

制限時間内に、限られた道具を使い、チームで協力しながら一番高いマシュマロタワーを目指して作ります🗼
パスタ20本、テープとひもは90cm、これらを駆使しタワーを作ったら、頂上にマシュマロ1つ配置します。やってみたらわかるのですが、この条件がなかなかハードなんです💦

パスタが自立せず悪戦苦闘🦑

このグループワークも大阪と東京をオンラインでつなげてやりました。
チームに分かれたら、まずはどのように作っていくか作戦会議。

大阪チームは作戦会議はすぐに終わり「そのアイデアで行きましょう!」と早速、タワー作成に取り組みます。一方、東京の何チームかはじっくり作戦を練っていました。チームによって、進め方も異なるというのも気づきの1つでした💡

パスタをつなぎとめるテープやひもを切る人、パスタを支える人、設計のアイデアを出す人、それぞれ自分の役割を考え、チームに協力している様子がみて取れました。

東京チームのマシュマロタワー

このマシュマロチャレンジに計2回、同じチームで取り組んでもらいました。
2回目に入る前に、一人ひとり、1回目の自身の役割や行動を振り返りました。2回目では1回目とは違ったチームへの参加の仕方を意識してもらいました。
どのチームも1回目より高いタワーを作ろうとリベンジに燃えていました🔥

大阪チームのマシュマロタワー 1回目(左) 2回目(右)

感想

このグループワークでは、チーム内の行動を振り返り、違った役割を意識してみることで、チームに対する自身の貢献を客観的に考える練習になったのではないかと思います。
実際に「1回目と2回目では、自分の役割を変えてみて取り組んだ」「2回目ではアイデアを出すようにした」といった感想がありました。

さて、次はどんなグループワークをするんでしょうか。
違ったグループワークをしましたら、またnoteでご紹介していきたいと思います。

後日談。
余ったマシュマロは私が持って帰って頂きました。
そのままだと食べきれないので、砂糖の代わりに紅茶に入れて消費しています🫖

記 ベスリ・リワーク大阪 公認心理師・臨床心理士 星野文弥

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